あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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緊急就農相談会

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  隔離していたニワトリを元の鳥小屋にもどした。隔離していると、一手間余計な時間がかかる。1日1回で済むのに、朝、物置から出して、夜、物置に入れるので2回拘束される。
 だから、あと2日ほど隔離をと思ったが、今日夕方、急に思い立って戻すことにした。

 このニワトリに注意が集まるとよくないので、コゴメと青菜で注意をそらせることにした。
    

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 元の仲間の中に戻って落ち着かないのか、それとも怖がっているのか、すぐに、上の画像の椅子に飛び上がった。
 気になってちょくちょく覘いてみたが、その後、床に下りたようだった。
 

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 しかし、夜の寝床のポジションが気になった。真ん中の画像のポジションにはいなかったので、ひとまず安心した。どこにいるかなあと探したら、右の画像の場所にいた。トサカが3分の2ほどなくなっているので、すぐにわかる。
 
 第一段階のハードルは越えた。朝より夕方に戻したのは、よかったかも知れない。傷口もかなり癒えている。明日からの1~2日がポイントになる。2日間いじめられなかったらもう大丈夫と思う。

 野菜の収穫容器に1日17時間(午後5時~翌朝10時頃まで)閉じ込められていることに比べたら、仲間の恐怖感はあっても、こっちの方がストレスは少ないような気がした。しかしこの収穫容器は、いわゆる「ケージ」の2倍の大きさはあったはず。

 メンドリはなかなか見分けがつかないが、今後、このメンドリだけは何かと目に付くことになるだろう。ただ、暇ではないので、何回もこんなことがあったら面倒すぎる。


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 毎日のように麦の画像をアップしているが、麦を見るのが毎日楽しみになっている。
(1)ニワトリのエサに。
(2)敷き藁にも。
(3)麦と麦の間に、ナンキン、トウガン、キュウリのいずれかを不耕起で定植するつもり。
(4)病気の多いナンキンは、来年は2品種にして、5~7本ずつ3箇所に分散して植えようと思う。1品種を1箇所にまとめて定植するのは、病気の多い作物は危険だと思った。

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(今日の夕飯)
ヒラ天とキクイモの煮物
ハム、ホウレンソウ


ゲリラ豪雨

 今年は台風の上陸はゼロだったが、各地で局地的な豪雨が発生。雨が降る時と降らない時の差が目立った。これは地球温暖化が関係しているらしい。
 日照りも困るが、豪雨も困る。大雨の時は田んぼの周囲の細い水路を見回り、落ち葉が水路を遮断していないか確認する。進路を妨害された水は出口を求めて、またたく間に田んぼの方へ流れ込む。半日~1日、畑に水が滞留すると、野菜は根腐れを起こす。
 ヘビが冬眠から覚める「啓蟄」の頃までに、田んぼの周囲の水路の「泥上げ」をする必要がある。


生物防除、世界の潮流

 天敵昆虫や微生物資材を使う生物防除方法が、IPM(総合的病害虫・雑草管理)の推進や食の安全志向、環境負荷の軽減の流れから、世界的に注目されている。
 新しい天敵「スワルスキーカブリダニ」が出現し、天敵に対する見方が世界的に変わってきた。捕食生のダニで、これまでの天敵昆虫より使い勝ってが格段に良いと見られるためだ。(12月23日、農業新聞)

 天敵昆虫は温室(ハウス)で使われている。露地では、
(1)天敵をおびきよせる作物を作る。
(2)1種類を大量に作らない。
(3)多種類作って特定の害虫に目立たないようにする。多種類の中には、特定の天敵をおびきよせる作物もあるはず。

増やせ、土着天敵

 人工的に増殖した土着天敵を利用すると、「無登録農薬の使用」と見なされ、農薬取締法に違反する恐れがあった。しかし高知県の動きを受け、農水省は7月、「特区にしなくても増殖利用できる方向で検討する」と回答した。同県の特例とせず、全国的に認める方向性を打ち出した。(農業新聞8月11日)

 ダイコンサルハムシを食べる天敵がもし出現したら、毎日、飽かずに見ると思う。


緊急就農相談会

 岡山県や県農協中央会などでつくる県担い手対策推進本部は緊急就農相談会を来年1月10日、24日に岡山市駅前町のサンピーチOKAYAMAで開く。景気後退と雇用情勢の悪化に伴い相談件数が増えているため、相談会を急きょ追加した。(12月26日、山陽新聞) 
  
(1)農業にはいろんな入り方があるので、よく調べて、1形態だけ見て飛びつかないように。
(2)半年~1年は実際にやってみないと、やってのけれるかどうかわからない。
(3)大きな元手がかかる農業形態は選択しない。
(4)後継者がいない高齢農家のハウスや果樹をレンタルして始める方法もある。
(5)ビジネス型農業は収入にはつながるかも知れないが、意に反して農薬や化学肥料を使わなければならないことも多いと思う。ワンパック型農業は収入は少ないが、楽しみやおもしろみや癒しになることも多い。どちらに自分の適性があるか、よく考えることが大切。
(6)将来的には作る上ではより困難となる。
イ、気象条件がより過激になる
ロ、害獣は増え続けている
ハ、値上がりすると盗まれてしまう。田んぼはセキュリティのきかない無防備な空間である。
ニ、燃料、肥料、飼料、資材の価格変動は生産者に不利。野菜価格には反映できない。


作文のストック

(1)たくさんあった作文のストックも、毎日更新すると、とっくに空っぽ。
(2)書き続けるためには、書くことと同じくらいの時間を本や新聞読みに費やさないと書けない。
(3)農作業時間、ブログ時間、残りの人生年数のバランスをうまく取らないと崩れてしまう。

 
黙っていれば抹殺される

 「戦わなければ、野たれ死にするだけ。何も生まれん。黙っていれば抹殺される」・・・カネミ油症認定患者で被害救済を訴え続けた矢野トヨコさんの言葉であるが、人はだれでも、それぞれの立場で小さな声を発信し続けることが大切だと思う。
 
 朝日新聞の「オピニオン」や「私の視点」は、自分の全く知らない分野でそれぞれの問題と戦っている人の存在を知らせてくれる。


東京大空襲、63年を経て消えぬ心の傷跡

 
PTSD(心的外傷後ストレス障害)は性被害や災害など比較的短期間の破局的体験を中心にまとめられた概念であり、それをはるかに越える負荷についてはとらえきれていない。
 東京大空襲の被災者ら132人が政府に、救済してこなかったことへの謝罪と損害賠償を求めた裁判の原告尋問がやっと始まった。
 原告たちは、若かった頃の大空襲被害を歴史として語っているのではなく、今、再び苦しんでいる。(朝日新聞12月19日)

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凄惨なニワトリ界のいじめ

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 何らかのアクシデントで、ここ数日、元気がなかったニワトリが、凄惨な「いじめ」にあった。

 小屋の隅にうずくまっていたので、死んでいると思ったが、近づいてみたら生きていた。しかし、トサカがとれかかるくらい、激しい「突付き」を頭に受けている。
 
 とにかく、トリ小屋の外に出した。水を飲まそうと思い、ひしゃくに末期の水を汲んだ。そして、コゴメを少し置いた。そうしたら、コゴメを食べ出したので、まだ食欲はあるなと思った。

 
ちょっと様子を見てから、収穫容器を持ってきてそれに入れた。青菜と水を入れ、家から持ってきていた昨夜のおかずの残りの煮豆とご飯を、このニワトリだけに与えた。よほど腹が減っていたのか、煮豆やご飯をよく食べた。
 
 ニワトリの下に籾殻を敷き、物置に入れて帰った。トサカが取れかかり、かなり出血しているが、薬はもっていない。しばらくはこの状態で飼うしかない。

 回復するかどうかわからない。回復しても、元の群の中にすんなり入れるかどうかわからない。

 ニワトリの「いじめ」は凄惨で残虐で執拗である。死ぬまで突付く。何かのアクシデントで他のニワトリと様子が違ってくると、徹底してその一羽が狙われる。いじめられているのがわかっていても、どうしていいかわからないクラスの先生のような気持ちになっていた。

 昨日、いじめられている時に発する特有の鳴き声を出していたので、ああ、やられているなあと思ったが、どうすることもできなかった。

 致命的な状態になるまでは、なかなか「隔離」できない。しかし今日のは生きていたので隔離できたが、死んでいることも今までにはあった。

 とにかく何らかのアクシデントが起きて、他のニワトリと様子が違ってくると、そのニワトリをめがけて、よってたかって突付き出す。

 こんな時、ニワトリが嫌いになる。



トキ、広がる保護活動
 

 「若い頃に見たトキが舞う姿を何としても見たい」と願う。佐渡市は餌場確保へ2006年度からビオトープや冬季湛水整備に助成、08年度はビオトープ25ヘクタール、冬季湛水は40ヘクタールと合わせて65ヘクタールを見込んでいる。

 11月29日の農業新聞に載った上記の記事の中で、
「冬季湛水」はどのようにしてするのだろうかと思った。当地周辺では「冬季湛水」など見たことがない。
 当地で田んぼに水を張るのは、6月15日~9月20日頃までの3ヶ月間であり、田植えやその後の稲の成長に必要な期間だけ池の水が放水されて、田んぼのそばの細い水路から田んぼに水が引けるようになっている。冬にこれをするなら、冬中、池の水を放水することになるが、そんなことをしたら、肝心の田植え時分に池の水がなくなってしまう。
 雪解け水で冬季湛水が可能なのだろうか?



狙われる冬の牧草地(イノシシが食害)


 イノシシは餌のない冬場に「イネ科」の雑草を多く食べる。

 中山間地域の耕作放棄地の荒廃防止対策として牧草の種を蒔き、牛を放牧するケースが増えていることが背景にある。

 牛を怖がることなく、わずか2、3メートルの近距離まで近づいて一緒に牧草を食べている様子も確認されている。

 イネ科やマメ科の牧草地を放置したままでは、イノシシの格好の餌場を作ったことになる。

 1月から3月にかけて調査した所、イノシシの糞には牧草地に蒔いたイタリアンライグラスなどの牧草が4割含まれていた。(以上、農業新聞12月4日)

 今年は麦を4アールほど蒔いているが、イノシシに餌場を提供することになってしまうのだろうか。この冬、もしそういう結果になったら、麦蒔きを止めざるをえない。

 近くの家庭菜園で作っていた大豆が11月中旬に全部食べられたと聞いたが、あれはシカが原因ではなくイノシシが原因だったのかも知れない。

 イノシシは田んぼの中より、田んぼの「畦」を掘り返すことが多いが、田んぼより畦の方が、餌のミミズが多いことが原因らしい。



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 夏に雨が少なく、サトイモに優先的に水をまわし、サトイモの隣に植えていたヤーコンには、サトイモの半分ほどしか水をまわせなかったが、結果は、それでもかなりの水不足でサトイモの収量はごくわずか。しかしヤーコンは3株でこれだけの収量があった。
 長く「原種」のヤーコンを作っていたが「サラダオトメ」という品種に切り替えてから「割れ」がほとんどなくなった。


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(今日の夕飯)
煮込みハンバーグ
ホウレンソウのおひたし
味噌汁・・・キャベツ

  
 

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定年後の楽しみ

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 定年後の楽しみとしての「30羽養鶏」の道を閉ざしたのは、まさに「鳥インフルエンザ」の出現である。ケージ飼いではなく、地べたで少羽数を飼うなら、あまり怖がらなくてもいいと思う。太陽と青菜をたっぷりあげるなら。
 
 45年前までは、田舎のほとんどの家の軒先で10~30羽ほどのニワトリが飼われていた。我が家も軒先で20羽ほど飼っていたので、農業=ニワトリという意識があった。
 ニワトリは実に有益な鳥だと思う。
(1)手軽
(2)卵を産んでくれる
(3)糞が肥料になる
(4)若鳥の時に絞めれば肉になる
(5)家から出る食べ残りが無駄にならない
(6)野菜のクズが全く無駄にならない
(7)ニンジンの葉、キャベツ、ハクサイの外葉などすべてニワトリが食べてくれるので、全くロスがない。完璧なリサイクル鳥。
(8)世話をする癒し効果
(9)田んぼの風景効果
(10)鳴き声の癒し効果
(11)ゆで卵でイベントができる効果
 まさに20羽のニワトリが未来を救う。


ムシロとカマス 

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 ムシロ3枚とカマス2つを天日乾燥した。45年前までは、このムシロの上で脱穀したモミを天日乾燥していた。太陽が昇ると門先に30枚ほど並べ、夕方には軒下にしまう。それを11月の1ヶ月間ほど繰り返していた。
 
 今は脱穀機ではなくコンバイン。そして天日乾燥ではなく乾燥機。時代はたった45年ほどの間に変わってしまった。これは農家にとって多いに不幸なことだった。新しい機械をまるで競争するように買い続けることを迫られ、買わない自由も無かった。買わないことは稲作を止めることだった。儲かりもしないのに稲作を続けていた父。
 
 ボクが稲作を手伝ったのは、小学校の頃までで、その頃の小学校には「稲休み」なるものがあった。つまり手伝うための休日があった。
 田植えは苗代で苗を取り、手植え。収穫は鎌で手刈り。そして稲を束にして、長い丸太棒に「はざかけ」して干す。2週間ほどして脱穀機で脱穀していた。
 
 稲作の良い時代は一つもなかったと思う。45年間にわたって価格は低下し続けてきた。主食の稲をもう自分は作れない。機械が高過ぎて買えないし、大型機械に使われる稲作など全く面白くない。
 
 ムシロは我が家には70枚以上あったように思うが、今は、残り30枚ほどしかない。ネズミに食われたり、古くなって処分した。ムシロの上でワンパックの箱詰めをしたり、軽四に乗せて宅急便まで運ぶ時に、シート代わりに使っている。

 2枚のカマス
は、この中にサツマイモを入れて寒さ避けにしようと思った。サツマイモは7度以下が続くと腐敗するので、一部はカマスに入れ、一部はムシロをかぶせて保温するつもりである。



田んぼの空きが多くなった 

 ここ数年少しずつ作付を減らしているので、秋冬作の定植が終わっても、田んぼが10アールほど空くようになった。遊ばせておくと草が生えるので定期的に耕運する必要がある。あまり手がかからず、草押さえになると考えたのが、
11月・・・敷き藁用と、ニワトリのエサ用の麦蒔き
5月・・・景観用のヒマワリ
6月・・・ニワトリのエサ用の雑穀(アワ、キビ)
8月・・・景観用のコスモス、雑穀のソバ

 この内、どれだけ蒔けるかわからないが、とりあえず挑戦してみる。それぞれ1アールほどの少量。

 

タマネギ、ジャガイモ、ナンキンの病気
 
 有機農業者が、どんな作物のどんな害虫や病気で困っているのか知らないが、自分の場合は、
秋冬作・・・アブラナ科野菜に来るダイコンサルハムシ

春夏作・・・タマネギ(ベト病)
       ジャガイモ(疫病)
       ナンキン(ウドンコ病)

 春夏作の場合は「害虫」ではなく「病気」である。ただ、この3種類に関しては、病気が来ても全滅することはなく、3分の1~半分の収穫はあげることができる。
 19年間、この3種類には一度も使わなかったが、来年はどうしようか迷っている。というのが、
タマネギ・・・すでに10年以上、同一時期に同一パターンの病気が発生している。近所の人に聞くと、ダコニール1000とかダイセンという殺菌剤を使っているらしく、道沿いで見ても、結構防御ができている。

ジャガイモ・・・すでに10年以上、同一時期に同一パターンの病気が発生している。

ナンキン・・・スタートした頃から、同一時期に同一パターンの病気が発生している。

 毎年同じことを繰り返して、ただ「見ているだけ」という態度は改めようと思う。

 この3種類の作物の病気に困っている有機農業者はかなり多いと思う。病気をむざむざ、手をこまねいて、見逃すだけという態度が、果たしてよいだろうか。

 収量は半減、日持ち(保存性)も半減、仕分時の選別に2倍の時間。特に重要な野菜で、このようなロスを15年ほど、ワンパターンで繰り返してきた。その経済的損失はどれくらいだろう。



家庭菜園の継承

 自分の技術力は全くたいしたことがない。これくらいなら、誰でも真似ができる。ただ、現実に伝えなければならないのは、誰でも真似ができる一般的な作り方だと思う。その点、スペシャリスト農家の技術力は高く、なかなか真似ができない。
 
 旬に忠実に、露地野菜だけの、少量多品目生産という家庭菜園型作り方でも、口頭で教えてくれる親や他人がいたら、その指導者の経験年数だけの知識を受けることができる。その期間が1年間だけでは、覚えづらい点もあるが、3年もついてくれれば、身体で覚えることができる。自分のスタートと父の晩年がちょうど3年間重なった。恵まれたスタートだった。
 
 定年後にスタートすると、親はすでに亡くなっている可能性が高い。今、日本の農業現場で、農業技術の伝承がことごとく途切れようとしている。農業の伝承は難しい技術や学校で教わる技術ではなく、家庭菜園で親から子へ、子から孫へという伝承こそが大切である。このようにして地域地域の農業が守られてきた。それが今は断絶している。これは日本の農業の大きな損失である。そして自分のバトンリレーもすでに20年を切っている可能性が高い。
 
   
         
 
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当地の紅葉

 
 
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(今日の夕飯)
焼き魚・・・市販の惣菜
ダイコンとニンジンの煮物
トリのから揚げ、エビ天・・・市販の惣菜


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国の借金 1人当たり660万円

 昨日は、眼科へ行って、皮膚科へ行って、散髪に行ったら、1日が過ぎた。
 作付面積はたった25アールほどなのに、なにやかやと忙しい。加齢のせいにはしたくない。

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 今日の出荷の帰りに、宅急便営業所の目の前にある「コメリ」というホームセンターで、パンジー4本、ビオラ4本、紅白の葉ボタン2本を買った。正月が近くなるし、少しは玄関先に花がないと。


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 夕方、レタスの種を蒔いた。たくさん蒔いたように見えるが、3袋は残り少々だったので、実質は少々。
 1袋も蒔くと多すぎるので、3分の1~半分ほどずつ蒔いている。
 今の時期に蒔くと、3月のお彼岸頃に定植して、4月下旬頃から収穫できる。
 右の農具は上から地面をたたくようにして使う、「ごろ土を細かくする農具」である。めったに使うことはないが、育苗の地床を整える時に使うことがある。この農具は我が家にいつ頃からあったのか知らない。子供の時から目にしていた農具である。全く壊れない。「取っ手」はモロマツという木を使っているので腐りにくい。


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  夕方、タマネギ予定地にメタン菌液肥を6荷担いだ。6荷ほどだったらそんなに重労働ではない。この場所はタンクの置き場から10メートルなので、担ぐといってもたった10メートル。担ぐことより、タゴを片手で持って、柄杓で施す時の方が重労働である。

 40リットル(20リットル×2)は担げない。36リットル(18リットル×2)なら担げる。
 もっと早く準備しておけばよいのに、タマネギの定植が近くなって、あわててしている。黒マルチをすることの最大のメリットは、定植の1ヶ月以上前から植え付け(定植地)の準備ができるということなのに、それができない。


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  稲秋が終わり、コゴメをもらったので、与え始めたら、産卵率が急上昇した。今日は9個も産んでいたので3割。

  

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 昨日のナスビの葉も食べていた。これは食べないだろうという先入観はいけない。とにかくトリ小屋に入れて、選択はニワトリにまかせる。

  

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 サトイモは食べないだろうという、これも先入観があった。しかし、トリ小屋に入れると画像のように食べていた。
 ただ、ナスビの葉もサトイモも、他に好きな食べ物があると食べない。他に食べる物がなく、腹が減っていたら、たいていのものは食べる。 

 
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 画像はニンジンの茎。今日は「葉」しか食べていなかったが、他に食べるものがなかったら、明日の朝までには、葉だけでなく「茎」も、跡形もなく食べる。


定植本数を繰り返し暗記

 野菜を定植する時、20本定植するのも40本定植するのも、時間や手間は変わらないということがよくある。ところが50本を越えると、40本までとはかなり違ってくるというような場面にしばしば遭遇する。
 
 それは作物によっても全て異なるが、その分岐点となる数は個人個人によっても異なる。
 
 来年の作付のために、今年の本数を暗記するが、その時に、いつもひっかかってくるのが「サツマイモ」である。サツマイモをワンパックのうちの1種類として作る場合、その採算の悪さにうんざりする。
 
 イノシシの被害を防ぐ電柵、おびただしいネズミの被害、黒マルチ(サツマイモは必須)を張る手間、はがす手間、収穫の手間、収穫後の仕分(選別)の手間。


国の借金


 財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高(借金)が2008年9月末時点で843兆2794億円になったと発表した。一人あたりの借金は、10月1日時点の人口推計1億2771万人で計算すると約660万円になる。(山陽新聞11月11日)

 660万円も借金があったら、払えない。それなのに、新しく道路を作ったり、ダムを作ったり、下水道を作ったり、よくそんなことができると思う。

  そのうえ、各家庭に6万円ほどばらまくという話・・・この国は本当に壊れていると思う。お年玉みたいなカネ・・・これが先進国かと思うと恥ずかしい。
 ぜひ必要な個所にピンポイントで支援するのではなく、完璧なばらまき。どうしてこんな発想が出てくるのだろう。 
 
 これが個人の家庭だったら、家を改修したり、トイレを改修したり、車を買い換えたり、2泊以上の旅行に行ったりするだろうか。それ相応の質素な生活を心がけると思う。生活費だけで、他の事にまわすカネなどないと思うが、国は平気で上記のものを作ろうとする。
 
 必要でもできるだけ「先送り」「先送り」して現状維持のつつましい生活をするのが個人の家庭である。国のやり方は「借金があるのに、そのうえ家を新築する」のと同じ。
 
 660万円を誰が払うのだろう。次の代へ押し付けるのか、それとも踏み倒せるものなのか。これで国が破産宣言しないのが不思議である。

 

農水省 続く不祥事 3つの構造的問題

 日本の農林水産業を守るため、市場原理に逆らった制度をたくさん作り、ひずみが出ている。

(1)汚染米のミニマムアクセス米はその曲型。農家保護と引き換えに、需要がないのに消費量の1割弱にあたる年間約77万トンを輸入している。

(2)それらの制度が作物ごとに細分化されていて、一部の関係者にしかわからない。チェックされにくく、問題が表面化した時は深刻な事態になっている。

(3)何度も国民から批判されても、毎年3兆円弱の予算は確実に入る。不正発覚で売上が激減する民間企業とは違う。それだけに根が深い。(朝日新聞9月23日)

 

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(今日の夕飯)
レタス、コンニャク炒め
鶏肉フライ・・・市販の惣菜
ナスビの煮物
アミの煮物
 

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オオカミは益獣だった

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 8月21日に蒔いたニンジンが収穫期に入った。たった67日でこれくらいの大きさになった。雨が適度に降って生育条件が良かったのかも知れない。発芽した当初は糸のようにか細いが、作物の生育はたくましい。
 
 ニンジンはイノシシの大好物のはずだが、まだやられたことはない。電柵はサツマイモだけで、ニンジン、ジャガイモ、ナンキンの3種類に電柵はしていないが、まだ被害はない。これはとてもありがたい。しかし将来はわからない。

 4月上旬に蒔く春夏作のニンジンはあまり太らないが、8月のお盆後に蒔く秋冬作のニンジンは良いのができる。これから翌年の2月末まで少しずつ出荷し、2月末には残り全部を掘りあげて、春の耕運の邪魔にならないところに埋めておくと、4月の桜が咲く頃まで食べれる。


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 ヒヨコを導入してから、来年の5月26日で満4年が来る。4年飼ったら新たにヒヨコを導入してきた。つまり今のニワトリを全部淘汰する時期が来た。しかしこの一群のニワトリはとても元気で、ヒヨコの時からまだ1羽しか死んでいない。厳密に言えば客死したオンドリを含めて2羽であるが、この鶏舎で死んだのはまだ1羽である。
 導入したのは、
※メンドリ・・・30羽
※オンドリ・・・2羽
 
※おまけ・・・・メンドリ1羽
 合計33羽-2羽=31羽。つまりまだ31羽も残っている。普通ならもう25羽くらいに減っているはずだが、「自然死」もないし「いじめ(突付き)死」もない。だから、来年の春に淘汰するのをちょっと躊躇している。1年先延ばしして、未踏の5年目突入も視野に入れているが、それは来年3月中旬頃までの「産卵率」にかかっている。すでに産卵率はかなり落ちているが、それでも食べ量には十分過ぎるほどある。厳寒期にもこの状態をキープして少しずつでも産み続けるようなら、もう1年飼おうと思うが、今以上に産まなくなったら淘汰するつもり。
 
 田んぼのくず野菜のリサイクルが目的といっても、やはり、卵もある程度産んでもらわないと、購入エサやコゴメの「ただ食い」になる。
 
 ただ、この羽数では自分で絞めるには数が多すぎる。最後まで自分の手にかける、または肉にして食べるというのが正しいニワトリの飼い方であるが、肉はすでにしわくなりすぎて、ダシくらいにしか使えない。10羽ずつ3回に分けて絞める(出刃包丁で首を切る)エネルギーも、今はまだ湧いてこない。

 
   
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 ジャムにするルバーブ。香りがするわけではないが、ルバーブは「ハーブ」に分類されている。何となく「フキ」に葉や茎が似ているが、フキより茎がかなり太く、1株からたくさんの茎が出る。太い茎なら4本もあればクリープの瓶がいっぱいになるくらいのジャムができる。
 
 小口切りして、ルバーブの重さの半分の砂糖を加え、弱火で20~25分ほど煮ると、酸味のあるおいしいルバーブのジャムの出来上がり。
 
 強さと弱さが共存するハーブである。土地が気に入れば5月~11月末頃まで収穫できるが、茎葉が良く伸長するのは、4月下旬~6月中旬と、10月中旬~11月中旬で、夏場は成長が止まったようになっている。
 
 土地が合わなければ枯れることも多い。 4株しかないが、かなり出荷できる。
 
 株分けが簡単で、株分け時期は秋冬の収穫が終わる11月下旬頃か、3月上旬頃。


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  久しぶりに液肥を使った。ここはニンニク予定地。120個ほどしか植えないが、これもワンパックの必須(個人客だけ毎回1個入れる)作物。
 液肥を散布した後、井戸水をポンプアップして薄めた。

  
 
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 柿の葉が舞い落ちる頃、当地でも紅葉が始まる。来月の中旬頃には紅葉を求めて県北にドライブするのを楽しみにしている。車はこの農業用軽四しかないので、どこへ行くのもこの車。
 道すがらの谷川沿いに車を止めて、アンパンや缶コーヒー、コンビニ弁当を食べながら、しばしの間、ぼう~っとするのが無上の楽しみ。


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 今年はミカンが裏年らしい。それと関係があるのかどうか知らないが、今年のユズは去年に比べて大幅に少ない。去年の3分の1も成っていない。それでも「ユズ茶」は十分飲める。ユズを半分に切り、ちょっとしぼって、熱湯を注げば出来上がり。
 「ユズ茶とふかし芋」は長い夜の友達。



「オオカミの護府」 地域の風習記録映画賞で優秀賞


 ニホンオオカミは1905年、奈良県で捕獲されたのを最後に姿を消した。その後も目撃情報はあるが公式確認はなく、絶滅したとされている。
 食物連鎖のトップにいたオオカミはシカやイノシシを餌とし、農業にとっては益獣だった。

 オオカミは農作物を守り、家と村を守ってくれる・・・

 オオカミ信仰は山への感謝の表現であった・・・

 下流の農民が、水と肥沃な土をもたらしてくれる源流の山に対する思いを映像にした・・・

 絶滅の原因は狂犬病の流行と、病気のために凶暴になって家畜や人を襲ったためとも言われる・・・

 獣害防止のため、もう一度、森にオオカミを放とうと提案している学者らもいる・・・(以上、農業新聞10月28日)

  おとぎ話の「赤ずきんちゃん」で、オオカミは害獣と思い込んでいたが、自分の認識不足だった。近世以前の世界では、民間信仰の対象だったとは・・・。
 
 オオカミはシカやイノシシを餌とし、農業にとっては益獣だったという言葉は、コペルニクス的衝撃だった。


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(今日の夕飯)
オムレツ
レタス
サトイモと豚肉の煮物


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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