あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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ハーブと野菜の状況

2008_05312008年05月31日0042

 画像の手前はローズマリー。ハーブは12種類を作っている。
(ハーブティ用ハーブ6種類)

(1)レモンバーム・・・・・10株ほど
(2)レモンバーベナ・・・・10株ほど
(3)レモングラス・・・・・・16株ほど株分け予定

(4)タイム類(コモンタイム・レモンタイム)
(5)ミント類(スペアミント・ブラックミント・アップルミント)
(6)セイジ


(料理用ハーブ6種類)

(1)ローズマリー・・・・・・40株ほど
(2)スイートバジル・・・・今年は300株
(3)イタリアンパセリ・・・今年は200株ほど予定

(4)ロケット・・・・・・自分の場合、10センチ間隔で定植(1200本ほど)
(5)ディル・・・・・・・定植より直播の方がよいかも(5メートルほど)
(6)チャービル・・・定植より直播の方がよいかも(10メートルほど)

備考
(1)タイム類、ミント類、セイジはハーブティ、料理、兼用。
(2)ロケット、ディル、チャービルは秋冬作しか作っていない。


2008_05312008年05月31日0001

 スイートバジルが6月2日の月曜日には少し出荷できる。ハーブ類は収穫期間がどれも5ヶ月間以上続く。だから作ることより売る力が必要。
 1本の電話をイタリア料理店かフランス料理店に入れて見る。その小さなハードルが越えれるかどうかだけ。営業に早い遅いはない。鮮度がよくて、安全で、安ければ、すぐにあなたに仕入先を変更してくれる。

 

2008_05312008年05月31日0030

 画像はチンゲンサイ。春夏作のアブラナ科野菜はあまり害虫の被害を受けないように思う。
コマツナ・・・・・・・・・・エンサイ
ホウレンソウ・・・・・・ツルムラサキ
チンゲンサイ・・・・・・青シソ
春ダイコン・・・・・・・・

 コマツナ、ホウレンソウ、チンゲンサイ、春大根の4種類は、エンサイ、ツルムラサキ、青シソへの単なる「つなぎ野菜」。現在はチンゲンサイしか作っていない。チンゲンサイは2週間ずらして2回蒔いている。

 下記4種類は、まだ野菜のそろわない5月に重宝な作物である。
チャイブ(ハーブの極細ネギ)
ニラ(これも和製ハーブ)
ルバーブ(これもハーブでジャム専用、株分けが簡単)
フキ

 
2008_05312008年05月31日0009

 このオクラはポット育苗ではなく直播。当地では5月20日を過ぎると、直播でも良く発芽する。これは確か25日か26日に蒔いた。発芽の失敗を繰り返して5回目の蒔き直し。
 通常より3週間ほど遅れたが、今後の成長は早いので、収穫期は2週間遅れの7月15日頃から。

2008_05312008年05月31日0018

 サトイモ。以前は400個ほど植えていた時期もあるが、現在は150個。400個ほど植えていた時期は、水路から水を引かせてもらっていた。現在は井戸水しか利用していないので、水の関係で150個ほどが限界。サトイモは「水肥え」と言われるくらい、水分要求量が多い。
 それと、自分の場合は1株で1キロほどしか芋が入らない。1キロ400円で売っているが、あまりに採算が悪すぎて作るのがばかばかしい。
サトイモ     1キロ  400円
ツルムラサキ   500g   200円
 ツルムラサキは今年は6月中旬には出荷できそうであるし、11月上旬まで出荷し続けることができるので、サトイモに比べて10倍以上採算がよい。しかし、ワンパック宅配の場合、サトイモを作らないわけにはいかない。

 
2008_05312008年05月31日0039 

 明日は小梅を収穫する予定。


2008_05312008年05月31日0033 

 画像はトマト。トマトは実際に赤く色づいて、収穫物を手にするまで、口に入るかどうか自信が持てない。病気も多いし、上からはカラスが下からはタヌキが狙う。トマト全体を網で防御する必要があるが、自給用のこんな作物に案外と手間がかかる。


 
 人生はもうあまり長くないし、本を読めるかどうかもわからないが、気になる作家はメモしておいて、いつか読みたいと思う。
 現実は、20代の半ば以降は本を読む時間がほとんど取れていない。
 今メモしているのは、中上健次さん、鎌田慧さん、高村薫さん。自分ほどの年令で読んでも遅すぎるとは思わない。
 1冊でも読んだら、そのつどブログに読書感想文を書く予定にしている。
 ちょっとグーグルで検索してみた。

中上健次さん・・・1946年、和歌山県新宮市生まれ。享年46歳。ボクは1953年生まれだから、中上さんとは7年しか違わない。同世代に近い。46歳という若さですでに亡くなられているが、書き残したことはなかったのだろうか。

鎌田慧さん・・・グーグルで「鎌田」と検索したら出て来た。炭鉱や労働現場をルポしていて、現代のワーキングプア問題の先駆けのような人。

高村薫さん・・・新聞に時々登場しているが、この作家の視点にはいつも納得させられる。この女性作家の書かれた記事だけは最後まで読んでいる。1953年生まれ、同じ年。 

2008_05312008年05月31日0055

(今日の夕飯)
キャベツ、ウインナー
タマネギとグリンピースの煮物・・・昨夜の残り
豆ご飯


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韓国には兵役義務、日本は農家研修を必須単位に

 韓国には兵役義務があり、19歳になると徴兵検査を受けなければならないらしいが、それに先立って高校生になるとすでに「軍事教練」が始まり、1年2年では週に3回、大学受験で忙しい3年でも週に1回あり、1回につき1時間ほどの軍事的な教育を受けるらしい。

 軍事教練などは絶対に反対だが、これを「農業従事義務」と置き換えて考えたらどうだろうか。つまり高校卒業までに、一定日数の農家研修をしないと卒業単位がもらえないとか。
 
 どういう農家へ研修に行くかは本人の自由にして、稲作でも果樹でも野菜農家でもよい。とにかく、卒業までに10日間の農家研修を必須科目とする。大学でも同様に、学部に関係なく、卒業までに15日間の農家研修を必須科目とする。

 これが将来のいい経験になると思う。就農予行演習のような。

 これができないのなら、「田舎暮らし講座」のような科目を設けて、田舎暮らしのための基礎的な作業(草刈機の使い方等)を身につけれるようにする。
 
 中学、高校で「農業」を、国語や社会のような必須科目にしたらよいと思う。英語や数学は知らなくても生きていける。しかし、最低限の「自給自足術」は、中学、高校の段階で経験しておかないと、いざ食糧難という時に本当に困る。その時に必要なのは、教養ではなく、グアム島で生き抜いた「横井庄一」さんのような「生きる術」である。
 
 今の学校教育は「企業(組織)」のための学校教育になっている。企業(組織)から脱落した、もしくは正社員の道を閉ざされた、3分の1の日本人にとって必要なことは、企業(組織)に属さなくても「生きていける術」である。
 
 それには、中学、高校の段階での「生き残り術」「田舎暮らし術」「自給自足術」という学習科目の新設が必要である。

 3分の1の人たちにとって、英語や数学など必要ない。白い社会から追い詰められた人間に必要なことは、
(1)20羽ほどのニワトリの飼い方であり、
(2)ニワトリをつぶして肉にする方法であり、
(3)イノシシを捕まえるワナを仕掛ける方法であり、
(4)ヤギの飼い方であり、
(5)簡単なトリ小屋や物置の作り方であり、
(6)山の湧き水をホースで引く方法であり、
(7)ほんの45年前までは、人糞が最も大切な肥料であったという事実であり、
(8)薪で風呂を沸かす方法であり、
(9)ごく簡易なメタンガス発生装置から、メタン菌液肥とメタンガス(プロパンガスの代用)を自給する方法であり、
(10)ドラム缶を利用しての簡易な炭焼き方であり、
(11)主食となるであろうサツマイモ、ジャガイモ、サトイモの3種類の芋の長期保存方であり、
(12)鋸(ノコ)や鎌(カマ)の研ぎ方であったりする。



2008_05302008年05月30日00582008_05302008年05月30日00252008_05302008年05月30日0051 

 ナンキンとキュウリの成長が芳しくない。どうしてだろうと考え続けていたら、液肥が原因のように思えた。
 
 栄養失調かもしれない。栄養が足らなかったら、成長が止まったようになるし、病害虫の被害を受けやすい。
 
 何でそう思ったかというと、ジャガイモも成長が止まったようになり、少し病気が発生しているから。

 液肥に「窒素分」が足らなかったような気がする。液肥はヌカ(リン酸成分)とナタネカス(窒素成分)を5対1くらいの割合で入れることにしているが、きちんと測って入れることはなく目分量。その目分量のナタネカスが少なすぎたと思った。
 
 ナタネカスは、半年ほど前から、以前の2倍ほどの価格に上昇しているが、高くなったから控えたわけではない。いつも控えぎみになる理由は、
(1)ナタネカスの大半は輸入物であるという点。
(2)ナタネはほとんど遺伝子組み換え作物になっているのではなかろうか。だからその絞りかすであるナタネカスも当然そうなる。

 この2つの理由でナタネカスの割合を少なくしていたが、肥料効果の点では、きちんと分量を入れるべきだった。

 このメタン菌液肥を指導してくれたKさんからは、米ヌカ(4)に対してナタネカス(1)の割合で投入するように指導を受けていたにもかかわらず、ナタネカスをかなり減らしていた。

 春夏作の全てに、「追肥」をする必要があるかもしれない。



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 追肥とは、このイタリアンパセリのように、作物の株間の黒マルチを手で破って少し穴を掘り、その穴に液肥を追肥する。面倒だが、追肥はこんな方法である。


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 サツマイモに早々と黒マルチを敷いていたら、その黒マルチを得体の知れない害獣に掘り返されてしまった。サツマイモの挿し木をしてから電柵を設置したらいいと思ったが、何も植えていないのにやられた。
 今日、また新たに黒マルチを敷いた。


2008_05302008年05月30日0018 

 そのサツマイモの苗であるが、月曜日か火曜日の夕方に第1回目の挿し木をしようと思う。
 挿し木苗を切り取る前の3日間は、昼間はポリを全開にして、葉を外気になれさせる(こわらせる)必要がある。

 2008_05302008年05月30日0007

 ヤグラネギは、ネギの上に「子供ネギ」ができるので、これを切り取って植えればよいが、種を蒔くことと比較して、労力はあまり変わらない。

 

2008_05302008年05月30日0005

 自家採取するのは、このソラマメだけである。


2008_05302008年05月30日0001

 チマサンチュというレタスであるが、下葉から順次収穫できるので、長期間収穫ができる。味は結球レタスに比べて劣るが、収穫期間が長いのは大きなメリットである。

 
2008_05302008年05月30日0045

 エサやり以外の時にトリ小屋に入ると、オンドリは攻撃的な体勢をとってくるが、そうでない場合は、画像のように、威嚇というか、威圧するように「コッケコッコー」と鳴く。


2008_05302008年05月30日0069

(今日の夕飯)
ミートスパゲティ
レタス
タマネギとグリンピースの煮物


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依存症

 次女が、「夕飯のおかず、毎日ブログに出しとん」と夕飯を食べながら聞くので、「毎日出しとるよ」と返事をした。「恥ずかしゅうねん」とまた聞くので、それには答えず、何が恥ずかしいか、恥ずかしくないかは、人によって違うと思った。ただ、配偶者に反対されると、夕飯のアップはちょっとできないと思う。

 我が家の住人はボクのブログを見ない。特に子供は全く見ない。ただ、ブログは誰が見ているかわからない。親戚に出す年賀状にはブログのアドレスを明記しているし、集落内でもボクのブログを知っている人がいるので、夕飯のおかずを知っている人もいるだろう。生活に事欠いていると心配して電話をくれた親戚もいるし・・・。でもいちいちそんなことを気にしていたら何も書けなくなる。

 我が家は農家なのに、買った惣菜をよく食べる。「家であんまり作らんのじゃろうかと思われるかも知れん」と考えた。確かに、出荷の帰りに自分がスーパーで買ってくることもあるし、マルミさんが仕事帰りに買ってくることも多い。ただ、多くても夕飯に占める市販の惣菜の割合は3~4割です。

 農家であることのメリットは、今日はあまり食欲がないなあと思える日でも、家の軒下に置いてある野菜を見ながら、何かを作る。今日はタマネギとキャベツを炒めた。昨日のソラマメの煮物もまだ残っている。そうしたらやっぱりマルミさんが市販の惣菜を買って帰った。

 

 よく考えてみたら、自分のやり方は、どれもこれも中途半端だと思った。

 農薬に関しても、完全無農薬ではなく、秋冬作のアブラナ科野菜だけは使っている。

 夕飯も自分の田んぼで収穫できた野菜だけを食べるのでなく、市販の惣菜をしばしば買っている。

 除草剤も、自宅の門(かど)まわりだけは使っている

 ニワトリのエサも市販の購入飼料の割合は、年間を通して考えると3割ほどになる。

 化学肥料は全く使っていないが、化学資材(黒マルチ、透明ポリ)をよく使っている。

 政党も右よりも左よりも嫌い。社民党、民主党を支持。

 本当に中途半端だと思う。性格もそう。何事にも徹底していない。良く言えば中庸の精神。



 

 今日の朝日新聞にギャンブル依存症のことが書いてあった。正式名は「病的賭博」もしくは「病的ギャンブリング」と呼ばれるらしい。

 良い習慣はなかなか身につかないのに、悪い週間はすぐに身につく。自分に関して言えば
 アンパン依存症・・・山崎の薄皮アンパンが大好物
 コーヒー依存症・・・インスタントコーヒーを1日6~7杯

 熱中と依存症は紙一重だと思う。中毒と依存症も紙一重。
 パチンコ中毒、ニコチン中毒、アルコール中毒。これに対して、ブログ依存症、仕事依存症、研究依存症。これらは、いい方に解釈すればいい方にとれるし、悪い方に解釈すれば悪い方にとれる。依存している本人は往々にしてよい方に解釈するが、周囲の家族は迷惑している場合が多い。

 自分の場合、父の宗教依存症を子供の頃から見てきて、宗教を否定的に捉えるようになった。宗教、スピリチュアル、精神世界、神社、お寺を肯定的に捉えていない。宗教的なものを信じていないし、大半の人は主催者のビジネスにうまく利用されていると思う。

 自分も人間だから、神様、仏様にすがったりすることも多い。しかしそれは神社やお寺や宗教に「お参り」するのではなく、大地とか草木とかの身近な自然に対して、ただ祈るだけである。形式(形)あるものに祈ったりしないし、そういうことに1円も支出したくない。

 近世以前の人々の信仰は、「万物の神は土に宿す」という土着信仰だったと思う。集落や道沿いにある野仏様や石仏様に対して、ただひたすら祈り、ただひたすら願ったのだと思う。身近な家族の死というどうすることもできない悲しみに対して、大地からまた新しい命が芽生えてくるように、生も死も大地を介して、いつの日か輪廻転生を繰り返すものと考えたのだろう。
 
 土から離されてしまった現代の人間は、宗教、スピリチュアル、精神世界、神社、お寺に、過度に依存するようになった。

 自分の場合は、近世以前の人と同じように、大地や草木に対してひたすら祈ることだけ。ただ、輪廻転生は信じていない。死んだら「無」。思い出だけが自分の心の中で生き続けるのだと思う。

 何か、あらぬ方向に指がキーボードを打ち続けて、あまりに話が硬くなった。
 
 
 我が家は初代の祖祖父の時代に「金光教」に帰依した。ボクが子供の頃には、毎月1回、夜、集落のお年寄りが参って来られて10人ほどで拝んでいた。そして父は、朝と晩の2回、毎日、家中に聞こえるような大きな声で金光教の詔(みことのり)を唱えていた。
 
 そういう宗教的な雰囲気で育ったので、宗教はとっくに卒業した。父の宗教依存症で一つ良かったことは、「生まれながらに宗教を背負ってきたような気がして、自分は無駄な時間を宗教に費やさないですむ」こと。

 宗教や神社仏閣、精神世界、スピリチュアルは「お布施の世界」。くれぐれも騙されないように、くれぐれもなけなしのカネをつぎ込むことのないように。人の弱さや悲劇に忍び込んでくる。

 

 今日は年に1度の人間ドックの受診日だった。市の人間ドックなので割引があり1万円。
 悪い箇所は別に無かったが、コレステロールが多く高脂血症と毎年診断される。甘いものがよくないらしいが、アンパン依存症が止められない。卵もコレストロールが多いらしい。卵は自分の栄養補給の一つなので、1日1個、少なくとも3日に1個は昼食で食べている。
 卵もピンからキリまである。草をたらふく食べさせているからコレストロールはほとんど含まれていないはず・・・そんなことないか?


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 我が家の草だらけの庭に咲いている花。左上から、ビロード草、アイリス、黄金葉しもつき?、アヤメ?、チェリーセイジ。


2008_05292008年05月29日0019

 軽四の車庫にもタマネギを吊るした。トタンは何回か交換しているが、この車庫は45年前の豚小屋。


2008_05292008年05月29日0033

(今日の夕飯)
キャベツとタマネギの炒め物
春巻き、鶏肉・・・市販の惣菜
ソラマメの煮物・・・昨晩の残り

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自給自足型農業への支援が最も大切

 野菜とハーブのシミュレーションを自分はしょっちゅうやっている。毎月どころか、1日1回は頭の中で反復している。そして、蒔き時(植え時)や定植本数などを諳んじている。

(春夏作)

1類             タマネギ
                ジャガイモ

2類 エンドウ・・・・・・・→キュウリ
    グリンピース・・・→ナスビ
    スナックエンドウ→ピーマン
    ソラマメ・・・・・・・→オクラ

3類 レタス・・・・・・・・・・→ナンキン・・・・→サトイモ
   キャベツ・・・・・・・・・→ニガウリ・・・・→ヤーコン
                トウガン・・・・→サツマイモ

4類 チンゲンサイ・・・→エンサイ
               ツルムラサキ
               青シソ

その他の春夏作 (インゲン・ニンジン)、(スイカ・トマト)



 
 韓国では「犬肉論争」が起きているらしい。日本人は犬肉を食べないから、お隣の韓国人は「野蛮」などと思ったりはしない。
 
 多分、何も言われずに犬の肉が出てきたとしたら、この肉は牛肉でもないし、豚肉でもないし、鶏肉でもないし、何の肉だろうぐらいの軽い気持ちで口に入れるのではなかろうか。

 スーパーに並んだ肉からは、その動物が生きていた姿など想像すらできない。犬がかわいそうに思うのは生きている姿を想像するからである。ではなぜ、牛や豚をかわいそうに思わないのだろうか。
 
 ボクは子供の頃に、祖父が「ニワトリを肉にする」現場によく出くわした。残念ながら、殺しの現場そのものは見ていない。見たのは、羽がむしられて、つんつるてんになったニワトリが、いつのまにか「肉」に変身していく過程だけである。

 ニワトリは自分でもつぶせるが、牛や豚、ヤギ、犬となると、ちょっと怖い。現場を見る勇気もない。もう40年以上も昔の話であるが、父は牛の屠殺の現場を見る機会があり、その日は飯がのどを通らなかったと話していたのを記憶している。

 

 
 バターの品切れが続いているらしいが、我が家ではほとんどバターというものを買ったことがない。マーガリンなら食パンにつけるために、無くなったら買うが、パン食はあまりしないので、一度買えば長期間ある。
 間食にアンパンはよく食べるが、朝、昼、晩の食事は、ご飯を食べないと腹持ちが悪い。
朝・・・ご飯、味噌汁、納豆、海苔、前夜の残り物
昼・・・ご飯、味噌汁+卵1個、海苔、前夜の残り物
 で済ませることが多い。

 

 
 農業も資本主義の市場原理にさらされたから「限界集落」が発生した。農業に他産業と同じ市場原理を持ち込むとこうなってしまう。
 かといって、国営や市営が良いといっているのではない。それをすれば今以上に生産性は落ちる。これは旧ソ連のコルホーズやソフホーズを見れば明らかである。
どうしたらいいかというと、
(1)規模拡大路線は農政の誤りだった。もう何十年も農業の近代化や大規模化が言われ続けてきたが、現実はそうなっていない。
(2)特定の認定農業者を支援するのではなく、小規模農家を増やすことこそ大切だと思う。
 自給自足型、有機農業型、定年帰農型、家庭菜園型
(3)動物のリースを地域で数多く手掛ける→これに補助金
(4)挫折したサラリーマンの逃げ場として田畑を位置付ける
(5)ひも付き援助にしない
(6)自給自足型農業は、里山の景観を守ることにつながるし、農業の底辺を広げながら次の世代につなげることができる。
(7)農業は他産業と同じようには稼げない。しかし、「土に触れることの癒し」「風景からの癒し」「森林の中で受ける癒し」、こんな効能がある。
(8)農業者への援助は、
イ、特定の認定農業者を援助することでなく、
ロ、限界集落を援助することではなく、
ハ、輸入価格が高騰した飼料代を補填することではなく、 
 反資本主義的生き方である「自給自足型農業」を支援してあげることが最も大切だと思う。これこそ農業の未来を切り開き、次の世代に引き継ぐことのできる最先端の農業形態である。
 
 資本主義経済下では、生きていくための最低限の固定費が毎年アップし続ける。
 社会保険料のアップ
 各種ライフライン料金のアップ
 消費税のアップ 

 こうなると、ますます農業では食っていけなくなる。自給自足型農業への支援は、生活の固定費部分(ライフラインと社会保険料)の支出金額を援助することである。 
 
 自給自足型農業を支援することは、一見、何のメリットもなさそうに見える。しかしこれこそ

 農業を本当に守ることにつながり、

 自給率を上げるには結局これが正論であり、

 次の世代の農業を援助することにつながり、

 地球環境を守るにも、最も大切な援助であり、

 しいては、サラリーマンを開放することにもつながる。

 

2008_05282008年05月28日0008

(今日の夕飯)
サケ
キャベツのスープ
ソラマメの煮物
スナップエンドウの炒め物

 

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中山間地域直接支払制度

 中山間地域直接支払制度・・・中山間地域などの条件不利地域が制度の対象。集落を主な取り組み単位に、耕作放棄の防止や担い手の育成、農作業の効率化などの目標を定めた「協定」を集落住民で結び、それに取り組むことで交付金を受け取ることができる。

 この制度、農業の底上げに何かメリットがあるだろうか。
 
 もっと若い「ロストジェネレーション」の世代の人を対象に、農業への新規参入を促す手厚い援助をした方がいいと思う。たとえば、新規就農塾のような形で、
(1)草刈機の使い方、チェーンソーの使い方
(2)草刈機の刃の研ぎ方、チェーンソーの刃の研ぎ方
(3)種の蒔き方や蒔く時期、定植の仕方や定植の時期
(4)トラクターの使い方
(5)堆肥や温床の作り方
(6)簡易なニワトリ小屋の作り方、簡易な物置の作り方
(7)簡易なメタンガス発生装置の作り方
 
 こんなことを教えてあげる機関があればよいのにと思う。

 そして、最も大切な援助として、

(1)国民年金、国民健康保険料の補助(年間20万円)
(2)家賃代の補助(7千円×12ヶ月=8万4千円)
(3)ライフラインの補助(2万5千円×12ヶ月=30万円)
(4)車代、ガソリン代補助(5千円×12ヶ月=6万円)
 合計、約65万円を「新規就農手当」のような形で「5年間の援助」をすることはできないだろうか。

 「中山間地域直接支払制度」をするのなら、ロストジェネレーションの世代に上記の援助をして欲しい。この方がはるかに農業の底上げになるし、未来を感じる援助だと思う。
 
 中山間地域直接支払制度に、農業の未来など全く感じない。



 農業新聞は読んでいるが、その他の農業専門誌、たとえば「現代農業」とか「農耕と園芸」とかの専門誌はほとんど読んでいない。
 専門書は読んでもあまり役に立たないように思う。ブドウとかトマト等のスペシャリストになるのなら、専門の本が役に立つのかも知れないが、少量多種類を作るやり方では、細かい専門的なことより、 
(1)適期に種蒔きや定植ができるか
(2)適期に間引きができるか
(3)適期に草取りや中耕ができるか 
(4)水やりの手間がとれるか
 が問題になる。
 結局のところ、こんな基本的なことに手が取れなかったり、雨続きで遅れてしまったりする場合が多いので、これ以外のことには手が回らない。自分の場合は、何本定植するかが、最も大切な項目である。

 

2008_05272008年05月27日0057

 午前11時頃。この時間帯でもこれだけ日陰。
 野菜の収穫物は収穫のつど、ここの日陰に置き、その日の全ての収穫が終わったらすぐに、軽四の上に秤を置いて、仕分け作業をする。
 この場所がなかったら、収穫物は家に持ち帰って仕分けをするか、あるいは、物置の中で仕分けをする必要がある。
 農業を始めてから、この日陰の重要性に気づいた。



2008_05272008年05月27日0048

 ニンジンの最終間引きをした。
春夏作→4月上旬蒔き→6月20日~7月末収穫。
秋冬作→8月中旬蒔き→11月上旬~2月末収穫。
 春夏作の収穫期間は40日間、秋冬作の収穫期間は4ヶ月間。
 

2008_05272008年05月27日0046

 キクイモが50センチほどの高さになったので、上半分を切り、下半分の25センチほどを残した。中心の茎を止めると、葉の付け根から、わき芽が伸びてくる。そのわき芽を同じように止めると、孫芽が伸びてくる。
 このように切り戻すと、よく茂り、背を高くしないので、台風でも倒れない。

2008_05272008年05月27日00182008_05272008年05月27日00232008_05272008年05月27日0009

 今日、タマネギの収穫をした。労働配分の関係で、収穫→結束作業→葉を3分の2ほど切り捨てる→軒下に吊り下げる、までの一連の作業が1日で終わる範囲内でタマネギを定植している。1500本ほどの定植が自分には限界である。

 かなり病気がきていたので、アップしたくなかったが、収穫直前に写した。例年4月上旬頃までは、全く病気は発生しないのに、4月中旬頃に降る雨の後あたりから、毎年決まって病気が発生する。
(1)病気がくると、収穫量(重量)は、3分の1以下に落ちる。
(2)8月のお盆頃までしか日持ちがしない。

 タマネギの病害虫を防ぐと言われるハーブのカモミール効果は、今年もほとんど見られなかった。

 収穫期の関係で、毎年、タマネギの隣にワケギ、ニンニク、ラッキョの3種類を植えているが、ワケギやニンニクに先に病気が発生して、それがタマネギに伝染しているのかも知れない。対策として、
(1)この3種類を来年はタマネギから離す。
(2)タマネギも2~3箇所に分割して植える。



2008_05272008年05月27日0077

(今日の夕飯)
カワハギ
ナンキンの煮物・・・先日もらったナンキン
ミンチカツ・・・市販の惣菜
キャベツ

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「立ち上がる農山漁村」募集

 早朝収穫と仕分けが終わり、朝食を食べ、今10時10分、ブログに向かっている。たいてい夜しか入力しないが、夜だけにすると、どうもだらだらと時間だけが過ぎていくような気がして、昼間に少しでも打った方が、ブログ時間を短縮できるかなと、少し挑戦。

 

 地元の山陽新聞より全国紙の朝日新聞の方がはるかに読み応えがあるが、天気予報は山陽新聞の方がかなり見やすい。だから、天気予報は山陽新聞しか見ない。
 
 それともう一つは、第一面が朝日は少し硬い。第一面だけは、
(1)もう少しカラフルに。
(2)政治だけでなく、生活臭の記事を一つ入れる。
(3)内容のレベルを一つだけ、少し身近なものにする。
(4)「ひと」のコーナーを第一面に入れると、少しカラフルになり、政治より人間が第一に扱われているような気がすると思う。
(5)第一面だけは、もう少し漫画チックに、デザイン的にも内容的にも、もう少しとっつきやすくした方がいいと思う。この点も山陽新聞の方が入りやすい。

 

 最近、山陽新聞の特集記事に「ネット汚染・迷走する子どもだち」があり、今日はその第3部「虜」で、「仮想世界に浸る廃人」という見出しだった。
 「ネトゲ」と呼ばれるオンラインゲームにどっぷりつかり、日常を犠牲にしてまで架空の自分にしがみつく。ネトゲはその依存性の強さが近年クローズアップされている。韓国や中国では連続十数時間プレーした末に突然死したケースが報告されている。

 自分も時々、これは「ネット依存」の症状かも知れないと思ったりする。
(1)ランキングの順位が気になって、ブログの入力中にも時々、ランキング順位を確認する。
(2)四六時中、今日のブログの更新のことを考えている。
(3)ブログに費やす時間がとにかく多い。
(4)家のごそごそ用が少しおろそかになっている。
(5)家族との対話の時間がブログに少し奪われている。
(6)田んぼでも一人、ブログも一人、「オタク」「ネグラ」的な性格が表面化してきた。

 それでも、
(1)夕飯時には、仕事上のマルミさんの不平を聞き、時々、建設的意見?を言う(そこそこ内助)。
(2)昼間はたいてい農作業に精を出す。
(3)時々、時間を作って田んぼ見学に行く(外出)。
(4)今の所、日常生活にさほど支障を起こしていない。

 しかし、ニコチン中毒やアルコール中毒に比べたら、ネット中毒はまだいい方だと思う。
 20年前、自分もニコチン中毒からやっと脱出できた。脱出するには、
(1)止めよう、止めようと常に意識しておくこと。
(2)きっかけを最大限利用すること。つまり、止めれるチャンスが来た時に、そのチャンスに飛び乗れなければ、チャンスは逃げていく。
(3)タバコを吸っている人の近くに、その間だけは行かないようにする。
(4)1週間が勝負、それを過ぎれば楽になる。
(5)1週間だけは、人にあまり会わず、家でゆったりした生活を送る。
(6)自分の場合は肺炎が止めるきっかけになった。医者から3日間はタバコを吸わないようにと言われて、それがきっかけとなった。1週間ほど職場も休んだ。

 

 当日のネタは翌日に繰り越さない。朝起きた時、今日のネタ「ゼロ」から出発する。ゼロから出発しても、農業という独創的な仕事をしているので、何がしかのネタを提供してくれる。サラリーマンをしていたのでは、ブログのネタはすぐに途切れるような気がする。
 
 週1日はブログの休養日を設けようと思ったりもするが、リズムが崩れそうで不安。
 

 
 「立ち上がる農山漁村」募集

 政府は、農林水産分野で、地域活性化に取り組む先進的な団体や個人を選定する「立ち上がる農山漁村」の募集を始めた(5月26日、農業新聞)。
(1)農山漁村振興への情熱と独自の経営感覚がある。
(2)地域資源を最大限に活用している。
(3)革新的な地域戦略がある。
(4)経済活性化や雇用創出に貢献している。
 ・・・などが基準となっている。今秋をめどに有識者会議が50例程度を選ぶ。募集は7月31日まで。問い合わせは農水省農村振興局農村政策課 ☎03-3502-5946

 自分に当てはめて考えて見た。
(1)→情熱というより日々の生活に必死。これくらいの収入では経営感覚は無いに等しい。
(2)→地域資源を最大限に活用しているかと言われると、池や山の風景を少し活用している程度。
(3)→革新的な地域戦略とは何だろう。何の変哲もない土地柄。
(4)→経済活性化や雇用創出には全く貢献していない。自給自足型だから。

 だめだこりゃ。何一つ該当しない。

 

 卵価明暗(農業新聞5月26日)

アメリカ・・・この1年半で2.5倍に上昇
日本・・・・・・ほとんど変わらず

理由
アメリカ
(1)飼料高で生産意欲が減退
(2)動物愛護法やアニマルウエルフェア(家畜福祉)によるケージ飼い羽数の制限
(3)養鶏業者の間で出荷を補い合う仕組みがあり、生産を抑え気味にして過剰を防いでいる
(4)輸出で米国内の流通量を減らす動きにある

日本
(1)鶏卵は「物価の優等生」とされ、ここ30年、スーパーの販売価格はほぼ据え置かれている。
(2)激しい価格競争の中、生産者は赤字でも出荷しなければ取引先を失いかねない。つまり、生産過剰と過当競争が原因。

 全国養鶏経営者会議は、「今後は廃業に追い込まれる生産者が続出する。流通や相場のあり方自体を考え直す必要がある」と、危機感を募らせる。

 

 ジャンボタニシを見たことがありますか。グロテスクなタニシである。特にピンク色の卵が三面コンクリートに産みつけられた様は異様である。
 
 始めてみたのは、義父の田んぼの近くの水路である。先日は籾蒔きの手伝いだったので、ジャンボタニシを目にすることはなかったが、6月14日、15日は田植えの手伝いに行くので、その時はジャンボタニシがたくさん目に入るはず。
 
 ジャンボタニシは体長約7センチ。アルゼンチン原産で1981年に食用として輸入されたものが野生化したとされ、西日本を中心に用水路などに生息する。田植え後の幼苗を好んで食べるらしい。

 当地ではまだジャンボタニシを目にしたことはない。しかし義父の田んぼとは20キロほどしか離れていないので、いずれ、当地にも押し寄せてくるかもしれない。1981年から数えるとまだ27年経過しているだけ。

 イノシシやシカもジャンボタニシのように、急ピッチで増え続けている。


 
2008_05262008年05月26日0001 
 31羽のニワトリの朝食。今はコゴメがないので、購入した配合飼料とヌカを与えている。配合飼料のほとんどは輸入品。地域で取れたものではなく、海の向こうの異域で取れたものである。青菜で解毒。
 夕食にはヌカを少し与えることもあるが、たいていは朝と同じ量の草だけ与える。
 今日、5月26日はニワトリの満3周年。平成17年5月26日に、四国の「南伊予」という腑卵場から送ってもらった。
メンドリ30羽・・・・・・・・1羽死亡(自然死)
オンドリ2羽・・・・・・・・1羽死亡(闘鶏で敗れた後、客死)
メンドリ1羽おまけ付き


2008_05262008年05月26日0019

(今日の夕飯)
レタス
コロッケ・・・市販の惣菜
トマト・・・先日もらったもの
ソラマメの煮物


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太陽光発電も保守点検が必要

 昨夜、あれほど気になった雨なのに、今朝、田んぼへ行ったのは昼飯を食べてから。
 思ったほど影響はなく、目立って被害を受けた作物はなかった。
 

コンバイン総経費は、購入価格の1.7倍(農業新聞5月24日)。

(1)購入価格
(2)燃料費・・・軽油1リットル113円
(3)点検整備費・・・2年に1回
(4)事故修理費
(5)車庫費
(6)利子と税金

 各メーカーの希望小売価格は4条刈りで平均667万。新品購入で10年間使用を前提とすると、毎年45万円の維持管理費がかかり、総経費は1117万円だった。販売価格だけでなく、毎年の維持・管理費などを把握して購入することが大切と書いてあった。

 新品のコンバインはこんなに高いのか。知らなかった。自分の場合は
(1)カネがないから稲作の機械は何一つ買えない
(2)機械操作が苦手
という理由で、父の病気入院の年に即、稲作は手放した。自分より若い世代は、高価な稲作の農具を買ってまで稲作はしないだろうと思う。




 畜産・酪農危機突破 京都府生産者大会が24日開かれ
(1)配合飼料価格安定制度や経営安定対策の充実強化
(2)生産コストの適正な価格転嫁対策
(3)地域に根ざした畜産対策の確立
 などを盛り込んだ要請決議を採択したと農業新聞に出ていた。

 こんな記事が農業新聞に最近多いが、これはどう考えても「おかしい」と思う。最もおかしいと思うのは、飼い方の誤り。
 
 45年ほど前までは、ニワトリは20~30羽ほど。牛は各家に1頭飼いが普通だった。そしてエサ(飼料)のほとんどは、地域の中で調達できるもので飼っていた。つまり、多頭数は飼料の関係から飼えなかったのである。

 それが高度成長とともに、海外からの飼料輸入が活発となり、いつのまにか、飼料のほとんどは海外からの購入飼料となった。
 
 本来、四里四方の範囲くらいで賄える自給飼料の範囲内で畜産はされるべきなのに、安易に海外からの購入飼料に依存してきた。
 
 購入飼料の高騰は、「自分たちの所でエサが賄える範囲の畜産経営をしなさいよ」という警鐘だと思う。
 
 つまり、頭数や羽数を減らして、飼料の自給をめざす方向にシフトすべきなのに、「輸入飼料高騰→補助金」では、全く対策になっていない。

 
 自分は、牛乳はあまり安全な飲み物と思っていないので、ほとんど購入することはないし(飲まないし)、ニワトリも、入れ替えの時に卵が半年ほど切れるが、その期間は卵を極力買わない(食べない)ようにしている。
 
 つまり、エサのほとんどが海外からの購入飼料である畜産物を、体内にあまり入れない方がいいと思う。

 
 茨城県古河市で「牛乳博物館」を造っている中田俊男さんは「輸入飼料に頼った今のやり方を変えないと、本当の意味で安定した食の豊かさは生まれない。放牧や粗飼料で飼育して、生産のアクセルを緩めるなど、日本にある資源を生かした新しい発想で、将来に備えていく必要がある。それが畜産の未来に夢を与えることにもなるだろう」と書かれていた(5月19日、農業新聞)

 

 太陽光発電も保守点検が必要(5月15日、朝日新聞)

 「太陽光発電システムは工業製品であり、20年という寿命が想定されている以上、メンテナンスは不可避だ。現場での性能把握が困難なことを理由に、関係者はそれを避けてはいないだろうか。
 パネルの発電効率よりも、屋外という過酷な環境下で、いかに長期的に性能を維持できるかという点だ。そのためには行政や業界がメンテナンスに正面から取り組み、故障や不具合を積極的に発見するための技術開発と、それに基づく保守点検システムの構築、技術者の育成に力を注ぐべきである。
 設置して終わりなのではなく、設置してからが始まりなのである。」

 太陽光発電は初期投資の金額が200万以上もするので、我が家の屋根には太陽光発電システムは設置していないが、もし設置を考えられている場合は「無知の涙」にならないよう、購入後の定期的保守点検がどうなっているのかきちんと確認する必要がある。

 

2008_05252008年05月25日0001 

(今日の夕飯)
トマト、豚肉炒め、キャベツ
ナンキンの煮物・・・昨日もらったナンキン


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自分の農業世界を一心に見続ける

2008_05242008年05月24日0074 

 牛窓町の大規模農家に嫁いでいる姉が、画像の野菜を持ってきてくれた。キャベツとナンキンは出荷しているが、キュウリとトマトはハウスの隅で食べ量を少し作っているだけ。
 
 
5月中下旬の今の時期にこんな野菜がすでにできているのを見せ付けられると、自分の能力不足を痛感させられる。
 
 義兄は農業高校を出てすぐ、18才の時から実家の農業を継いでいる。自分とは3才しか違わない。ハウスを立てたりするのは朝飯前のようである。規模は自分の10倍の3ヘクタールほど。これだけの規模を夫婦と高齢の父の3人でやっている。
 
 稲作の3ヘクタールはさほど大規模と思わないが、野菜の3ヘクタールは大きい。主な出荷野菜は、春夏作では、シロウリ、春キャベツ、春ハクサイ、トウガン、ナンキン、秋冬作では、キャベツ、ハクサイ。
 
 自分の農業世界とは別次元の農業世界を生きている人も多い。できる人はできるのだろうが、できない人は何十年経過してもできない。
 
 人と比較しても仕方がない。人は人である。とにかく自分の農業世界を一心に見続けるしかない。


 

2008_05242008年05月24日0022

 この田んぼは猫の額ほどの大きさしかないので、果樹を数本植えている。その一画は、我が家の台所から出る「生ゴミ」の捨て場にしている。食器洗いに合成洗剤を使っているので、台所の流し場から出る生ゴミはニワトリには与えず、生ゴミ容器が一杯になったら、この場所に捨てている。よく水で洗い流しているので、洗剤は残っていない。 
 
 穴を掘って「土中堆肥」にするように、生ゴミの上に米ヌカをふったりもしていない。いい堆肥ができないし、面倒くさいから。
 
 そのまま捨てると、狙っていたようにすぐにカラスが来るが、炊飯器のご飯粒があるくらいで、カラスが食べるようなものは少ない。これからの時期は天日ですぐに乾燥するので、ハエが来たりするようなこともない。

 生ゴミだけでなく、保存中に腐ったタマネギやナンキンもこの場所に持ってきて捨てている。去年の10月頃に腐って捨てていたナンキンの種が発芽して、画像のような大きさになっている。草を刈る時に一緒に毎年刈り飛ばしているが、今年は1~2本、実験的に残してみようと思う。


 
 今、外は土砂降りの雨。最近の雨は過激な雨が多い。こんな雨脚の強い雨は野菜によくない。この1時間ほど断続的に降り続いている。野菜が嫌がっているのがわかるが、どうすることもできない。これだけ降ったら、畦草刈り以外の農作業は2~3日できそうにない。
 
 明日はまた田んぼのそばの細い水路を点検してまわる必要がある。落ち葉や枯れ草が水路をふさぎ、田んぼの方へ水が流れ込むことがよくあるから。
 
 激しい雨がまだ降リ続いている。野菜が・・・困る。


2008_05242008年05月24日00492008_05242008年05月24日0067 

 ニワトリのエサ(購入した配合飼料と米ぬか)は物置に置いておくとネズミが食うので、軽四に乗せているが、外出や出荷の時にはおろす必要がある。それが面倒なので、やはり物置に置くことにした。昨夕、粘着式のネズミ捕りを配合飼料の周囲に設置して帰ったら、今朝早くも、小型のネズミが2匹引っかかっていた。

 アジサイの季節がやってきた。でもこんな雨は困る。

 トリ小屋の屋根が雨漏りして、ちょっと雨量が多いと大きな水溜りが2箇所、トリ小屋の中にできていたが、4月にトタン板を張り替えてもらったので、もう雨漏りはない。16年ほどトタン板は持ちそうなので、次に張り替えるのは70才過ぎ。多分、生きている?
 
 農業に定年はないと言っても、「出荷農業」は65才くらいが限界。すでにカウントダウンが始まっている。



2008_05242008年05月24日0014

 芋床に雨を入れるため、今朝初めて、覆っていたポリを全開にした。この大きさになるまでは水分はいらない(地中の水分だけで足りる)が、今後は水分が必要。
 
 ムラサキ芋の苗だけ生育がよく、オレンジ芋と高系14号は生育が悪いが、これはムラサキ芋が早生品種だから。
 
 例年5月末か6月頭に第1回目の挿し木苗が切り取れるが、今年も同じ時期に切り取れると思う。最終挿し木は6月25日頃。



2008_05242008年05月24日0034

 エンドウはもう終わり。4月25日頃から成り始めたが1ヶ月ほどで終わる。エンドウ、スナップエンドウ、グリンピースの3種類は、例年、オクラかナスビかピーマンの足元に種を落とす。マメ科なので肥料もいらない。
 
 手間は支柱を立てる手間と収穫する時の手間だけだが、「売る」には、採算のかなり悪い作物である。



2008_05242008年05月24日0033

 柿の花。「富有」という品種は雌花だけをつけるらしい。昨年、一昨年と2年続けて害虫の被害で、ほとんど収穫できなかった。本で調べたら「カキノヘタムシ」という害虫のようである。

 防除は、幼虫発生期である6月上旬~中旬、7月下旬~8月上旬の2回、MEP剤、ピリダフェンチオン剤などを散布すると書いてあった。果樹類には一度も農薬を使ったことはないが、今年の柿、どうしよう・・・。

 

 
月日は百代の過客にして・・・そこにとどまりたるためしなし・・・こんな言葉を昔の人が残しているが、凡人は、今日のこの日に言葉を残さなかったら、「たら」「もし」と言っていたら、たった数行も残すことはできない。凡人は現在進行形の生活の中でしか言葉を残せないと思う。だから、いかに未熟でも、今日のこの日に、一行の言葉の断片を残したい。

 朝、昼、晩の食事を数日間ためて、食べたりできるだろうか

 新聞も数日間たまると、もう読む時間が取れなくて読み飛ばしてしまう。

 言葉に行き詰ったら、今日の食事をパスするだろうかと考える。どんな粗末な食事でも朝、昼、晩、必ず食べる。だから、どんな未熟な言葉でも、今、浮かんだ言葉は、今、残さないと、明日になるともう残せない。


2008_05242008年05月24日0007

(昨日の夕飯)
肉ジャガ
レタス

 肉ジャガに利用した「キタアカリ」という品種は、春夏作で作る時はそうでもないが、秋冬作で作ると、どうも「えぐい」。これは品種特性なのだろうか。こんなに「えぐい(口の中がはしかゆくなる)」と秋冬作では作れない。



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ヤギは「客寄せパンダ」

ヤギのレンタル

(1)鳥取県八頭総合事務所農林局農業振興課
(2)貸し出しの単位は2頭から(1頭では寂しがる)
(3)ヤギは2頭で1ヶ月間に約10アールの雑草を食べる
(4)レンタル料は半年で1頭2000円
(5)そのほかに、鎖や雨よけ小屋などの経費が約2万円必要となる

和牛のレンタル

(1)鳥取県八頭総合事務所農林局農業振興課
(2)貸し出しの単位は2頭から(1頭では寂しがる)
(3)和牛は2頭でヤギの3~5倍の量を食べる
(4)レンタル料は無料
(5)運搬料やダニ駆除剤などで約3万円必要のほか、電気柵などの設置も必要となる

 農家側は休耕田の解消につながり、畜産農家側には飼料代の節約や、牛の健康面でもメリットがある。
 和牛は主に集落向けだが、ヤギは管理がしやすいため個人農家でも借りられる。

 
 
 自分はヤギ派。20日の農業新聞をみてすぐに八頭総合事務所へ電話を入れたが、県外なので貸し出せないと言われた。

 
 ヤギは「客寄せパンダ」になると思う。たとえば、田んぼでイベントなどをする場合、ヤギが草を食べている風景は絵になる。

 
 自分も何回か田んぼでイベントをしたが、イベントにうまく活用できたのは、
(1)ニワトリ・・・七輪にのせた鍋でゆで卵を作る
(2)ハーブティ・・・七輪にのせたヤカンでハーブティを作る
(3)ドラム缶炭焼き体験
(4)ドラム缶でする鑑賞炭(お花炭)作り
(5)野菜とハーブの田んぼ案内
(6)池の上の山で森林浴(里山歩き)
(7)阪神大震災に出動した中古の簡易トイレを田んぼに設置している
(8)田んぼから歩いて5分の所に、美しい森の簡易宿泊施設(素泊まり2000円)もある
(9)家から25分の所に、日本のエーゲ海、牛窓町があり、ペンションや民宿が多数ある

 
 これにヤギが加われば、小さな会社の慰安旅行等にも利用してもらえる。
 
 
 イベントをビジネスにしようと思ったら、常識にとらわれない営業力を発揮する必要があると思う。とにかく1本の電話を入れてみなければ、何事も始まらない。

 
 ヤギが牛より優れていると思えるのは、とにかく体重が軽く、扱い安いという点につきる。軽四にのせて簡単に運ぶこともできる。

 
 ただ、ヤギは単に草を食べてくれるだけなので、草刈機の代用としての機能しかない。ニワトリのように、卵と肉にできる価値はない。
 
 
 実際にはヤギも肉になるが、鳥と違って哺乳類は殺す時に多大なエネルギーがいると思う。

 
 ヤギは乳を搾ることも可能であるが、ヤギ1頭の乳を搾ることは、ニワトリ30羽の世話をすることよりもっと時間がかかると思う(レンタルヤギは乳搾りが目的ではない)。

 
 ヤギを単に草刈目的だけに導入するなら、草刈機の方がはるかに便利だろう。ヤギ導入の目的は、
(1)自分自身の癒し目的(趣味もしくはペットとして)
(2)風景を絵にする目的(ヤギのいる風景)


 ヤギに比べて牛は扱いづらい。柔和な動物であるが、巨大だから、初めての人はちょっとびびるかも知れない。

 
 牛はヤギより賢いと思う。あの大きな「つぶらな瞳」が、何かをしきにり訴えかけようとしているのを、昔、家で牛を飼っていて、身近に見ていた人ならわかるだろう。

 
 牛を休耕田に放すと、巨体なので、田んぼの畦が崩れてしまう。これは一つの欠点と思う。

 
 実際に休耕田に放している先進例を見て、話を聞いてみると、問題点もあるようである。

 
 一つは、放牧の草だけでなく、1日1回は少量の「配合飼料」も誰かが与える必要があるようである。完全に放し飼いでは牛が野生化する危険性もあり、1日に1回は人間が世話をすることによって、それが防げるらしい。

 
 集落で導入の場合、誰か特定の人または順番でそのエサやりをする必要がある。1日たった5分でも、定期的となると、特定の個人、または順番でまわって来る人に負担になると思う。毎日のことだと、楽しみや癒しだけで終わらないだろう。

 
 ヤギも1日1回は鎖を動かしたり、夕方には小屋の近くに鎖をつなぐ必要があると思う。

 
 単なる草刈目的ならヤギに軍配が上がると思う。

 
 楽しみや癒しという点で考えても、図体が小さく扱い安いヤギに利点があると思う。

 
 牛なら腰が引けるが、ヤギなら導入してみたいと食指を動かされる。

 
 単に草刈目的だけなら、ヤギや牛より、トータル計算で、はるかに草刈機に軍配が上がると思う。

 
 楽しみ、癒し、絵になる風景という3点だけでなく、ビジネスにもなる「客寄せパンダ」としての価値を生かせないなら、このレンタル事業も、決して広がることはないだろう。

 
 つまりレンタルした人(集落)が、それを導入することによって「ビジネスチャンス」に結び付けれるかどうかに命運がかかってくると思う。

 
 こんな事業、岡山県でもして欲しい。レンタルなら、だめだと思ったら半年で退散することもできる。ヤギ導入で2~3万円の出費(レンタル料と小屋)が必要となっても、半年経験できれば、この事業の「全貌」も自分で理解することができる。まず、自分でやってみないことには、この事業が今後広がっていくかどうかの判断もつかない。

 
 鳥取県が全国初(ヤギに関して)のようだが、このレンタル事業、全国的にやって欲しいと思う。

 
 半年間、ヤギを導入してみたい。

 

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お粗末な現実

2008_05222008年05月22日0044

 画像はトマト。トマトはうまく作れたことがない。だからワンパックに入れたことがない。情けないほど技術が進歩してくれなかった。
 
 トマトは雨避けをした方がいいが、その雨避けを、どのようにして取り付けたらいいのかわからない。苦手なことはトライせずにパスしてきた。だからなおの事、進歩しなかった。

 自分の場合は農作業の中に苦手なことが多い。それでも何とかワンパックは形にしてきた。途中の工程は劣っても、最後の出口(ワンパックの箱詰め)だけは、様(かっこう)になるようにしてきた。

 トマトが送れないからワンパックの顧客が減ったとは全く思わない。トマトより、キュウリやナンキン、タマネギやジャガイモのような必須野菜のどれかが欠ける事の方がワンパックの体裁としてはよくない。
  
  トマトに限らず、技術力がアップしないことが自分でよくわかったから、種類を増やすことで、その弱点を補強してきた。野菜だけでなくハーブもという風に広げた。
  
 特定の専門作物を持った方がカネになるし、技術が深まるし、農作業にメリハリができそうに思うが、不得意なのだからどうしようもない。

 農業における得意、不得意は、
(1)農家出身、非農家出身は全く関係ないし
(2)年令も関係ないし
(3)職歴も関係ないし
(4)学歴も関係ないし
 本人の個性だと思う。だから、非農家出身でも、2~3年の内に、かなりの技術力を備える人もいる。特にスペシャリスト型に多い。ワンパック型でも技術力の高い人はいるが、スペシャリスト型農業をめざす人は、それができると思ったから、その方向をめざしたのだろうから、ごく短期間にかなりの収入につなげる人も多い。

 自分も、12~14年目の頃、ワンパックと並行して、何か1~2の専門作物を持ちたいと模索したが、自分が持てると思った専門作物は
(1)エンサイ
(2)ツルムラサキ
(3)青シソ
(4)シュンギク
(5)不結球レタス
 
の5品目しかなく、販路獲得に自信がなく、結局頓挫した。
 
 トマトとかブドウのような果樹は、野菜のワンパックより顧客が集まりやすいように思う。シーズンに1~2回であり、野菜のように月1~2回の送付に比べて負担感が少ないと思う。

 支柱作物も苦手なので、インゲンはツルナシ品種しか作らないし、キュウリも地這い作りにすることが多い。

 ナスビやピーマンのような、強風で倒れ安い作物も苦手である。苦手でも、定植本数を40本(ナスビ)、20本(ピーマン)のように、必要最低限の量に固定してしまえば、あまり負担でなくなる。

 2年前から必要になった電柵を動かすことも苦手である。だから電柵を固定しているが、電柵を固定すると作物も当然連作になってしまう。

 害虫の多い秋冬作のアブラナ科野菜も苦手である。どういう農薬をどれくらい使うかで毎年迷う。ワンパックには欠かせないのでプレッシャーになる。

 タマネギは毎年決まって病気が来るので、必要最低限しか作れない。

 こう見てくると、苦手な作物の多いことがわかる。苦手な作業が多くても、農業は嫌いではない。逆に農業で癒されることが多い。

 不得意なことが多く、カネにする技術力も劣る。なのに農業に極めて適性があると思う。このアンバランスはいったい何だろう。

 トマト作りはこの18年間ほとんど進歩していない。まさにお粗末な現実である。トマトだけでなく、スタートして2~4年ほどの間に自然に身に付いた作業方法がほとんどの作物で今も続いている。 
 
 人が5個収穫できるのに、自分は3個しか収穫できなくても、
(1)肥料はメタン菌液肥で不動だし
(2)細かい技術より、水やりの時間が取れるかどうかの方が自分には大事な問題だったし、
(3)
その年の病害虫の発生や、天候の状況によって、作物の出来は大きく異なるので、技術力云々はむなしく感じた。

 

2008_05222008年05月22日00012008_05222008年05月22日00032008_05222008年05月22日0064

 半分使ったら仕込む。仕込んだら寝て待つだけ。
 2袋ずつ入れると、ちょっと濃すぎる(混ぜにくい)ので1袋半ずつ入れた。遅くなったのでナタネカス(4キロほどずつ)は明日入れる予定。前回雑草をたくさん入れているので今回は入れない。


2008_05222008年05月22日0061

 黒マルチを一度敷いたら、できるだけ2年は使うようにしている。これは去年スイートバジルを植えていた場所。不耕起で今年、イタリアンパセリ、インゲン、少しヤーコンも植えている。



2008_05222008年05月22日0010

 オクラ、4回目の蒔き直し。
1回目→アブラムシがたくさんついて生育がおかしい
2回目→温度管理が失敗して、少ししか発芽しなかった。
3回目→これも発芽状況が悪い。
4回目→昨日また蒔きなおした。

 これが19年目の現実です。



2008_05222008年05月22日0054

 今日のニワトリ



2008_05222008年05月22日0067

(今日の夕飯)
タマネギと豚肉の炒め物
キャベツ・・・ドレッシングで食べた
ソラマメ・・・昨日の残り

 

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レ・ミゼラブル

 南海電車の萩の茶屋駅に立つと西成天王寺界隈が一眼で見渡せる。汚れた町である・・・(西成山王ホテル・黒岩重吾)。
 
 「黒岩重吾」という作家を知っておられますか。ボクはこの作家が書いた厖大な数の「釜ケ崎シリーズ」が好きでほとんど読んだ。と言っても、もう30年ほど前のことである。当時大阪にいて、その町はすぐ近くにあったが、実際に足を踏み入れたことはない。何か、行ってはいけない場所のような気がした。東京の山谷と並び称せられる大阪のスラム街「釜ケ崎」である。
 
 ある意味、自分の人生観になったかも知れない。釜ケ崎シリーズの多くは短編であるが、そのどれもが悲しすぎる結末で終わる。

   
 
 「おい、地獄さ行ぐんだで!」という書き出しで始まる小林多喜二の「蟹工船」は、戦前の北洋漁業の労働者の悲惨を描いたプロレタリア文学の傑作である。斡旋屋の口車で農村、漁村、炭鉱からかき集められ「糞紙(くそがみ)」のように働かされる物語は、派遣会社からケータイで呼び出されて日雇いで働くロストジェネレーション世代にそっくり・・・(朝日新聞5月19日、ポリティカにっぽん)。

 
 明日は我が身。誰でも落ちていく可能性がある。落ちていかない紙一重の差があるとしたら、それはいったい何だろうか。多くの人はぎりぎりの所で踏みとどまる。

 
 人は卒業と同時に「職業に就く」という十字架を背負う。卒業時、きちんとした企業に就職が決まり、その企業を天命と考え、不満はあろうとも、勤め続けれる人は、それなりに安定した生活を送ることができる。

 
 しかし、世の中はそういう人ばかりではない。気に入った企業に出会えず転職を繰り返したり、独立自営ができる資格試験を目指すが合格できず、夢をあきらめなければならない年齢になった時、希望するような企業はすでに門戸を閉ざしている状態。

 
 転職を繰り返せば繰り返すほど「落ちていく」悲哀。しかし、現在の日本ではどうすることもできない壁。凡人には脱出できない壁である。

 
 サラリーマン以外の選択肢が極端に少なくなっている。戦前のように人口の半数以上が独立自営業である農業で生活ができた時代とは、全く異なる。現在では田舎でも農業という選択肢はないと考えた方がよい。

 
 これからは農業の時代・・・逆だと思う。農業はもっと食えなくなるだろう。4本足と2本足の害獣の猛威と、気候の猛威に遭遇する。

 
 企業からはじき出された流浪民。農業現場からはじき出された農業流浪民。故郷を持たない都市流浪民。火葬されて魂が土に戻れなくなった死んだ流浪民。肉体から精神が浮遊してしまった魂の流浪民。

 
 すでに人間の独立性など保つことはできず、肉体も精神も企業という組織に滅私奉公しなければ生きていけない。

 
 戦前、そして戦後まもなくの頃は、農業で「自給自足」という生活が可能だった。なぜ可能だったかと言うと、ライフラインの支払いがわずかな電気代だけだったことと、社会保険料の支払いというものがなかったから。

 
 現代は、文化的最低限の生活を営むためのライフラインの支払いと、各種社会保険料の支払いで、月平均で7万円(ライフラインが月に約5万、社会保険料が月平均2万)ほどかかる時代である。そしてこの金額は決して減ることはなく上がり続ける。

 
 こんなにかかったら、自給自足はできない。農業でこれだけ稼ぐことは大変である。

 
 時代は繰り返す。歴史は繰り返す。

 蟹工船のピンハネ

 炭鉱労働者のピンハネ

 派遣会社の日雇いピンハネ


 脱出できると思えない。吹き溜まりの中にするすると下りて来た1本のロープをよじ登り、明日を見出せるのは100人に1人。

 
 どこにも逃げ場がない。しかし、あるとしたら農業。農業に逃げるしかない。


 ただ、その農業が重すぎる。もっと軽く入れないか。


 その道しるべを提示できればよいのだが。

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・・・・・・・・

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 ハッサクの花。ハッサクはカラスも狙わず、害虫も少ないので、毎年かなり収穫できる。収穫期は12月中旬頃。花が咲いてから収穫できるまでに7ヶ月。

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 コモンタイムの花。左はレモンタイムで、まだ花は咲いていない。右はセイジ。

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 野生のシシウド。セリ科特有の花が咲いている。ニンジンもハーブのディルもこんな大型の花が咲く。
 
 シシウドは3月上旬~4月上旬頃の新芽を、天ぷらやおひたしにするとおいしい代表的な山菜である。
 
 ちょっと県北に行くと、山際の日陰になる場所でこの山菜をよく見かける。当地では元々この山菜はなかったが、もらってきて植えたら、この場所の条件が合っていたのか、こぼれ種でかなり増えた。

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 左はブラックベリーの花。ブラックベリーは雨に弱く、田んぼでのどを潤す程度しか収穫できない。黒ずんで甘くなると鳥も狙う。
 
 右は「グイチゴ」の花。野生のラズベリーである。6月下旬頃には真っ赤な小指の先ほどの大きさのグイチゴが鈴なりになる。農作業の合い間によく食べる。

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 小梅。5月末~6月上旬に収穫するが、その頃には野菜の種類が少ないので、小梅もワンパックに入れて送る。梅酒か梅漬け。

 
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 今朝のニワトリのエサ。今日は夕方にもヌカを少し与えた。ヌカは鶏舎の床にばらまく。土といっしょになるが、全く問題はない。ニワトリは土も食べる。


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(今日の夕飯)
レタス
ソラマメの煮物
コロッケ・・・市販の惣菜
煮魚・・・サワラ


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野菜の現在

2008_05202008年05月20日0019 
 ツルムラサキを間引いて1~2本立ちにした。後は収穫を待つばかり。6月10日頃から収穫できそう。収穫は初霜の頃まで続く。


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 エンサイを間引いて1~2本立ちにした。後は収穫を待つばかり。6月5日頃から収穫できそう。収穫は初霜の頃まで続く。


2008_05202008年05月20日0029
 ジャガイモの畝に雨の前、液肥を施した。収穫まで後20日ほどなのに、今頃の追肥はもう間に合わないと思えたが、あまりに貧弱だから、しないよりましだと思った。


2008_05202008年05月20日0022 
 ヤーコンが発芽した。保存していた芽の8割方は冬越しできずに腐っていたので、果たして発芽するだろうかと思ったが、9割近い発芽率だった。なお、ヤーコンの芽は親指の先くらいのが1芽あれば、その1芽から何本も茎が出てくる。過湿に弱く、乾燥にも強くない。

2008_05202008年05月20日0010
 スイートバジルの現在。2週間後の6月4日には初出荷ができそう。

2008_05202008年05月20日0008
 前年の青シソ定植地に、こぼれ種からたくさん発芽していたので、それを定植した。定植本数20本。青シソはワンパックの必需品。
 収穫後、ジョロでさっと打ち水をして新聞紙で包んで送るが、クール便を使わなくても、鮮度抜群で届く。収穫は朝の太陽があたり始める前に終わらせることがポイント。葉物野菜は全てそうしている。
 

2008_05202008年05月20日0013
 ナンキン。明日は管理機で耕して、液肥を施し、敷き藁をする予定。ナンキン予定地には前年の11月に敷き藁用の麦を蒔くようにしたらいいのに、なかなか麦が蒔けない。


2008_05202008年05月20日0004
 ビワ。今年は4回も雪が積もり、それが原因でビワの木の一部が折れたり、雪の重みでしわったりしていたのに、実がついている。しかし食べれるまでは成熟しないだろう。

2008_05202008年05月20日0041
 インゲンは前年のスイートバジルの畝を利用して、中央部分に蒔いた。そして、バジルを植えていた植え穴に液肥を施した。インゲンはマメ科でも肥料を施した方がいいらしい。



2008_05202008年05月20日0038 
 イタリアンパセリは前年にスイートバジルを植えていた場所に定植した。だから中央部分に手で穴を開けて掘り、その部分に液肥を施した。

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 ナンキンと同じ日に蒔いたトウガンがちっとも大きくならない。

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 キクイモは雑草化するほど強い。50センチほどに伸びたら、地上25センチほど残して切って捨てる。頭を止めたら脇芽が伸びる。脇目もあまり高くならないうちに止める。止めたら孫芽が伸びる。つまり、台風で倒れないように早め早めに頭を止める。秋には橙色のキクの花(だから菊芋?)がたくさん咲いてきれいである。


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 アピオス。これも雑草化するほど強い。芋の大きいのが入らないので3年ほど作って止めた。ここは4年ほど前に植えていた場所であるが、草刈機で刈っているにもかかわらず、毎年元気に発芽してくる。


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 今日のニワトリ。何か最近、1日1回は闘鶏をしているような・・・。1日に4回ほど出たり入ったりする。
1回目→朝のエサやり、水換え
2回目→朝の草やり
3回目→夕方の草やり、水換え
4回目→集卵(夕方にしている)

 フゴ一杯の草を鎌で刈る必要があるので、トータル所要時間は1日15分ほど。
 エサは朝1回しか与えていない。購入エサとヌカを半々くらいの割合で与えているが、ヌカを食べるとのどがよく乾くみたいで、夕方には水が空っぽになっていることが多いので、水を入れる。
 今日、ニワトリのエサを購入したついでに、農協のカントリーエレベータにヌカを買いにいったら、これからの時期はヌカに虫が湧くからと言って、無料で10袋ほどもらえた。購入しても1袋が100円。
 ヌカはニワトリのエサに、そしてメタン菌液肥に大活躍してくれる。
 ヌカはいつも無料でもらえる所もあるが、その場合はヌカを自分で袋に入れる必要があり、以外と時間がかかる。1袋100円なら、費やす時間を考えたら、無料より買った方が安い。
 



2008_05202008年05月20日0094

(今日の夕飯)
レタス・・・青シソか中華ゴマドレッシングで食べる
トリのフライ・・・市販の惣菜
ソラマメの煮物・・・昨日の残り
キャベツの煮物

 赤坂町でニワトリを400~500羽ほど飼っている友人は、ニワトリで生活をさせてもらっているから、鶏肉は一切食べないと言われる。


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輸入飼料、輸入肥料、輸入資材

 先週の木曜日は農家民宿で、昨日は籾蒔きの手伝いに行って「ごちそう」を頂いたので、ちょっと身体のリズムがずれた。日頃あまり食べないものを出されると、つい食べ過ぎてしまう悪い癖がある。でもバイキングほどではない。バイキングの場合はもっと食べ過ぎるから。
 
 やっぱり我が家の素っ気無い料理がおいしい。ほとんど原材料のままの夕飯をアップしていたら、自分が作ったものです。
 レタスやスナップエンドウ等、旬のものは毎日食べても飽きない。

2008_05192008年05月19日0010 
(今日の夕飯)
サバ
レタス
ソラマメの煮物
スナップエンドウの炒め物

 こんな素っ気ないものが、おいしいと感じるのも、「自分で野菜を作っているから」だと思う。
(1)作っていなかったら、こんなものはおいしいと思えないだろう。
(2)作っていなかったら、素材に感動することはないだろう。
(3)作っていなかったら、わざわざ原材料を買ってまで料理する人は料理に詳しい人だけだろう。
(4)作っていなかったら、原材料と調理済み冷凍素材に違いは見出せないだろう。 

 


 輸入飼料(畜産のエサ)
 輸入肥料(ナタネカスや化成肥料)
 輸入資材(原油を使った資材、ビニール、黒マルチ)

 輸入飼料、輸入肥料、輸入資材を使う農業から脱却する必要があると思う。これらに依存している以上、自給率が正しい意味での自給率になっていない。

 しかしこの3項目から脱却するのは容易ではない。自分の場合を考えてみても、30羽ほどのニワトリのエサを、すべて「自給エサ」に切り替えるのは簡単ではない。7~8割は自給できているが、平均すると2割ほどは自給できていない(毎年もらっているコゴメは自給エサに入れている)。

 肥料も、ヌカは国産だから自給できているが、年間4袋ほど購入するナタネカスは輸入品。

 原油を使った資材である黒マルチも手放せそうにない。減らすには作付面積自体を減らすしかない。

 こう考えてみると、自給飼料、自給肥料、自給資材(稲ワラ、麦ワラ等)に切り替えることは安易ではない。

 しかし、輸入飼料、輸入肥料、輸入資材に依存していない方だと思う。
 
 3項目に対して、あまり完全を求めていない。輸入が途絶えてしまえば切り替えざるを得ないが、輸入ができている以上は、
(1)値段の比較
(2)要する時間の比較
(3)要する労働の強弱の比較
をして考える。 

 自分の中では安全性よりも上記3項目の基準を優先する。

 なぜなら、安全性は客観的なものではなく、主観的なものと思っているから。

 絶対的な安全性などなく、すべて相対的に判断された安全性である。

 安全を求め続ければ、かえって安全から遠のいてしまう。

例えば自分の場合、
(1)水の問題
(2)山村で作られているか都市近郊で作られているか
(3)周囲の環境
(4)借地である場合、以前どういう使われ方をしていたか
(5)どういう肥料を使っているか
等も、安全性を考えるポイントになる。

 しかし、農業者の多くは、輸入飼料、輸入肥料、輸入資材に依存しすぎていると思う。これは問題である。

 飼料を自給する(自分で作る、あるいは国産のものを買う)のは困難と思うが、かといって今まで通り輸入飼料に依存していては、事態は全く改善されない。
 
 輸入飼料が高くなったから、補助金を出せとか、価格転嫁などは本末転倒。自給度を何としても高めるよう努力するか、規模を思い切って縮小する。

 今のような状況になると、農業関係への補助金に誰も反対ができなくなる。しかし、農業補助金は厳しくチェックされる必要がある。
(1)単なる延命措置の補助金・・・限界集落
(2)農業補助が名目であるが、実際は山村に道路を作る(いったい誰の補助?)
(3)限界集落補助が名目であるが、ふれあい広場とか加工場等のハコ物補助(これでは農業補助にならない)
(4)ハード事業でなくソフト事業に使われないと補助の意味がない。
(5)現状維持や単なる損失補填のための補助は、農業の活性化には何の役にも立たない

 肥料に関しても、自給することは難しい。自分のように規模が小さければ自給できる可能性もある。

 化成肥料の方が散布する時に楽であり、どれくらいの量を投入すればよいか、数字できちんと把握できる。

 有機質肥料は施す時にかなり重労働であり、肥料構成(窒素、リン酸、カリの比率)も定かでない。

 有機質肥料は作るのが大変。堆肥作り等は重労働過ぎて続かない。かといって、市販の鶏糞等では残留農薬、残留抗生物質等に問題があると思う。現実的には酪農家から2トン車等で配達してもらう有機農家も多いようである。配達してもらっても、散布と保存が化成肥料に比べて重労働であり、時間もかかることに変わりはない。

 酪農では現在、遊休農地を利用した「放牧飼育」が飼料の自給で注目を浴びているが、良い面ばかりではないと思う。
(1)水など生態系に与える影響(糞も尿も原則として処理しない)。
(2)ほとんど臭わないと思うが、臭いが気になる人もいるだろう。 
(3)草は半年間(4月末頃から10月末頃まで)ほどしか伸びないので、残りの半年間の問題をどうするか
(4)誰が世話をするか。集落営農でも、集落の遊休地への放牧でも、特定の一人に責任や事務処理の煩雑さが押し付けられる。
(5)30年ほど前、当地のダムの周辺が放牧場になった時は、ダムや池や川が汚れて「公害源」と思ったが、たまにドライブなどで牧歌的な放牧風景に出くわすと「感動する」。つまり、当時者であるかどうか、あるいは立場の違いによって、放牧を見る目も正反対になる。  

 

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義父の農業

 今日は「籾蒔き」の手伝いに妻の実家へ行った。今まで手伝いに行ったことはなかったが、初めて手伝って欲しいと電話があったので、親子3人で応援に行った。79才と、年齢的にはそろそろ引退の時期であるが、機械がそろっているので、籾蒔き、田植え、稲刈りと、ポイント、ポイントで手伝いに行けば、他の作業は一人でも稲作はできるようである。
 今年の作付は
(1)育苗して田植え 140アール
(2)直播 30アール
 合計170アール。

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 右の画像のような「籾蒔き機」をつかって、育苗ケースに種と土を入れていく。蒔いた品種は
(1)あけぼの  208ケース
(2)ひのひかり 147ケース

 この「籾蒔き機」でも40万ほどするらしい。それにしても、義父は稲作の機械に大きな投資をしてきている。


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 左から乗用トラクタ、田植え機、コンバイン。

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 フォークリフト


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 乾燥機、もみすり機。


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 それらを収納する倉庫。こんなに投資したら、一代で稲作を止めるわけにはいかない。次の代が引き続いて稲作をやらないと回収できない。
 
 次の代の息子はボクと同年齢なので、定年まで後5年。別の場所に住んでいるが、休みの日には時々来て手伝っているそうなので、定年になったら、引き続いてするのだろう。

 稲作をするには大型機械とそれらを収納する倉庫がいる。これくらい投資しないと稲作ができない。このあたりは、何代か前の干拓地であり、稲作の大百姓が多い。義父だけでなく、近所の農家のほとんどはこれくらいの農具と倉庫があるらしい。

 トータルでどれくらいの投資金額になっているのか知らないが、稲作は義父の生きがいになっているようだし、本人の甲斐性で買い揃えたのだから、他人がとやかく言う筋合いではないが、ボクなら、何もせずに(稲作などせずに)寝ていた方がましという考え方をする。

 一昔前、葉タバコ農家の多くが、葉タバコの乾燥庫(家)を建てた。しかし、葉タバコの良かった時代は短く、昭和30年代の末から昭和40年代の初めにかけて、多くの葉タバコ農家が廃業し、後には乾燥庫(家)だけが残った。
 
 葉タバコのよかった時代と並行して、豚の値が良い時期があった。集落の人が競争で豚小屋を建て豚を飼い始めた。しかし豚はたった5年ほどの間に暴落し、後には豚小屋だけが残った。
 
 そして現在、稲作農家は稲作の農具と農具を保管する倉庫に多大な投資をしている。
(1)稲作は農具がないとできない・・・子供の農業体験でよく田植え(手で植える田植え)をしているが、あれは何の意味があるのだろう。あまりにも現実離れしている。
(2)機械の導入が他の機械の導入の呼び水となる。
(3)どれか一つの機械が古くなリ不便になると、新しい機械に買い替えざるをえなくなる。そうしないと他の4~5種類の大型農具が生きてこない。
(4)投資金額がこんなに大きいと、稲作を止めるタイミングがとても難しい。
(5)大型機械は、セキュリティ、各種保険の必要性、事故の危険性も高い。
(6)年間の「減価償却費」、差引収入は?
 現在、稲作の差引収入は10アールあたり3万円と言われている。あまりに激安。

 しかし、稲作を否定しているわけではない。稲作は義父の元気の源であるし、息子にバトンリレーできるまで、なんとしても続けてほしいと思う。
 籾蒔き、田植え、稲刈り時期の各1日ほどの応援で稲作が続けれるなら、お安い御用である。

 倉庫の前に自給用の野菜を作っている。稲作と家庭菜園で日々の生活がまわっている。


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(今日の夕飯)
エンドウとタマネギの煮物
キャベツと豚肉の炒め物
レタス

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農家民宿に泊り、棚田めぐり (2)

 農業は機械や設備に投資したら回収は難しいと思う。自分の場合は、 トリ小屋、物置、井戸には新たな投資は必要ないと思う。農業用軽四も14年乗るつもり(1台目は16年乗った)なので、後12年は買い替えの必要はない。あるとすれば、
(1)エンジンポンプとホース
(2)草刈機・・・・・・・・・・・・・・・・現在2台目
(3)管理機(ミニトラクタ)・・・18年使用中

 管理機は12万円ほどするが、(1)と(2)は4~6万円である。だから買い替えになっても大きな負担にはならない。

 問題なのは父が買っていた乗用トラクタであり、現在20年余り使用したことになるが、トラクタ類は長持ちがするので、4~5年に1度ほど点検に出せば、自分の一代(後20年ほど)は使えると思う。中古でも乗用トラクタは30~50万はすると思うので、ちょっと買えない。今使用中のトラクタを大事に使おうと思う。

 農業では余り稼げないのだから、支出は極力抑える必要があるが、経費だけで年間に少なくとも60万円はかかる。主な経費は
減価償却費・・・100000円
種苗費・・・45000円
農具消耗品費・・・50000円
事務消耗品・雑費・・・80000円
作業用衣料費・・・15000円
電話代・・・60000円
田んぼ見学費・・・30000円
ガソリン代・・・65000円
自動車関連費・・・60000円
その他費用

 

 年に何回かは、農業は自給程度にして、他に何か稼げる手段はないかなあと考える。考えても考えても、よい案は浮かばない。農業は好きでも、農業で稼ぐ能力は年々落ちてきている。


 
 夕飯を終わると、完全にブログモードに入る。でも習慣になると、そんなに負担でもない。習慣になるまでがかなり大変。習慣になるまでに1年以上かかったように思う。

 とりあえず何か書こう・・・とにかく書かなければ・・・と思うようになったら半ば習慣になっている。

 飲酒や喫煙の習慣よりブログの習慣はよいかも知れないが、1円にもならないし、時間泥棒でもあるので、時間を金銭に換算したら、ブログで膨大な損失を被っているかも知れない。
 ブログの続行にはかなり費用もかかる。

 

  5月、6月、9月という月は最も忙しい。なのに1泊2日で棚田巡りの余裕があったと思われるかもしれませんが、無理やりにでも予定に入れなかったら、ほとんど出歩けない。

 1人農業なので全て自分に跳ね返ってくる。だから野菜とハーブのシミュレーションを繰り返すことが多い。つまり、どの作物に時間がかかり、どの作物の採算が悪いかを考え続ける。
 今年そのシミュレーションに引っかかったのはサツマイモとナンキンである。サツマイモとナンキンは電柵で囲う必要があるし、サツマイモはネズミの被害も大きいし、苗作りの苗床が必要であるし、黒マルチをする必要があるし、掘り上げたり出荷時の選別もかなり手間取る。
 ナンキンは、大量の敷き藁(草)が必要であるし、当地では収穫期にきまって「ウドンコ病」という病気が発生して収量が半減する。そういう理由で、サツマイモとナンキンをごく小面積にしようか、それとも有機農業をしている友人から仕入れることはできないかと、友人たちの顔を思い浮かべたが、売ってくれそうな人はいない。
 サツマイモとナンキン、採算が悪すぎる。


 翌日は3番目の棚田である「北庄」へ行った。まわるコースを覚えれば、前回に写した場所を思い出せる。

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 帰途、道沿いで炭焼窯を見つけた。炭焼きはチェーンソーを使いこなす必要があるし、簡素な雨避けの屋根もあった方がよい。
 こんな大工仕事ができますか。これができたら鳥小屋が建てれるし、簡単な物置ぐらいは建てれる。自分もこういうことができたら、また違った農業展開になっていたかもしれない。


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農家民宿に泊り、棚田めぐり (1)

 昨日、今日と1泊2日で棚田見学に行った。11月末に泊った農家民宿を拠点にして、「日本棚田百選」に選ばれている県内4箇所の棚田の内、3箇所を見てまわった。
 
 この3箇所の棚田は、農家民宿から全て30分以内で行ける。最初に行ったのは、美咲町大併和西の棚田。県内4箇所の中でも最も有名な棚田であり、写真コンテストではしばしばこの棚田を写したものが選ばれている。シーズンには棚田ファンが押しかけるらしい。昨日は平日だったので、数人しかいなかった。


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 棚田を写そうと思ったら、やっぱり「時期」があると思う。
(1)水を張ったばかり、あるいは田植えをしたばかりの5月中旬
(2)稲が青々としてくる6月下旬
(3)黄金の稲穂の8月末~9月上旬

 野菜も忙しい時期であるが、農業だけ一生懸命やっていても、決して何も進展しない。農業以外の何かを並行して進めていかないと現状を打開することはできない。
 
 最初は興味を覚えなくても、とにかく出かけているうちに、おもしろくなることもある。何でも最初からおもしろい物は少ないと思う。やっているうちに次第におもしろくなるのではなかろうか。

 自分の田舎はどちらかと言えば地方都市近郊の田舎なので、こんな山の中の集落を訪れると、30年前にタイムスリップしたようで、安堵感を覚える。
 
 棚田とか山間集落は、近い将来、崩れ去りそうな気がするので、滅び行く景色をこの目によく留めておきたいと思う。

 稲作の風景は日本の原風景だと思う。ただ、自分はもう稲作はできない。

 大併和西の棚田は、車で巡回しやすいように矢印の表示がしてあり、ほとんど道に迷うことなく、20分ほどで一周できる。すり鉢型の谷底にむかって棚田があり、山の中腹に道がついてあり、棚田を上から見下ろすような形で一周できる。なお、棚田の道は狭い箇所があり、こんな時、農業用軽四ならたいてい他の車とすれ違いできるので、じゃまにならない。普通車より軽四の方が棚田見学には適している。

 


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 泊まらせてもらったのは園田ファームという農家民宿である。民宿は道よりかなり下にあり、車はこの道に止めて、100メートルほど歩く。右の画像は民宿の母屋である。
 
 いったん顔出しをしてから、昨日予定していたもう一箇所の棚田見学にいった。「上籾の棚田」。ここは民宿から5分ほどで行ける。この棚田を一周すると民宿にまた戻れる。
 看板(標識)のある地点が最も見晴らしがよく、デジカメスポットである。

 

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 道から鶏舎が見えたので、近くまで下りてみた。やっぱりニワトリは気になる。自分と同じような鶏舎だった。多分同じ本「自然卵養鶏(中島正さんの著作)」を読んで、同じような作りになったと思う。


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 ここの民宿の料理はご馳走だと思う。画像の3点がそうですが、どう思われますか。朝食もついて、1泊2日で5500円。安くておいしい。
 
 年に3~4回は、この農家民宿を拠点にして棚田巡りをしようと思う。囲炉裏で食べたいとリクエストしたら、そのようにしてくれた。部屋がよければ部屋に持ってきてくれる。
 
 来られる客はほとんど口コミの客らしい。自分は「グラフ岡山」という雑誌でたまたま知った。
 
 定年後に岡山のこの物件を購入して農家民宿を始めた起業家である。悠々自適の生活ができたはずなのに、あえて農家民宿に挑戦。60才の起業。元々は田舎出身であるが、神戸で長くサラリーマン生活をされていた。
  

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 民宿のすぐ上から見た全景。右の画像ではじめて「あめんぼう」を写せた。
 お墓は草に覆われていた。文化、文政時代の年号が多かった。

 

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 野菜畑。周囲はイノシシ避けの竹の囲いがしてあった。家の下にある田んぼで無農薬野菜を作り、それをお客様に提供するのを「売り」にしている。民宿を始めて7年(農業歴も同じく7年)であるが、立派な野菜を作られていた。 

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 泊まった離れの隠居部屋。一昔前の田舎の庄屋は、このような隠居部屋を建てている家があった。つまり隠居部屋は裕福なシンボル。ここの隠居部屋には懐かしの「雨戸」が今でもあり、昨晩は寒かったので雨戸を閉めて寝た。
 右の母屋も隠居部屋も城壁のような石垣の上に建てられている。

  
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 朝食もおいしい。
 場所がわかりづらいので、もし行かれるなら場所をよくお聞きしてください。

園田ファーム(農家民宿)

岡山県 久米郡 久米南町 上籾 359

☎0867-28-4808

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田舎の土地は資産でなく負債

2008_05142008年05月14日0003

 今日、イタリアンパセリを90本ほど定植した。後日、残り90本ほど定植する予定。


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 ニンジンの現在。まだ、ボールペンの芯ほどの太さにもなっていない。2回まびいたが、もう2回ほどまびく。


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 楽しく担ぐ。


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 今日のニワトリ。

 

 今、田舎の土地は資産ではなく、負債である。売りたくても、ほとんど買い手はなく、依頼しようにも、ほとんど作り手はいない。

 
 ではなぜ負債かというと、買い手もなく作り手もなく、放任しておけばよいかというと、道沿いだったら通行の迷惑になるので、畦草刈や田んぼの耕運だけはしておく必要があるから。
 
 
 隣接する田んぼで稲や野菜を作っていたら、あまり草ぼうぼうではこれも迷惑がかかるので、田んぼを耕運するなりして、草が伸び放題にならないようにする。

 
 つまり、放任しておくわけにはいかないから負債というわけである。ただ、隣の田んぼも草ぼうぼうだったら、お互い様だから草ぼうぼうにしておいても問題はない。

 
 田舎の田んぼはすでにこういう状態だから、決して、田舎の土地を購入して移住することのないようにしたい。人を介して頼めば、いくらでも無料で貸してくれる。作ってもらえるだけでもありがたいのである。

 
 だから、田畑を購入して田舎へ移住することは「誤った選択」である。
(1)購入しても、その地が自分にとって住みよい場所であるかどうかは、しばらく住んでみないとわからない。
(2)元気で農業ができるのも、定年後せいぜい15年ほどである。たった15年ほどのために購入するのはばかげている。
(3)逆に売りたくなっても、田舎の土地はほとんど売れない。
(4)購入すれば、あなたが亡くなった後、その田んぼをどうするかという問題が出てくる。放任しておけば、あなたの子供さんに、田んぼの畦草刈りや田んぼの耕運をして下さいと電話がかかるかも知れない。子供さんができなければ、第三者に依頼するしかなく、そこに費用が発生してしまう。


 
 田舎へ移住するにしても、山村へ移住するか、地方都市近郊の田舎へ移住するか2通りの選択がある。

(1)山村→風光明媚→必ずイノシシやシカが出る
(2)地方都市近郊→買い物等に便利で害獣が出ない可能性もあるが、集落がまだ機能しているので、人間関係が難しい

 (2)の方が確かに便利であるが、定年後に移住するなら、集落が崩壊しかかった(1)の集落だと歓迎してくれる。集落がまだ機能している都市近郊の集落では「よそ者」扱いされる可能性が否定できない。
 ただ(1)の場合、車の運転ができることが前提条件である。車が運転できなくなると、山村に住み続けることが困難になる。

 
 
 自分は今、生まれ育った故郷で農業をしている。故郷は好きな所でもないし、嫌いな所でもない。好き嫌いを超越した場所である。ここからは一歩も動けない。つまり他所では住めない。
 
 
 自分にとって故郷は揺るぎのない場所である。ただ、この45年間ほどの間に
(1)川は護岸工事が何回か施されて、昔の川は見る影もない。
(2)道も変わってしまった。新しい道が家のすぐそばにできた。
(3)田んぼの上の池も何回か補修工事がされて変わってしまった。自分が農業を始めて数年後にも池の護岸工事があった。
(4)ダムの上に牧場ができてから、ダムや池の水がきれいでなくなった。
(5)牧場ができる時に山が切り開かれ、祖父に連れられてマツタケを取りに行った山や、近所の年の近い子供とアケビを取りに行った山や、祖父母に連れられて下刈りに行った山などの思い出の場所は全て跡方もなくなった。
 
 
 ここ45年ほどの間に開発、開発の連続で集落の山やダム、池、川、道の面影は昔とは変わってしまった。

 
 故郷がどう変わろうと、故郷であることに違いはない。若い時、大阪で7年ほど暮らしたが、浮き草暮らしだった。自分の居場所はここではないという意識がずっと付きまとった。7年くらいが限界だった。岡山へ帰ってからも会社勤めを何箇所かしたが、結局、会社には、大阪でも岡山でも自分の居場所を作ることができなかった。

 
 会社勤めを止めて農業をするようになってからも、しばらくは「お客様」のような感じだった。お客様でおれなくなったのは、4年後に父が亡くなってからだった。父が亡くなると、村の付き合いから、村の出仕事から、家のことから、全て自分がする必要がある。
 
 
 子供のためには親は早く死んだ方がいいのかも知れない。時が過ぎてそれが今度は自分にあてはまるようになったが、こればっかりは寿命だからどうにもならない。
 
 
 子供はある程度の年齢がくれば独立するように持っていければよいが、そうするためには、きちんとした収入が必要である。それがないなら、一緒に住まないと生活ができない。

 
 農業を始めて8~10年を経過した頃になって、やっと、職業的に落ち着くことができた。人生に何のビジョンも持つことができず、流れ流れて農業に漂着したが、これが意外と自分の人生を切り開いてくれたように思う。

 
 土の上に両足を付けて、しっかりと立つようになってから、少し自信のようなものができてきた。大地とか、故郷とか、自分の存在とか、自分の中の宇宙とか、祖先とか、今に至った道とかに触れるきっかけになった。

 
 どんな仕事でも、10年という年月を超えて、一つの仕事を続ける必要があると思った。

 
 あまり流動的でない田舎という空間もよかった。

 
 土の上での生活、土がいつも身近にある生活、土の上に立脚した生活、それが自分を育んでくれたと思う。

 
 動くことのない大地と、動くことのない故郷と、動くことのない身のまわりの風景というゆるぎないバックがあるから、この場所を立脚点にして、打って出ることができる。打って出るとは自己発信をするという意味です。

 
 商工業の世界は虚構の世界と思う。

 
 農業は生きる原点のような職業である。

 
 商工業の世界では道を追求するという分野も多いが、農業は道を追求するという世界ではない。農業は単に生きる場である。

 
 田舎人でも、農業を選択することが困難になった。

 
 そんな農業を継続できることがありがたい。



2008_05142008年05月14日0091

(今日の夕飯)
グラタン
キャベツと豚肉の炒め物

いつもご訪問ありがとうございます。とても励みになります。出掛けるため、明日の更新は休みます。

 

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貸したカネ 返せよ

 国の借金849兆円、過去最高。国民一人あたりでは665万円の借金を抱えていることになる。これは07年末時点であり、06年末時点より国民一人あたり12万円増えている計算になるらしい。

 
 こんな記事、一面トップに持って来いよ。うっかり見逃す所だった。山陽新聞では9面の「証券」というあまり目立たない場所だった。国(政権)に遠慮でもしているのだろうか。

 
 これは借金して家(道路)のローンを支払っているような状態。

 
 まず、何はさておき、借金を返すことが先決ではないだろうか。個人の家庭ならこんな時、ハコ物(車、テレビ、冷蔵庫)を買い換えたりするだろうか。日用品の買い物も考慮して、もっと切り詰めた生活をするだろう。

 
 つまり、こんな大借金があるのに道路など作る余裕はないはずだといいたい。道路に回すカネがあるなら借金を返せ。

 
 国の借金は、たらいの水のごとく、まわりまわって、めぐりめぐって、国民に転化される。そのしわ寄せはいつも「低所得者層」だけにまわってくる。

 

 
 今日の朝日新聞に介護職の待遇が低いと出ていた。
 過酷な勤務に心身を壊し、「月給20万程度では結婚できない」と嘆く介護職は少なくない・・・。

 
 月給20万、少ないかなあ? 農業でこれくらいになったら、今の10倍以上、現役農業者の数が増えると思う。

 
 介護の世界も本人が嫌いだったり、向いてなかったらできないが、農業も介護の世界と同じことが言える。

 
 そして、介護や農業の労働力不足に「外国の移民労働者」をあてがおうとしている。外国からの移民は安く使えるということだろうか。

 
 農業でも500万以上稼いでいる人もかなりいるようである。しかし、それはやっぱり一部のエリート農業者だと思う。凡人農業者には真似ができない。

 
 農業をカネにすることができない者の「ひがみ」かも知れないが、やはり農業は2世代前のように「自給」を中心に据えた農業がいいと思う。農業をビジネスと捉えると、凡人にはなかなか厳しい。

 
 言葉を代えれば、自給を中心にしても生活がまわっていく世の中であることが望ましい。

 
 現在のように農業がビジネスとなってしまうと、初期投資金額も大きいし、技術力も営業力もいるので、簡単には新規参入ができない。 

 
 そして現在社会では、ライフラインや社会保険料という固定的費用が毎年のごとく値上がりしている。原油の値上がりが理由だろうが、この1年の間に当地では、標準的な家庭で1ヶ月あたりの電気料金が435円、ガス料金は335円もアップしているらしい。1ヶ月当たりだから年間にすると電気料金が5220円、ガス料金が4020円もアップすることになる。

 
 自分がスーパーでよく買う「パン類」や「紀文食品の野菜天(練り製品)」は、価格が高くなれば購入を控えたり、躊躇するが、電気料金やガス料金は高くなった「実感」がスーパーのように逐次わからず、」銀行口座の自動落ちだから、何か掠め取られて詐欺にあったような気分にある。

 
 社会保険料でも介護保険料でも消費税でも上下水道料金でも、一旦導入されたシステムの料金は、徐々に徐々にアップして決して下がることはない。

 
 こんなにライフラインや社会保険料の支払いが高くなると、生きて行くための職業の選択肢が狭められてしまう。

 
 いわゆる、きちんとした会社に正社員として雇われ、サラリーマン社会に順応して、定年まで勤め上げないと、途中でリタイアやドロップアウトをすると、途端に生活が成り立たなくなってしまう。

 
 次の世代の人はますます「追い込まれて」いくだろう。

 田んぼでは害獣に追い込まれて、
 
 日々の生活ではライフラインと社会保険料の支払いに追い込まれて 、
 
 生まれながらの借金665万円に追い込まれて、

 ああ、生まれてこなければ良かったと思うに違いない。

 だから「賢明な女性?」は結婚という選択をしなくなったし、子供を産まなくなった。

 
 サラリーマン社会に何の疑問も持たず、順応して、勤め続けれる性格なら問題ないが、そういう人ばかりではない。

 
 サラリーマン社会にうまく順応できない性格の人は、どうやって生きていったらよいのだろうか。

 
 こういう人たちの受け皿に農業がなれればと思う。

 
 しかし現実の農業は受け皿どころか、ますます離農を迫られているような状態である。

 
 そして農業の現場では、技術力云々の前に、日々、害獣との戦いが待っている。それに疲れ果ててしまうのが、大方の農業者ではなかろうか。

 
 農業を論じる前に、まず害獣をどう防ぐかを論じるべきである。今農業の現場では、「技術力」と同等かそれ以上に「害獣防御力」が必要になっている。



2008_05132008年05月13日0001

(今日の夕飯)
エンドウとタマネギの煮物
レタス
シシャモ

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老いて一人

2008_05122008年05月12日0032

 今日、いつものようにホームコタツの机についたら、腰が痛い。だから急遽、最初のパソコン(ウインドウズME)を買った時に一緒に買ったパソコン机を自分の部屋に移動して、初めて、ブログを机で入力した。

 机では打ちにくいとか、様子が違うとか言っておれない。そういうことに囚われていたら、今日のブログが更新できない。前だけを一心に向いてとにかく一行を書き始める。

 カネになろうがなるまいが、ブログを手放したら、自分自身が空中分解してしまう。

 30代の後半まで、何をやっても続かなかったのに、農業とブログがこんなに続いているのは本当に奇跡的。

 

 
 老いて一人・・・誰にもあることだと思う。我が家は子供は不規則な仕事をしているので、夫婦2人で食べることが多い。
 
 マルミさんが仕事から帰ってから、「今日晩は何を食べるか」という話になる。その頃には自分も田んぼから帰っている。ブログを優先しているので、日が長くなっても、6時が過ぎて田んぼにいることはない。

 今の時期は、レタスを中心に、エンドウ、スナップエンドウ、タマネギを使った「煮物」か「炒め物」をする。ワンパターンであるが、簡単で時間がかからないので自分がすることが多い。もう一品は、市販の惣菜をマルミさんが週に1~3回買って帰る。

 だから夕飯の用意は長くて15~20分程である。エンドウでもタマネギでも旬のものは10分もあれば煮える。

 野菜を作ると、自分で料理して食べようという気にもなる。よく作るのは、
ナスビの煮物
ナンキンの煮物
ダイコンの煮物
ハクサイの煮物
サトイモの煮物
エンドウとタマネギの煮物

エンドウとタマネギの炒め物
スナップエンドウの炒め物
野菜炒め

エンサイのおひたし
ツルムラサキのおひたし
ホウレンソウのおひたし
オクラの湯通し

レタス(生食)
キャベツ(生食)
キュウリ(塩もみ)

 自分が作るのは至ってシンプル。というか、それ以上は料理にあまり情熱がない。
 他に味噌汁も作れる。困った時には目玉焼き。

 だから、一人になっても、上記くらいは自分で作れる。あと一品はスーパーの惣菜を買ってすませばよい。

 これは自分で野菜を作っているからできるのであって、野菜を作っていなかったら、スーパーで野菜を買ってまで、上記のような料理は作らないと思う。ほとんど、出来合いの惣菜を買って食べるようになると思う。

 野菜を買って料理をすることは、出来合いの惣菜を買うことより高くつくし、料理がワンパターンになってしまうので、それだけでは「飽きて」しまうだろう。

 自分で野菜を作っていると、「一人の夕飯」になっても、旬を楽しむことができるだろうし、半分は購入しても半分は自分で作ったものをテーブルに並べたら、「味気ない」とか「一人の食事はおいしくない」などと落ち込むことは少ないと思う。

 自分のは料理というよりも原材料を並べただけという感じだし、マルミさんも料理はさほど得意でない。そんな夕飯を毎日アップするのは「恥」?

 夕飯のアップは自分のためです。もし「一人の夕飯」になったら、あの当時は、あんなものを食べていたんだと参考にするつもりです。
 お粗末な夕飯でも、子供も、もしかして参考にするかも知れない。

 農家であることの「ありがたさ」は、晩年になっても、旬の野菜を食べれることだと思う。たとえ孤食になっても、旬の野菜は明日を生きるエネルギーになると思う。

 老いた時、必要最低限のカネがあれば、後は、ささやかな健康と、身の回りのことが自分でできることと、旬の野菜と果物があれば、一人でもなんとか生きていけると思う。

 死ぬ直前まで、食べることに魅力を感じ続けれるものは、美食ではなく、旬の一品だと思う。

 そのためにはネギ1株でいいから、自分で作ることだと思う。どうしても作れる状況にないなら、田舎の友人や知人を探し続けて(求め続けて)、ワンパック野菜を、月に1~2回、送ってもらうことだと思う。月に1回くらいなら、送料がかかっても、さほど負担にならないと思う。

 我が家は4人家族なので、一応まだ、きちんとした夕飯を作っているつもりであるが、これが夫婦2人になったら、今以上の手抜きになるだろうし、一人になったら、ひょっとして、料理の勉強を始めるかも知れない。



2008_05122008年05月12日0014 

(今日の夕飯)
エンドウとタマネギの炒め物
レタス
目玉焼き
串カツ・・・市販の惣菜

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集落営農について

 今日は午前中、集落の用水掃除があった。「用水」という言葉を知らない人が多いと思う。「川」のことを「用水」という。つまり、稲(田植え)に用いる水だから「用水」という。

 1年に1度、田植え前のこの時期に、川(用水)の掃除をして、水がスムーズに田んぼの方に流れるようにする。

 集落の人と顔を合わせるのは、最近では集落の「出仕事」の時くらいしかない。近くの田んぼに出て来られる人とは顔を合わしているが、現役世代の人と顔を合わせるのは、田舎でも、こんな時だけになった。

 40軒余りの集落なのに、顔を全く知らなかった人が2人いた。

 「集落営農」のことが、最近の農業新聞によく取り上げられているが、当地では集落営農の声は出ないと思う。野菜や果樹は自給用程度しか、どこの家にもつくっていない。もし話があるとすれば「稲作」だけだろう。
 
 山の手の田畑は圃場整備されていないが、川の下流の土手沿いの湿田は、すでに30年ほど前に圃場整備されているので、1区画の田んぼの面積が20~30アールと広くなっている。

 圃場整備された田んぼなら大型機械が入るので、集落の田んぼをまとめて面倒見てあげようという人(もしくは法人)が、探せば出てくるかも知れない。ただ、今は米価が極端に値下がりしているので、米作りがほとんど採算に合わず、受託してもらえないと思う。

 集落営農は、
(1)集落の中で、誰か特定の一人に委託する。
(2)集落みんなで力を出し合って共同管理する。
(3)特定の人に外部委託する。
 
この3パターンが考えられると思うが、(2)はありえないと思う。儲からないから稲作を放棄しているのに、余計に手間がかかること(負担になること)は誰もしない。だから、(1)か(3)であるが、(1)は集落内を見渡しても、誰もする人はいないと思う。今以上に稲作を拡張しようとする人はいないし、集落営農を引き受けると、補助金はかなり出るかもしれないが、事務処理が煩雑になると思う。こうなると、最も現実的なのは(3)の外部委託であるが、受けてくれるような個人や法人が果たしているだろうか。



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 韓国では鳥インフルエンザが猛威をふるっている。9日現在、26地域、35箇所で感染が確認された。

 鳥インフルエンザには、何万~何十万というニワトリをケージに閉じ込めて飼う方法は、危険が大きすぎる。鳥インフルエンザが発生しただけで、全羽が淘汰されることになるから。

 たった45年前までは、田舎の家々の庭先で、20~30羽が飼われていたとは、誰も想像すらできなくなった。

 しかし考えてみれば、ニワトリほど簡単に導入できて、肉と卵が簡単に手に入る動物はいない。牛や豚は大き過ぎて手に負えないし、ヤギは乳搾りに時間がかかるし、ニワトリより導入費が高くつくと思う。

 45年前の我が家には、黒牛1頭、親豚2頭、子豚が生まれた時は子豚十数頭、そしてニワトリが20羽ほどいた。

 45年前には、田植えも一家総出の「手植え」だった。今、手植えなどをしている光景は見たことがない。

 子供の農業体験でよく、田植え(手植え)が新聞に出ているが、多分生涯を通してありえない(手植え)ことを経験することが、果たして農業経験になるのだろうかと思う。全く現実的でない。

 田植え(手植え)と異なり、ニワトリを20~30羽飼うようになることは、ありえない話ではなく、かなり現実的に今後ありえる話ではないかと思う。もし肉類がスーパーに出回らなくなったら、肉を簡単に手にできるのはニワトリだけである。

 今、自分が飼っているニワトリを肉にしないのは、買った方が時間もかからず、絞めて1羽減るより、はるかに安くつくからである。45年前はこれと逆だった。

 45年という短期間のうちに、世の中が変わってしまった。そしていつの間にか自分も50代の半ばになった。祖父がニワトリをしばしば料理していて、1羽のニワトリが肉に変身していくのを見るのが楽しみで、そしてその晩はすき焼きが食べれるのも楽しみだった。その光景がついこないだのように思い出せるが、45年という月日が過ぎ去っている。

 今は20代30代の不安定な時期を過ぎ、精神的には50代に入ってやっと少し落ち着けるようになった。土の上で生活をするようになった効果だと思う。功なり、名を成した人が、一線を退くと、農業に帰依するようになるのが、わかるような気がする。母なる大地はそれくらい人の心を潤してくれる。しかし現在、
 鳥インフルエンザは、定年帰農者の楽しみとしての20~30羽養鶏の道を閉ざし

 家庭菜園の楽しみも、害獣の日夜出没という現実にため息をつかされ

 近所のおじさん、おばさんに家庭菜園の方法をちょっと教わろうにも、近くにそんな人が一人もいないし

 45年前とは、気候も周囲の環境も、変わってしまった事に気づかされる

 これから集落の農業はどうなるだろう。

 次の世代はもう稲作はしないだろう。

 機械を揃えてまで稲作はできないし、手植え、手刈りなど論外。

 誰も稲作を受託してくれる人もなく、ただ、荒れ果てる。

 自給用の家庭菜園くらいは作るだろうか。

 それはわからない。人によりけりだと思う。

 この国の農業が滅んで行く。


2008_05112008年05月11日0061

(今日の夕飯)
エンドウとタマネギの煮物
焼き魚・・・チヌ
ギョウザ・・・市販の惣菜


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企業の農業参入

 中国四国管内で、3月1日現在の農業参入企業数は69法人で、前年同期より27法人増えた(農業新聞5月10日)。
 
 参入企業の内訳は
(1)株式会社38法人
(2)特例有限会社26法人
(3)NPO法人5法人

 業種別の内訳は
(1)建設業31法人
(2)食品関連業19法人
 その他、労働者派遣業、自動車教習所、医薬品製造業など多様化

 
 農業経営基盤強化促進法の改正で国は2005年9月から「特定法人貸付事業」を始めた。市町村が耕作放棄の発生場所や面積を把握し、農外企業と協定を結んで農地を貸し付ける仕組み。

 
 法人がする農業は儲かるだろうか?、儲かればどんどん参入してくると思う。何回も書いているが、
(1)時間回転率・・・作物の生育スピードをあげることはできない。300年前の稲も現在の稲も生育ステージに関わる時間はほとんど同じ。
(2)設備回転率・・・最短の作物でも50~60日間ほど日数がかかり、その間、設備は他に転用できない。

 
 農業が他の産業と徹底的に異なるのは上記2点だと思う。人件費やその他の経費を上回る売上ができるだろうか。加えて、旧ソビエト連邦の
(1)ソフホーズ
(2)コルホーズ
的に捉えてみると、独立自営業の個人の場合は死に物狂いでがんばるが、企業組織(あるいは国営、市町村営)のような農業形態では、かえって「非効率」の弊害の方が多いのではなかろうか。

 
 個人でして儲からないものが、組織にして儲かるだろうか。この点も農業が他の産業と異なる点と思う。

 
 国内限定なら「価格カルテル」のような暗黙の了解ができて高く売りつけることができるかも知れないが、果たして輸入品と国際競争力で勝負できるだろうか。国際的な観点から見ると、法人組織にしても、外国の個人の規模より小さいのではなかろうか。

 
 企業がする農業は、輸入品と競合しない農業に特化されていくのではなかろうか。その場合は、国内のそういう個人農業者は法人企業によって淘汰されてしまうだろう。

 
 農業は法人が参入しても、あまりメリットのない産業と思う。それはやはり、(1)時間回転率と(2)設備回転率の2点につきると思う。

 
 いずれにしても、今後5年ほどの間に、法人農業が儲かるかどうか明らかになるだろう。仮に儲かるなら、怒涛のように企業が参入してくるだろうし、儲からないと判断したら増えない。

 
 農業は他の産業とは異なるということが、やってみて企業も痛感するのではなかろうか。しかし、企業が参入しないと、個人営農だけではもうこの国の農業は持たない。

 
 農業が他の産業と異なるからと言って、個人や法人に対して、農業の発展に寄与しない、やみくもな援助は厳しくチェックされる必要がある。


 

2008_05102008年05月10日0014

 超整理術・・・何かこんな題名の本があったような気がする。自分の場合は新聞の切り抜きがごちゃごちゃになり、きちんとファイルできるような物がいるなあと思っていたが、昨日、電話名簿を入れるクリーンファイル(パソコンのキーボードの上に置いてある透明のもの)を買いにいったら、その隣に書類整理用のいろんなファイルが陳列されていた。
 
 画像の3点を買った。いろいろ見て、引き出しのある10段ほどの書類入れ容器のようなものがいいと思ったが、5千円以上するので手が出ない。画像のはどれも400円以下だった。さっそく、左のファイルを今日の新聞の切り抜き入れに利用した。何となく便利そう。
 真ん中のは本を並べてもよいし、右のは左のと同じようなファイル綴りである。
 
 超整理術で最もいい方法は「物を買わない」ことだと思う。ボクは思いっきり殺風景な部屋でパソコンをしている。調度品はどれも25年ほど前のものだし、その間ほとんど物を買っていないので、新しい物は何もない。パソコンを置いているホームコタツも30年以上前の物であり、そこに座ってブログをしている。ただ、身体のことも考えて、座ってするより椅子に座ってする方がいいかなと思い、椅子の新調を考えている。机はあるが椅子のいいのがない。今回は思い切って1万5千~2万円ほどの椅子を買おうと思う。安物の椅子は疲れる。そしていつも「安物買いの銭失い」に陥る。

 

 今日はうれしい雨だった。雨量も多い。普通なら雨の日は農作業などしないが、今日はやることがたくさんあった。
(1)まず織布のトンネルを開け、雨にたっぷりあたるようにした。
(2)オクラは5本立ちは3本を抜いて欠株に補充した。
(3)インゲンもオクラと同じことをした。
(4)エンサイやスイートバジルの点検と苗の補充
(5)土がかちかちでできなかった、ニンジンの間引き作業
(6)チンゲンサイの定植
 その後、サトイモやヤーコン等に液肥を施そうと思ったが、雨脚がつよくなったので、しないで帰った。雨が降りだしてから液肥を施すと、濃度が濃すぎて作物にあたるようなことは少ない。



 市民を対象にした野菜塾とか援農塾が、農協や行政によって、最近は全国的に開講されているようである。自分も10年前(農業歴満8年で)「あめんぼ百姓塾」を開設したが、新聞で大きく取り上げてもらったにもかかわらず、今までに来られたのは2~3人だった。
 なぜ百姓塾を開設したかと言うと、自分がスタートする前、そんな塾があればいいのにと思ったからである。
 初心者には難しい技術はほとんど必要ない。
(1)なぜ畝立てをするか
(2)肥料はどんな物を使うか(どんな物があるか)
(3)草刈機や管理機(ミニトラクタ)の使い方
(4)種の蒔き方(直播と地床育苗とポット育苗)
(5)(4)を作物別に分類
(6)簡易な温床の作り方
(7)黒マルチや織布の使い方とメリット、デメリット
(8)旬に忠実に蒔くには、いつ何を蒔くか
(9)種はどこで購入するか
 とっかかり(入り口)だけ、ちょっと教えてもらえれば、後は地域の誰彼に聞くなどして、自分でやれるものである。

 農業はそれぞれが独断と偏見でやっている

 これが最も一般的という農法は何一つない。

 肥料を全く入れない人もいるし、全く耕さない農法の人もいる。よく言えば百花繚乱。

 農業は出足だけちょっと教えてもらえれば、後は毎日田んぼに出ていれば、作物が教えてくれるし、他人の農業も見えてくる。

 
2008_05102008年05月10日0007

(今日の夕飯)
ハンバーグ
鶏肉のフライ
こふき芋
レタス

 

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本VSブログ

 先日、家の門(かど)に除草剤を使った。田んぼに除草剤を使ったことは一度もないが、家周りの草取りをする時間がどうしても取れないことがある。

 田舎の家の門(かど)はどこの家も広い。その理由は、45年ほど前まで、家の門(かど)で、脱穀をした後の籾を天日乾燥するために「ムシロ」の上に広げて干していたからである。
 その、だだっ広い門の草取りをしようと思えば、1時間では終わらない。手作業で取ることもあるが、除草剤の世話になることもある。

 

 「足音が肥やし」という言葉がある。これは、しょっちゅう見回ってあげなさいよという意味である。たびたび見回っていれば、
(1)ちょっと水が足らないようだ
(2)草を抜かなければならない
(3)伸びすぎているから収穫して捨てる必要がある
 等
が目に入る。現実的にはなかなか種々の作物に目を通すことはできない。そんなことをしていたら見回りだけですぐ10~15分もロスしてしまう。
 現役世代にとって田んぼは、楽しむ場所ではなく、せわしなく動き回って農作業を進める場所である。独立自営業だから身体はいくらでも動く。
 
 

 携帯電話は持っていない。理由は必要に迫られていないから。出かける時に必要になった場合は家族のを借りていく。
 デジカメより軽いだろうが、サイズ的にはそんなに変わらないと思う。
 気になったので、重量を測ってみた。
マルミさんの携帯・・・120グラム
自分のデジカメ・・・・・160グラム
 やはりデジカメの方がちょっと重い。
 携帯の欠点はいつでもどこでも急に電話が入ることだと思う。これ迷惑しませんか。それと、ポケットに物を入れると重く感じる。

 

 ナンキンを定植した直後の4月16日に多量の雨が降ったが、その後今日まで20日間あまり、雨らしい雨が降っていない。30度近い高温の日も何日かあって、田んぼがよく乾いている。この辺で一雨欲しい。明日は雨の予報であるが、もし雨が降ってくれれば、恵みの雨である。しかし雨量が少なければ、ジョロで潅水では間に合わず、エンジンポンプを稼動させる必要がある。それでも雨に比べたら、エンジンポンプでの散水量は知れている。全ての作物のために、明日はある程度の雨量が欲しい。

 

 
 考えるよりもまず指先を動かしていかないと、作文は前に進まない。まるでピアノを弾くみたいに・・・そんなに動かせたらいいが、現実は遅々としている。
 絵や音楽に、ありとあらゆるジャンルが認められているように、作文でも、ケータイ小説やブログは、一つの確固としたジャンルだと思う。本より質が劣るとは考えていない。つまり、
本・・・・・・・スペシャリスト農業型
ブログ・・・少量多品種ワンパック宅配型
 と言えないだろうか。一つの作物を体系的に作り上げていくのがスペシャリスト型農業であり、これは本作りに似ている。これに対して、種々雑多で毎回入る野菜が異なるというのがワンパック宅配型であり、これはブログに似ている。
 自分はスペシャリスト型農業が全く苦手である。これがプロの農業と思うが、できないものはできない。農業を最初にイメージした時も、スペシャリスト型農業はやれる自信がなかった。
 一応、過去に3冊の本(自費出版、本と言うよりも小冊子、80冊で8万円ほど)を出しているが、ブログ型の短文を50項目ほど寄せ集めて本にしただけだった。
 つくづく、体系的に起承転結の構成を考えて本を書くのが苦手なのだと思う。不思議なことだが農業にも同じことが言える。

 
ならば、自分の得意な方に集中するしかない。ブログに関しては、いわゆる「作家」には負けられない。
 ブログと本は、同じく言葉で表現するものであるが、どちらが優れているとか劣っているではなく、単にジャンルの異なる一領域と考えている。
 ただ、ワンパック型よりスペシャリスト型の方がはるかにカネになるように、ブログより本の方がはるかにカネになる。


2008_05092008年05月9日0058 2008_05092008年05月9日0063

 パンジーが終わったので、夏秋草花に模様替えした。今日ホームセンターへ行ったついでに買ってきた。花の名前はよく知らないが、千日紅だけわかる。
 玄関先に少しは花を飾りたい。ただ、水やりや花柄摘みのことを考えたら、自分の場合は10鉢が限度。


2008_05092008年05月9日0052  2008_05092008年05月9日0039
ハーブの現在。

2008_05092008年05月9日0047
レモンバーベナ


2008_05092008年05月9日0043
ブラックミント



2008_05092008年05月9日0042 2008_05092008年05月9日0041
コモンタイム




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野菜(エンドウ)。スナップエンドウとグリンピースの鳥害を、エンドウがカバーしてくれている。


2008_05092008年05月9日0028
野菜(ソラマメ)。毎年病気が発生するので、全く期待していなかった作物なのに、今年はどういうわけか調子がいい。ただ、明日の雨がポイントになりそう。乾きすぎている。
 

2008_05092008年05月9日0068

(今日の夕飯)
煮物・・・野菜天、キャベツ
刺し身・・・ボラ
スナップエンドウの炒め物


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新聞は広角、ネットは深角?

 今日の朝日新聞に「新聞離れ 止める力を」という見出しで「没落か再生か」という記事が載っていた。
 
 
 ボクは新聞様様、たくさんのネタを提供してくれてありがたい。

 
 インターネットの利用者が増えて新聞離れと言っても、インターネットのどこを見たら新聞記事が載っているのかわからないし、大体、皆が皆、インターネットに詳しいわけではない。

 
 ネットより新聞の方がはるかに見やすいし、広角的に読める。新聞は一般教養、ネットは専門教養・・・みたいな感じがしている。

 
 見ていて、新聞の方が目が疲れない。

 
 新聞なら、ぱっと見て、読むかどうか瞬時に取捨選択できるが、ネットだと取捨選択が新聞ほど早くできない。

 
 新聞は平面的、ネットは立体的な感じがするが、自分は平面的な方が好き。

 
 新聞は有料でネットは無料であるが、1ヶ月3000円ほどだから高くはない。新聞に比べたらNHK受信料の方がはるかに高い。

 
 インターネットより新聞の方が「画面」が大きいので、ぱっと3~4の記事が斜め読みできるので、インターネットより読むスピードを早くできる。

 
 ネットは目的の物を探すのに手間がかかるが、新聞は切り抜きしておけば簡単。

 
 年齢に関係なく、パソコンが買えない、パソコンが使えない人がいることを肝に銘じておいて欲しい。

 
 朝日新聞阪神支局襲撃事件はまだ解決されていないが、あの事件が契機になったのだろうか、岡山支局はまるで「要塞」のような建物になっていた。
 
 
 時の権力におもねることだけは止めてほしい。新聞の存在意義は、いついかなる場合においても、政権に対して一定の距離を保つ(権力と対峙することを恐れない)ことだと思う。

 
 新聞は機能上、その日の出来事を体系的に捉えることができるが、ネットは体系的に捉える機能はない。


 新聞の方が好き、というかネタが圧倒的に探しやすい。ネットは海。大海原でおぼれてしまう。

 
 新聞では自己主張できないが、ネットは自己主張できる。ブログランキングは自分の唯一の、社会への窓口。

 
 ネットはブログランキング以外は全く見ない(利用しない)。たまにグーグル検索を使用する。

 
 パネリストの一人の河内孝さん(毎日新聞、元常務取締役)が、「鳥肌が立つほど嫌いな言葉」として「KY(空気が読めない)」という流行語を取り上げていた。
 
 
 ボクも大嫌い。空気を読んで従わなければならないのだろうか。いつも全体の雰囲気ばかりを気にして自重するのだろうか。

 
 空気を読んで全体の考えに沿うのではなく、あえて異質の空気で喚起したい。

 
 でもこれはなかなか難しい。一朝一夕にはいかない。常日頃から、そういう態度を保持していないと、大きな流れに逆らえない。

 

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 今日、早生タマネギを全て収穫して家の軒下につるした。病気はきていたが、太りはまずまず。
 右側は中晩生種のタマネギ。あでやかに咲くカモミールのそばで、病気で元気がない。毎年同じ光景。これでいいのか!


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 藤の花も、まもなく終わる。右の画像で物置の北側の日陰に植えているのはミョウガ。



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(今日の夕飯)
キャベツ
焼き魚・・・アジ
レタスの味噌和え
鶏肉のフライ


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思考の断片

 結び目理論、「ひもの絡まり方研究」・・・世の中には自分と全く違った空間を生きている人がいる。河内明夫、大阪市立大学教授。
 「ひも」の絡まり方を数学を使って考えるのが、この教授の研究分野で位相幾何学の一分野らしい。

 ボクは「ひも」の結び方を何回教えてもらっても覚えれない。自分の農作業に出てくる特別な「ひも結び」は、液肥を担ぐタゴに結ぶひも結びだけ。壊れたタゴのひもを見本として所持している。


 
 米国のテレビ局が「ポスト人類」の世界を描いた。
 番組の結論は「人類消滅から6ヵ月後、都市近郊にオオカミの仲間や山猫が入り込み、我がもの顔で動き回る。5年後には都市部の大半がツタや樹木で覆われる。200年後にはニューヨークの摩天楼もパリのエッフェル塔も崩れ去る。千年後には近代都市は跡形をととめず、原始のような森と小川が戻る」(朝日新聞社説より)。

 すでに山に近い田畑は、イノシシ、シカ、サル、タヌキ、カラス等が我がもの顔で動き回っている。減ることはなく増え続ける。ちょっと県北に行くと、田んぼ中が電柵やトタン板や鉄柵で囲まれている。防御しないと野菜や米が作れなくなっている。これは最も深刻な山村の現状であるから、まずこの状況を発信し続ける必要がある。 山村が放棄される理由はこれが第一順位だと思う。

 

 遊休農地への和牛放牧は、約1ヘクタールに2頭の牛が目安らしい。自分の田んぼは所有地20アール、借地22アールで合計42アールほどだから、計算上は牛1頭も飼えないことになる。
 牛はこれくらい草を食べる。1ヘクタールがどれくらいの広さであるかイメージできますか。これがイメージできなければ、牛が食べる草の量もイメージできない。
 これを考えると、人間は肉食を控え、菜食中心にすべきだと思う。肉食は世界の「飢え」の人口を増やしている。

 

 
 基盤整備(圃場整備)事業、広域農道、下水道、この3つは、土建国家日本が犯した最大の失政だと思う。

(1)基盤整備した後で、もしくは並行して、減反(生産調整)政策が始まった。稲を作りやすくするために基盤整備が行われたはずなのに、稲は作るな作るなの大合唱。基盤整備事業は農家のためではなく、土建業のための公共事業だったと思う。

(2)広域農道は瀬戸大橋みたいに通行量の少ない幽霊街道。広域農道は農産物の流通のための道路だったはず。広域農道が増えるのと反比例するように農家戸数の激減。

(3)基盤整備事業と広域農道は新たな大規模事業はないようであるが、下水道は現在進行形。都市の下水道は環境のために役立っていても、田舎の下水道は環境のためにあまり役立っていない。
 
 下水道はリサイクルという思想を全く反映しないシステムである。化学処理してきれいになった水はまた放流し、最終的に残った汚泥は産業廃棄物として埋め立てるという構図だと思う。

 合成洗剤を使っていない台所排水や洗濯排水や風呂の排水、そして要の人糞尿は、ごく簡易な「メタンガス発生装置」に送り、そこで発生したメタンガスで燃料を自給し、残った液肥は田んぼの良い肥料になるというシステムがリサイクルシステムであり、今、中国の農家で爆発的に増え、国家も奨励しているシステムである。システムの構築にかかる金額はごく安価であり、スペースもあまりいらない。日本でも先進的な有機農家が利用している。
 
 下水道関連の過大な住民の負担は、現在の世代にも次の世代にも重い負担になるだろう。システムには耐用年数がつきものであり、その時にまた新たな設備(修理)に対しての負担を迫られる。加えて、システムの毎年の利用料は「知らず知らずのうちに」アップしていく。



 
 諫早湾干拓地農業や他の干拓地農業や北海道農業のような、大規模農業があまり好きでない。自分は農業をビジネスと捉えるよりも、自分自身の癒しや自給自足のためと捉える方が、4対6くらいの割合で高い。

 都市の非農家出身の人が新たに農業に参入する場合も2通りあり、一つはビジネス型、もう一つが自給自足型だと思う。ビジネス型でも、酪農、稲作などの初期投資の金額が大きい農業形態は選択しづらい。ビジネス型で比較的多くの人が選択しているのがトマト等の施設園芸とブドウ等の果樹(岡山県の場合)である。最近は施設園芸でも果樹でも、投資するのではなく、施設あるいは果樹園を借り受けて(後継者がいないので)スタートする方法もあるようである。
 借り受けてスタートする方がはるかによい。初期投資をしていなかったら、他の農業形態への変更、あるいはリタイアも可能である。

 自給自足型は現役世代には難しい。現代はライフラインや社会保険料の高負担社会であり、それらを無視しての自給自足は考えられない。
 


2008_05062008年05月6日00342008_05062008年05月6日0038

 ほとんどの野菜は、植えたら植えっぱなしで、技術的なことをあまり知らないが、ナスビとピーマンだけは少し手を加える。
 左のナスビは、一番花がついた茎が主枝であり、一番花の下の2つのわき芽を伸ばして3本仕立てにする。その下のわき芽は全て取り除く。
 右のピーマンは一番花がついた場所で、きれいに3つに枝分かれするので、その下のわき芽は全て取り除く。

 これだけするだけ。

 ナスビは害虫がまぶれつくので、7月下旬には太い枝だけ残し、葉は全部落として丸坊主にして35日間ほど休ませ、秋ナスに向かわせる。

 ピーマンは害虫は少ない。



2008_05072008年05月7日0012

(今日の夕飯)
レタス
豚肉の生姜焼き
キャベツのコンソメスープ
スナックエンドウの炒め物


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山尾三省さんの場合

 今日という日は書けても、明日はもう書けないかも知れない。ブログは瞬間、瞬間を大切に生きることを教えてくれる。

 若くないから書ける。残りの人生の時間が少なくなっている。・・・たら、もし・・・では書けない。生きた証しを残したいと思ったら、今書かないと残せない。

 サラリーマンをしていたら、ネタなどほとんどないと思うが、人のあまりしない(できない)農業を続けてきたから、知らず知らずのうちに多くの「うつ」や「沈殿物」を溜め込んできたように思う。
 
 山尾三省さんは1977年に屋久島に移住し、2001年に62才で亡くなるまでの24年間に多数の本を出されたが、もし三省さんの時代にブログがあったら、どういう展開になっていただろう。
 いつか読もうと思いながら、まだ1冊も読んでいない。ブログを始めてからなおのこと、時間が取れなくなった。

 三省さんの年までは後7年で、その時には農業歴25年。三省さんが屋久島に移住された年齢と自分が農業を始めた年齢はほとんど同じ頃。

 死をしばしば意識するような年齢になった。いつのまにか残り年数で人生を考えるようになった。

 自分の後、この田んぼで誰が農業をするのか、今は皆目わからない。カネは全く残せそうにないから、せめてこの田んぼだけは、次の人(子供?)がすぐに耕作できるような状況で引継ぎたいと思う。
 
 
まじめに、緊張感を持って書き続けていれば、いつか書けない日がやってくる。その時にどう乗り越えていけるかがポイントになると思う。1年後かも知れないし2年後かも知れない。その時には書く状況を変える必要があると思う。
(1)夜書きから、朝、昼、晩、随時書きに変える
(2)自分の田んぼを書くワンパターンを止めて、他人の田んぼやその他の事に絞って書く
(3)過疎の山村や県境の村など、新たなテーマを持って書く 

 自分の中に限界が見えてきた時、書くテーマを変えるには、どうしてもある程度の経済的余裕がいる。数年後それが準備できていればよいが・・・。

 

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 ジャガイモの現在。少し肥料不足かも。収穫は6月12日頃なので、後1ヶ月ほど。今更追肥など遅すぎるような気がするが、やるとすれば、ジャガイモの畝間(通路)に、次の雨が降るまでに液肥を散布する。

 ジャガイモの種芋は16キロ。自分にはこれが限界であるが、20~40キロの種芋を植えている人も多い。一人でどうやったらそんなに作れるんだろうと思うが、個人差(能力差)の大きい職業である。


 2008_05062008年05月6日0025

 ジャガイモの葉を食害するニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)。毎年大発生して困る。ジャガイモだけにとどまらず、ジャガイモの収穫が終わると、同じナス科のナスビの葉に移動する。だから、ジャガイモとナスビは離れた場所に定植するか、もしくはジャガイモとナスビの間に何か障害物のような作物があるとよい。


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 左からエンサイ、ツルムラサキ、オクラ。
 昨晩はストーブをつけたほどの寒さだった。だから、ブログを打ちながら、これらの定植物が気になって仕方がなかった。朝、見回ったが、エンサイ以外は、あまり影響はないようだった。エンサイも日中の高温で持ち直してくれたようだ。
 スイートバジルは定植して日が浅かったが、葉をこわらせてから(、日中はポリを取り除き、外気によく慣れさせてから)定植したので、影響は少なかったようだ。


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 ハーブのレモングラス。当地では越冬が難しかったが、右のような市販のポリキャップを去年の11月中旬頃にかぶせたら、うまく越冬してくれた。株分けは6月中旬以降。



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 タマネギ無残。輪作しても、タマネギの病害虫を防ぐカモミールをタマネギの通路に植えても、どうしても毎年病気が発生する。
 まだ病気発生の気配がない4月上旬に、ダイセンかダコニール1000という殺菌剤で1~2回予防しておけばよかったと、毎年思う。
 発生するのが95%以上確実な病気(当地の場合)を、5~10年続けて同じことを繰り返すのは、本当にいけない。これが有機農業か?





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 左からニンニク、ワケギ、ラッキョ。収穫期の関係で、この3種類は毎年タマネギの隣に植えているが、これがタマネギの病気の発生源になっているかも知れない。
 タマネギと近縁の3種類であるが、右のラッキョには病気発生はない。小面積だから、ニンニクとワケギは来年はタマネギと離して植えようと思う。


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 エンサイ、ツルムラサキ、オクラには、白い織布をかぶせて帰った。昨晩ほど寒くはないが、今日もさっきストーブをつけた。

 

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(今日の夕飯)
カレーチャーハン
煮物・・・エンドウ、キャベツ、豚肉
レタスの味噌あえ


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農業者になることより農業者を続けることが難しい

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 森林浴、里山歩き・・・毎日していると、あまり感動はない。ただ、山の中に入ると、木々が放つエネルギーというか、テレパシーのようなものを感じる。
 
 田んぼにいる時は感じないのに、山の中に入ると、木々の呼吸というか吐く息を感じるのは、やっぱり原始の時代に人間は山の中で生活していたからだろう。山の中に入れば古い先祖帰りを無意識のうちにしているのかもしれない。
 
 
人間はあまりに土から離れてしまったと思う。正しく言えば「離されてしまった」と思う。

 たった45年ほど前には、日常生活の傍らに、いつも土や土の香りがあったと思うが、今、都会ではそんなかけらもない。

 土から離れ、宙に浮いたような高層ビルのマンションなどで、よく日常生活が継続できると思う。

 2年に1度くらい、そんな高層ビルに泊まると、文化の違いにリフレッシュできるが、毎日となると、自分の心身はどのように変化するだろう。 一定の年齢が過ぎても、土の香りのしない都会で住み続けることができるのだろうか。

  

 雨は強制的に身体を休ませてくれるので、たまの雨はよい休養になる。今日はそんな雨の天気予報だったのに、曇天で、時々雨が降る程度だった。この程度の雨だったら田んぼに出ないわけにはいかない。昨日定植したスイートバジルを見てまわったリ、他の定植物を見てまわった。

 一昨日、蒔き直しの判断をし、昨日蒔き直したオクラだが、今日見ると、かなり持ち直している。昨日はまだそんなことはなかったのに。

 これを見て、病気や害虫ではない他の要因なら「作物は強い」と再認識した。農業をスタートした頃に父が、「投げ出したらおえん」と時々言っていた。それは葉タバコの栽培で何度も経験したからだと思う。葉タバコの定植時はまだ朝晩が冷えるので、油紙のような苗キャップを一つ一つの葉タバコにかぶせていたが、葉タバコが苗キャップからはみ出すほど大きくなると苗キャップを取り除いていた。その後に「遅霜」の被害が何回かあったらしい。時期としては5月上旬の頃だったのだろう。遅霜の被害を受けて致命的に見えても、それで投げだしてしまわずに、乾きすぎていたら水をやり、一部の元気そうな葉タバコはもう一度キャップをかぶせて回復を待ったりと、手をつくしたようだ。致命的に見えても、意外と持ち直したのだと思う。今日のオクラでそのことを思いだした。

 
 
 原油が高騰していても、出荷用ダンボールやクロネコ運賃の値上げを求められてはいない。しかし、これだけ高騰したら、価格転嫁をこちらに求められる可能性もある。
 
 仮にそうなっても、自分が今度は顧客にその価格転嫁を求めることは、ちょっとできそうにない。送料として顧客に800円負担してもらっているが、送料のアップは難しい。
 
 以前は振り込み手数料は当方負担だったが、郵便局が民営化されてから、それまで60円だったのが70円そして100円にアップして、振り込み手数料だけで平成17年度分が21850円、平成18年度分が23350円と2万円を超えるようになったので、去年から先方持ちにしてもらった。

 

 

 
作家になることより、作家であり続けることの方が難しい。
 
 農業者になることより、農業者であり続けることの方が難しい。

 農業者になるための過程で大半のエネルギーを使い果たしてしまい、いざ土の上に立った時はすでに、燃え尽きていた。

 大学に入るための過程で大半のエネルギーを使い果たしてしまい、いざ大学の門をくぐった時はすでに、燃え尽きていた。

 でも実際は、作家になってから、農業者になってから、大学に入ってからがスタートラインなのである。

 単に農業者になるくらいのことで、なぜこうも多大なエネルギーを必要とするようになったのだろう。

 それは農業が、戦前のように自給を中心とするものではなく、戦後はビジネスとしての農業に代わったからである。

 ビジネスとしての農業は厳しい。

 その厳しさに多くの田舎人は、農業は自給用の家庭菜園だけに留め、外に働きに出るようになった。その方が精神的に楽だったのである。

 元々の田舎人がしなくなった農業の分野に、都会の人が新規参入しようというのだから甘くはない。

 独立自営のための初期投資の金額は、軽く300万を超え、軌道に乗るまでの生活費だけでもかなりかかる。脱サラして都会から移り住むなら、少なくとも500万円ほどの準備資金が必要になるだろう。

 そして、スタートをしてから、いつになったら軌道に乗るか、あるいは軌道に乗せることができない場合もある。

 温度と季節が違うので、原則、1年に1回しか経験できないし、反復練習できるものでもない。

 たった5回の経験に5年の月日がかかってしまう。

  

 
 今日の農業新聞に「足尾銅山」の植樹の様子が大きな写真で載っていた。当地にも、家から1時間ほどの県北に「柵原鉱山」がある。
 
 足尾銅山は明治時代に起きた国内初の大きな公害、足尾鉱毒事件で知られる。閉山してから35年たつが、周辺の山肌は銅の精錬で発生した亜硫酸ガスや酸性雨の影響で木々が失われたままだと書いてあった。

 柵原鉱山の資料館を見た時は、現代のワーキングプアの人たちを連想した。時代は当時も今も全然変わっていない。柵原鉱山の地下の採掘跡を見学した時は恐怖感を感じた。人間の働く場所ではないと思った。しかし、中学校の時、地図で、夕張炭田はここ、石狩炭田はここ、筑豊炭田はここという風に、楽しく場所を覚えていたような記憶がある。それがどれくらい劣悪な労働環境であるかなど中学生の自分は知る由もなく、いつか行ってみたい「憧れの土地」のように感じていた。その労働現場は生き地獄のような場所なんだと意識したのは、後年、炭鉱爆発で何十人、何百人という人が生き埋めになって死亡したことがテレビで何回も放映されてからである。
 
 炭鉱労働者も現代のワーキングプアの人たちも、どこにも逃げ場がない(なかった)のだ。こんなことを考えていると、近代の日本の政治経済制度は、人間を苦しめ続けてきたのではないかと思ったりする。
 
 戦争に至った道が、きちんと民主的な方法で総括されていないから、戦後の民主主義は育たず、それが現在の政治状況に連続してつながっていると思う。


2008_05052008年05月5日0015

 梅の収穫は今月末。梅漬けと梅酒を作る。


2008_05052008年05月5日0066

(今日の夕飯)
レタス
焼きイカ・・・市販の惣菜
煮物・・・鶏肉、キャベツ、スナップエンドウ


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悪循環,好循環

 30才の時、45才の自分を想像すらできなかったが、55才の今は、70才の自分をうっすら想像することができる。

 30才の時より55才の今は、時間のたつのが格段に早くなった。

 実際、15年前の40才の頃のことは、ほんの少し前のことのように、よく覚えている。と言うことは15年後の70才はもっと早く来るだろう。

 自分でも不思議なくらい、毎日、あめんぼ通信を書いている。こんなに書き続けれるのが本当に不思議である。20代、30代と長期間にわたって支離滅裂な人生を送ってきたので、懺悔の気持ちもあるかも知れない。

 人生が変わってきたと感じたのは、農業を始めて3年が過ぎた頃からである。とにかく、悪循環は10年、20年と続いてしまうし、好循環も10年、20年と続くように思う。

 悪循環を断ち切るには、やはり充実した職業に出会うことが必要と思う。それにめぐり合えるかどうかで、その後の人生が変わってくる。

 しかし、そういう職業にめぐり合うことは難しい。本当に難しい。

 9回目の転職が農業だった。



2008_05042008年05月4日0097 2008_05042008年05月4日0094 
 
  1日1回混ぜるのが楽しみ。高温になると、ヌカが上部に押し上げられ、ヌカがタンクからはみ出しそうになる。
 多分これはメタンガスが発生し始めて、ヌカを押し上げていると思う。


2008_05042008年05月4日0041

 スイートバジルを300本定植した。少なすぎても困るが、多すぎても剪定作業(すぐに花芽が伸びるので、注文が入らない時は定期的に収穫して捨てる)に時間がかかってしまう。


2008_05042008年05月4日0002 

 オクラの蒔き直し。何年やっていても育苗、定植直後の失敗は多い。失敗は大きな時間的、経済的ロスになる。
(1)新たに土が必要(市販の土とクン炭を半々)
(2)種が2倍必要
(3)ポットに腐葉土と市販の土を入れる作業
(4)収穫が2週間ほど遅れる
(5)育苗中の2週間、水やりのため、また外出がしずらくなる。
(6)欠株の場所に定植すれば、生育に勝ち負けが生じるので、別の定植場所を新たに準備する必要がある。

 育苗、定植直後の失敗は大きな損失であるが、たくさん育苗するので、毎年1~2作物くらいは失敗して蒔き直しをする。


2008_05042008年05月4日0026

 ヘビがカエルを口にくわえているのが、よく見るとわかると思います。たまにこんな光景に出くわす。田んぼは生き物にとっては主戦場である。
 カエルは、野菜に被害を与える害虫を食べてくれる大きな助っ人であるが、天敵はヘビ。

 カエルが喜ぶビオトープ(水辺)は田んぼ周辺にはなく、一昨年まで米を作っていた隣接する農家も去年から稲作を止められたので、カエルが喜ぶ環境は少ないが、田んぼの傍らの細い水路の一部に、水がたまったままの場所もあり、そんな場所を棲みかにしているのかも知れない。



2008_05042008年05月4日0088 2008_05042008年05月4日0091

 デジカメを持って入ると、邪魔者が入ってきたみたいに近寄ってきて、動かないようにしても、足を突付いてくる。左足で蹴りを入れると、すぐに「闘鶏」状態になる。

 このオンドリ、実はずっと逃げ回っていたが、昨年の3月20日に血みどろの決闘があり、権力の座を奪い返してからは、負けたオンドリを結局、死においやった。立場が入れ替わったオンドリは以後、卵を産む箱の上に逃げ続け、エサやりに入っても、下りてこなくなったので、友人に飼ってもらうことにしたが、そこで客死した。


2008_05042008年05月4日0075 

 4月23日蒔きのインゲンが発芽した。前年のスイートバジルを片付けた後、黒マルチを取らずに、中央部に株間50センチで4粒蒔きをした。まだ肥料を施していないので、バジルの植え穴に液肥を施す予定。
 黒マルチをうまく利用して不耕起栽培をすると便利。


 
2008_05042008年05月4日0030 

 冷床のサツマイモが発芽した。発芽するまでに1ヶ月ほどかかるが、発芽してから定植(挿し木)するまでは、25日間ほどである。

 


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 藤の花の下が作業場であり駐車場である。この場所は、竹やぶが日陰をしてくれるので、絶好の「野菜の仕分場」でもある。この場所があるから、収穫後すぐに仕分けに取りかかれる。

 藤の花が咲く頃には決まって、右の画像のミツバチがやってくる。20枚ほど写したのに、何とかアップできたのは1枚だけ。10センチほどにデジカメを近付けても、密に夢中で逃げようともしなかった。


http://terayama2008.blog17.fc2.com/

 新しいブログ名は上記のようになりました。どうぞよろしくお願い致します。


2008_05042008年05月4日0104

(今日の夕飯)
レタス
タマネギとエンドウの卵とじ
スナップエンドウの炒め物

 今日は家人は留守。手の込んだ料理は作れないが、単純に炒める、煮るくらいはできる。
 
 旬の野菜を作り、旬の野菜を食べれるのは無上の喜び。
 以前、久米宏の番組で「最後の晩餐」というのがあり、有名人がその時に食べたい料理を並べていたが、自分だったら、最後の晩餐が何月になるかによって異なる。例えば5月だったら今日の夕飯のようなものを食べたい。


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農業に向いているが能力が劣る

2008_05032008年05月3日0003 

 最近、田んぼのあちこちを得体の知れない害獣が歩き回って困る。サツマイモ予定地には、早々と黒マルチをしていたが、半分以上のマルチははがされ、畝も踏み荒らされている。   
 
 18年前にこういう状況だったら、農業に転身する決意ができたかどうか疑問である。

 自分の場合は、農作業の中に苦手な作業が多い。10年やっても、18年やってきても、苦手なことは苦手なままである。このブログをスタートした頃から必要になった害獣の防御は特に苦手な作業である。

 苦手なことでも、どうしても「しなければならない」ことが農業には多いが、そういうことは必要最低限にとどめている。 
  農業は忙しいので、苦手なことに、いちいち囚われている暇はない。次々に作業を進める必要があるので、不得意なことに時間を費やす余裕などなかった。それが、10年やっても18年やっても上達しない原因である。

 顧客を獲得するための「営業」も不得意意識があったが、作っても売れなければ1円も入ってこないので、必死になった。営業は、器用、不器用は関係なく、道具を使う仕事でもないので、何とかなるものである。

 農業は個人の能力差が大きく現れる職業だと思う。自分は農業に向いていると思うが、他の農業者に比べてかなり能力が劣る。稼げる金額も少ない。少ない稼ぎでも我が家の生活はまわっていったので、農業を続けることができた。差引200万以上にならなければ生活がまわっていかないなら、農業を続けることはできなかった。
 
 差引200万稼ぐことは極めて至難だから、田舎の人は誰も農業をしないのである。

 普通に努力して差引200万になるのだったら、都会のワーキングプアの人々が大挙して田舎に来てくれると思うが、100万稼ぐのもなかなか難しいから、誰も農業ができない。

 これではいくら自給率向上を叫んでも自給率が上がるほど生産人口は増えない。

 農業は工業製品のように、作ることによって利潤を生み出すものではない。生産できるまでに最低60日もかかるような品物が工業製品にあるだろうか。工業製品なら、車でも3秒間に1台ほどのスピードでできてしまう。

 道路につぎ込むカネの余裕があるなら、ゲルマン民族大移動みたいに、都会のワーキングフプアの人たちが田舎に移住できるような環境を整えて欲しい。この方法しか日本農業再生の方法はないと思う。

 認定農業者という制度を作り、認定農業者に絞って援助を増やしても、何ら事態は変わらない。


2008_05032008年05月3日0010

 5月7日の連休明けからまた出荷をスタートするが、個人客は少なくなっているので、本格的な出荷はスイートバジルの収穫が始まる5月末頃からである。
 
 個人へワンパックとして送る場合、5月はまだ野菜の種類が揃わない。早生タマネギ、エンドウ、レタス、キャベツ、フキ、ルバーブの6種類しか今はない。スナックエンドウとグリンピースの2種類は、春先にヒヨドリに食われて状態がよくない。べた掛け用の織布をかぶせれば、ものの10分ほどしか時間はかからなかったのに、しなかったのは油断というか怠慢である。
 タマネギ×2倍、エンドウ×3倍、レタス×2倍、キャベツ×2倍等でワンパックを形にするつもりである。
 
 ハーブティ用ハーブは、送料を負担してもらっているのでサービス品。ハーブティ用ハーブは雑草のようによく伸びるし、収穫の手間もかからない。

 エンサイとツルムラサキは1本の欠株もなく元気なのに、オクラに元気がない。原因として、
(1)メタン菌液肥が濃すぎて、あたった
(2)外気に少し慣れさせて、葉を「こわらせてから」、定植すればよかったのに、植え急いでしまった。

 明日また蒔き直す予定。


 
2008_05032008年05月3日0015

 10時からパソコン教室だったので、朝7時過ぎに田んぼに行き、ニワトリのエサやりを済ませると、苗物のポリや織布を全開にした。汗ばむような陽気になりそうな朝の空だった。


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今日から、ブログを新しくしました

 ファイルのアップロードが80%を超えたので、今日のパソコン教室で新しいものに変えてもらった。マンツーマンで教えてもらっているので、傍らで見ていたが、随分と複雑な作業に思えた。自分ではできない。毎日使う機能なら覚えておけるが、時々しか使わない機能は覚えれない。

 2時間ほどかかった。こちらの要望を聞いてもらいつつ新しいブログを作ってもらった。テンプレート(表紙画像)は変えようと思わなかったが、題名は「あめんぼ通信2008」にしてもらった。
 
 最初の頃はあまり画像を入れてなく、更新する量も少なかったのに、1年と8ヶ月ほどで80%を超えたので、今後は毎年、2008、2009、2010・・・というふうに、年末に新しいブログを作るような形にしたいと思います。
 
 過去のブログは「月別アーカイブ」の2006~2007年をクリックしてもらえれば、そちらに飛ぶようになっています。
 
 カウンターは旧ブログから引き継ぎたかったが、それはできないらしいので、またゼロから出発です。でも今後は1年ごとに訪問してくださった人の数がわかるようになり、それも励みです。

 他の表示方法は旧ブログをそのまま引き継ぎました。なおリンク集に、最近、北海道から愛媛県内子町に来られたYさんの「田舎で百姓 有機で新規就農できるかな」を加えさせてもらいました。

http://terayama2008.blog17.fc2.com/

 新しいブログ名は上記のようになりました。どうぞよろしくお願い致します。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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