あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農業規模が大きいことはメリットか?

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 枝を切り戻してまだ18日しか経過していないナスビだが、左の画像のように茎葉がかなり伸び、すでに花がたくさん咲いている。全く害虫はいない。18日前には、葉も実も虫食いでボロボロだったのに、ニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)はどこに行ったのだろう。

 真ん中の画像はツルムラサキ、右はサトイモ。これだけ雨が降らないと、
(1)夏場に水やりができる定植本数(面積)
(2)水やりにまわせる時間
(3)ホースの関係で、水やりのできる場所
 この3点に関して、これらの春夏野菜を定植する4月、5月に「徹底してシミュレーションをする」必要がある。
 春に夏の水やりのイメージをすることは難しいが、ぜひこれを繰り返しておく必要がある。


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 電柵のおかげでイノシシの被害を受けていない。というか、ここ2ヶ月ほど、足跡を見かけない。しかし、イノシシは芋が太り始めた頃にやってくる。
 早生品種の紫芋の収穫が始まるまで後1ヶ月ほど。

 

 午後1時半、今日はいつもより1時間早く昼寝から目覚めた。外は炎天。4時がまわらないと、田んぼには出れない。4時過ぎからでも7時過ぎまで3時間の農作業ができる。
 
 明日からお盆。お盆でも野菜は休んでくれないので、出荷は休まない。今朝は2時間ほど、家の外まわりの草取りをした。田んぼも草山であるが、お盆なので家の方を優先して「外面」だけは体裁を整えた。

 雨が降ってくれない。一雨あってから、もう一度、耕運して、ニンジンの種を蒔きたいが、今のままでは田んぼが耕運できないし、種を蒔いても、こんなに乾いていると発芽が難しい。遅くとも、つるなしインゲンは8月20日、ニンジンは8月23日頃までには蒔き終えたい。


集落営農 

 集落営農という言葉をしばしば新聞で目にするが、当地では、そんな話は全く聞かないし、集落営農などの話は持ち上がらないと思う。
(1)いったいどんな作物を集落営農するのか。作物が具体的にイメージできない。
(2)リーダーに「お任せ」するだけのことを集落営農というのだろうか。
(3)集落民にボランティアの草刈等がまわってくるのだろうか。
(4)集落営農より個人営農の方が効率ははるかに良いと思う。
(5)稲作の集落営農とすると、今まで個人が持っていた稲作の大型機械はどうなるのだろうか。
(6)リーダーがこけたら、みなこける。次なるリーダーは農業では育ちにくい。



岡山県 新庄村 農業体験者募る 

 新庄村は、9月6、7日の両日、村内で開く農業体験「来られ〜新庄村」の参加者を20日まで募っている。
 定年退職者や若者の田舎暮らし受け入れを狙いに、初めて開催。
 堆肥を使って化学肥料を半分以下に抑えた「源流域野菜」として村が認定するハクサイ、ダイコンの苗植えの他、森林セラピーロードの散策会などを行う。定員20人。宿泊費や4回の食事を含む参加費は大人12000円、子供6000円。申し込み、問い合わせは村産業建設課0867−56−2628

 鳥取県との県境に近いので行ったことはないが、今、何かと脚光を浴びている村である。ここの農業体験は「貴重な体験」になると思う。

 

 
政府は食糧自給率向上を掲げているが、規模拡大や担い手育成の優等生で、日本の食糧基地である北海道の担い手が農業で食べていけなくなっている(農業新聞8月12日)
 
 農業にとって「規模が大きいこと」は本当にメリットがあるのかどうか、この辺でもう一度真剣に考えてみる必要がある。
(1)規模が大きいと、必然的に大型機械が必要になる。
(2)農業の癒し的側面と規模は反比例する。
(3)規模が大きいと、無農薬、無化学肥料はちょっと考えられない。 
(4)確かに20世紀までは規模が大きいこと=収入増大につながったように思うが、21世紀もそうなるだろうか。
(5)何十年にもわたって、単純に規模拡大をお題目のように唱えているのは行政と農協だけ。
(6)農業では、規模の大きい所から破産しているのではなかろうか。
(7)飼料の高騰、肥料の高騰、燃料の高騰、資材の高騰、農具の高騰という「5大高騰要因」が、規模が大きいと回避できない。
(8)単作大規模という農業形態は、異常気象に弱い。

 

青森産の降霜、ひょうのリンゴ被害は65億円

(1)4月下旬〜5月下旬にかけての降霜(遅霜)
(2)5月、6月と2回のひょう害

 自分はまだ「ひょう」の被害にあったことがない。子供の頃に「葉タバコ」がひょうの被害にあったことを聞いたくらいである。
 青森県は台風の被害も多いし、災害の多い地域だと思う。

緊急需給調整(産地廃棄)

 青森県のJA十和田おいらせ管内で、緊急需給調整事業を受けた夏ダイコンの土壌還元(産地廃棄)作業が始まった。価格の低迷が理由。
 県全体で210トンを見込む。交付金は1キロ当たり39円。(農業新聞8月12日)

 収穫しないのだから、1キロ当たりという言い方はおかしい。10アールに対していくらという交付金だろう。
 産地廃棄は生産者にとって辛すぎる現実。



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 今日のニワトリ。入り口の扉を開けなくても、足音を聞きつけて、入り口近くで飛び跳ねているのを見れば、ニワトリの元気度がわかる。
 この暑さはこたえていると思うが、今は水を朝と晩の2回入れ替えていることと、野菜くずや草を欠かさないようにしている。画像ではほとんど青菜が見えないが、あっという間に平らげる。1時間ほど前にスイカの皮とジャガイモのくずをたくさん投げ込んでおいたのに、かけらも見えない。
 今日の産卵は4個。現在の産卵率は1割ほど。
 現在はコゴメがないので、購入エサと米ヌカを半々ほど与えている。1羽につき1日100グラムと言われているが、1日に購入エサと米ヌカで40グラムほどしか与えていない。夏場だし、長期間飼うので産卵率を抑えている。


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(今日の夕飯)
 
ナンキンの煮物
鶏肉、コロッケ・・・市販の惣菜
キュウリの酢の物
ピーマンの炒め物

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コメント

はじめまして。僕は今年3月に広島で農業を始めた26歳の百姓です。初めてコメントを書かせていただきます。
就農の数ヶ月前から、ほぼ毎日この「あめんぼ通信」を読んでいます。いつも楽しみにしています。
ところで、今回(8月12日)は大規模農業の問題点を指摘していましたが、とても正確な分析だと思います。(1)〜(8)まで、全て僕の考えと一致します。
僕は将来数十年にわたって農業をやっていくので、このような考えには非常に興味を持っています。
まわりの人は、行政・農協・農業者、ほとんどが規模拡大や借金による投資、売上の増大を推奨します。しかし、あえて僕は小規模を貫き、大きな投資には慎重な姿勢で臨んでいます。
まわりの人の考えに逆行するのはちょっと大変ですが、僕と同じ考えの人間がいることを知って、ほっとしています。
また、いずれコメントを書かせていただくことになるかもしれません。これからも農作業、ブログ等、がんばってください。応援しています。

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プロフィール

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp

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