あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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国産ポイント制導入

 農水省は、国産の食品を買うとポイントがたまり、農産物との交換や商品の割引が受けられる制度を、2009年度にモデル的に行うことを明らかにした。

 これを読んで瞬間「この方法ユニーク」と思うと同時に、そこまでする必要があるのかと思った。
 
 ポイントがたまるのは、
(1)国産の農産物や魚介類を購入した場合
(2)国産の食材を多く使った弁当や外食メニュー

 野菜はともかく、海は世界とつながっているのに、国産か外国産かで買う買わないを決めているだろうか。

 だいたい自分は、魚と言えば、安いサバ、サンマ、サケしか買わない。時々、マルミさんが高級魚と思える魚を買ってくるが、「これなんぼう したん」といつも尋ねる。

 肉は国産、外国産にはほとんどこだわらない。飼料の大半は輸入物だから、どちらを購入しても違いはないと思う。かえって諸外国の方が「おおらかに」飼われているのではなかろうか。


集落営農 、黒字は半数止まり。

 集落営農が黒字になるとは、素人考えでも、少ないだろうと思った。これは07年度の決算であり、肥料や燃料が高騰している08年度は、黒字はもっと少ないと思う。
 決算の収入には交付金・補助金を含むが、支払いが6月頃だった経営安定対策の収入補てんは含んでいない。

 集落営農は補助金が目当てになってはいないだろうか。集落営農などに「未来を感じない」。地域の環境を守ってくれるのは、一人一人の小さな個人農家である。

 なお、水田・畑作経営所得安定対策(補助金)は「法人化計画の作成」が要件になっている。法人はその性格上、どうしても、環境より利益が優先になる。



街頭パレード

宮崎県・・・トラクターを先頭に、市内の繁華街約2キロを県庁まで歩き、県民に窮状への理解を訴えた。

岡山県・・・JAグループ岡山代表団は、岡山市の表町商店街で街頭パレードし、県産農畜産物の消費拡大や資材高騰への理解を呼び掛けた。

 新聞の写真でそんな光景を見ると、「こんなことをして何の意味があるんだろう」と思う。 

 農業を、工業や商業と同じグローバル化した経済で考えるなら、農作物も経営勝者と経営敗者に必然的に別れる。これが資本主義の現実である。負けたものは「淘汰」されていく。それを「補助金漬け」にして守ろうというのだから、一種の「統制経済」、それとも「戦時中の米や砂糖の配給に似た施策」。

 資本主義は利潤の追求が第一義。

 農業、林業、水産業には
(1)癒し
(2)環境保全
(3)景観
(4)水の保持
(5)そして経済があり、経済の占める割合は20%ほどである。この点をどう捉えるかで、第一次産業をどう守り、育てていくかが見えてくるように思う。

 しかし、補助金漬けには反対である。「展望のない補助金」が、あまりに多すぎる。国民は農業の補助金にほとんど無関心であるか、もしくは「密室の中に隠された補助金」になっている。

 現在の補助金制度はほとんど「どぶに捨てる」ような補助金になってはいないだろうか。全ての農業関連の補助金を「一覧表」にして国民の前に提示する必要がある。年間にいったい「何千億円」の補助金が出ているのだろう。確か減反の補助金だけでも年間に2千億円? 農業関連の補助金は200種類以上あるのではないだろうか。 

 補助金のほとんどが、認定農業者や特定農業法人にまわされているなら、農業の底辺は決して広がることはない。

 農業を法人化したり、集落営農を法人化して企業化するという施策には反対である。農業を工業や商業に近づけようとしても無理である。
 
 農業という産業は、
(1)規模を小さく
(2)一人、もしくは家族農業で
(3)購入肥料や燃料や各種資材に過度に依存しない
(4)旬に忠実な
(5)販売を他人に依存せずに、直接の販路を求めて
(6)少数のニワトリやヤギを飼って、家や田んぼの残渣をリサイクルするような
(7)農業が自分自身の癒しになることを第一義にして
(8)それぞれが農作物芸術家であるというプライドを持つこと

 高度資本主義はライフラインと社会保険料を「強制的高負担」にすることによって、自給自足の手足をもぎ取り、グローバリズムの名の下に、世界中の自給自足を破壊していった。

 生きて行くための最低限の生活が「農業」では成り立たないということが、資本主義経済下の赤裸々な現実になっている。

 つまり、資本主義経済と、自給自足を中心にした小規模農業は「対立関係」にあり、どちらかが、どちらかを「淘汰する関係」としてのみ成り立つ。



竹が資源に大変身
(8月13日農業新聞)

 「はちく」の竹の子は、「孟宗竹」の竹の子が終わって1ヵ月後の、5月末頃から出始めるが、お墓へ侵入したり、道にまで侵入してくるので、鎌で刈ったり、、短いのは足で蹴飛ばして倒したりしていたが、「竹が飼料になる」という春先の記事を思い出して、鎌で刈った「はちく」をトリ小屋に入れたら、すぐには食べようとしなかったが、時間が経っていってみると、きれいに竹を平らげている。まだ小さい竹の子ならわかるが、結構背が高くなって、ちょっと硬いかなと思える部分まで食べている。それを見て、竹は「活力源」のような独特の栄養素でもあるのではないかと思った。

 伐採した竹をその場でチッパーシュレッダーで細かく砕き、トラックで運んで植繊機でパウダー化し、サイレージにすると飼料になる。
 
 発酵剤を加えて約4ヶ月間発酵させると肥料になる。

 やっかいものの竹が資源に変身してくれれば、このうえないが、竹を切り出したりする労力が大変なので、果たして採算が取れるのかどうかが問題。


2008_08132008年08月13日0004   

 今日のニワトリ。いくら暑くてもニワトリは互いにくっついて寝る。くっつくというよりも、押し合いへし合いして、すき間に割り込むといった感じ。
 

2008_08132008年08月13日0020

(今日の夕飯)
ソウメン・・・青シソ
刺し身・・・ボラ、マグロ
豆腐・・・青シソ
キュウリの塩もみ

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コメント

補助金は必要です!

補助金にはよく考えさせられました
結果、今の自分の考えでは
「補助金は必要です」
国際社会の一員として他国との輸出入の
理(ことわり)は必要。
他国においては日本円よりはるかに低い
貨幣価値と生活レベルの下で
十分とはいえない量の食糧確保の為だけに
農業をして農産物を出荷する。
結果、格安の農産物が輸入される
 
国内景気低迷なら安い農産物が支持される
 
日本円という価値の高い通貨で
世界的にも高い生活レベルの日本において
輸入農産物と同じ価格は無理
 
他の業種の方に勤めをしながら
「農産物を自給してください」。。。無理
自給自足的に農業しました。
たぶん輸入ものの数十倍の価格。。。無理
ブランド的農産物で営農
富裕層の消費量以上は消費されない。。。無理

補助金は資本主義とも大規模経営とも関係なく
「先進国には必ず必要な事」
 
いかような交付のされ方をなされたとしても
もらってない人から見れば「垂れ流し」に見えやすい
 
でも無くすれば営農技術も亡くす
 
自分も含め補助金を多く使わず営農している方も少なくないと思いますが
国レベルで農産物の消費量から見れば
垂れ流されている補助金の必要性は
少なからずあるのではないでしょうか?

  • 2008/08/16(土) 22:29:14 |
  • URL |
  • 必要などんちゃん #-
  • [編集]

20年前、「石炭ストーブ」として生まれた竹を燃やせるほど頑丈で、かなり安くて珍しいペレットストーブD2縦型(70,000円)を見つけました。
竹を燃料にできれば一番安いですね
ダッチウエスト(FA225)だと30万以上するうえに、2~3年の使用でかなり高い消耗品の交換が必要になりますが、ペレットストーブD2縦型は7万円で二次燃焼室と三次燃焼用の空気取入れ口までついている上に、単純な構造なので消耗品の交換がなくても10年以上使用できるそうです。薪ストーブの購入を、検討されている方がいたら是非教えて上げて下さい。

竹の生木チップも燃料に出来そうなペレットストーブD2縦型
http://blogs.yahoo.co.jp/itventurecapitalcoltd/21527934.html
おそるべし二次燃焼システム
http://plaza.rakuten.co.jp/shirotori/diary/?ctgy=2

  • 2008/12/29(月) 17:42:00 |
  • URL |
  • 竹燃料 ペレットストーブD2縦型 #-
  • [編集]

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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