あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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地域農業の担い手たち

 『100年以上の歴史を持つ梨産地・広島県安芸高田市甲田町。Tさん(32才)は、祖父の代から続く梨農家の3代目だ。
 梨園が遊び場だった子供の頃から、将来の道は決めていた。県立農業技術大学校の果樹コースへ進み、就農した。
 現在は約1ヘクタールで「20世紀」を中心に多様な品種を栽培する。
 
 今年は深刻な獣害が梨園を襲った。シカに芽や葉を食べられ、枝を折られ、果実も狙われた。イノシシやタヌキも梨の木を傷つけた。
 
 丹精した梨を守るため、夜の見回りは欠かせない。午後8時と午前零時に父が、午前2~3時にTさんが巡回し、監視の目を光らせる。今年は例年になく高品質に仕上がった半面、獣害への心配が先に立って収穫を喜べない。それでもTさんは「農業は自ら経営判断でき、梨を通じた出会いと喜びがある」と前向きに話す。
 ・・・ふるさとの食や農を学び、産地の将来を担う次世代が一人でも増えることを願っている。』(農業新聞9月14日)


 すごいなあ、そして若い。脂の乗りきった32才。こんな家族が日本の果樹を支えているんだと思う。それにしてもシカの見回りが午前2~3時とは大変。収穫期だけでなく、芽や葉も狙われると、見回りが半年ほど続くのだろうか。
 
 多分この地でも、20年ほど前まではシカなど出てこなかったのではなかろうか。県北の友人や知人に話しを聞いても、害獣が激しくなったのは20~25年前頃からだと言う。

  

 天気予報では、今週はずっと曇りや雨のマーク。それでも、適期にどうしてもやっておかなければならない農作業は、すでに終わらせた。

そんなにたくさん作付していないし
種類も多くないし
もう何年もやっているから身体が自然に動いてくれるし
勘所もわかっているし
暗記しているので、種蒔き日の忘れもない

 
 あまり重厚長大な農業は好まない。農業が終わる時、農業をしていた形跡もないような農業をしたい。
 
後にハウスが残った 
後にコンバインや田植え機が残った
後に大きな倉庫が残った
後に大面積の田んぼが残った
後に広大な鶏舎や牛舎が残った
 何も残さず、消え行く農業がよい

 
 しかし自分の場合でも、最低限の物は残る。
井戸が残った
4坪半の鶏舎と6坪の物置が残った
管理機が残った
草刈機が残った
エンジンポンプとホースが残った
乗用トラクタが残った 
農業用軽四が残った

 まあこれくらいなら、農業者としては最低限の部類。次の代が農業をしなくても、そんなに邪魔になるような物はない。乗用トラクタと農業用軽四が保管場所にちょっと場所をとるくらいである。

 家庭菜園の人でも、管理機と草刈機、農業用軽四くらいは持っている。ないのは、井戸、鶏舎、物置くらいである。
 乗用トラクタは、以前はほとんど米作りをしていたので、現在は使わなくても、納屋に眠っている。

 だから、今、出荷農業を止めても、別段惜しい投資はない。家庭菜園で引き続き使えるものばかりである。

大きな投資がないので、いつでもリタイアできる
農業は身の丈の農業がいい
投資したら元がとれなくなる
葉タバコの乾燥庫がよい例である
コンバインや田植え機がよい例である


何も書くことが思い浮かばない時
ちょっと気分がのらない時
書く準備が全くできていなかった時
そんな時でも、とりあえずブログを開いて何か書き始める
手が動き始めると、それにつられて言葉も少しずつ浮かんでくる


 
 農業の未来のために、小さな自給農家を1軒でも増やし続ける施策をすることが大切と思うが、現実には、認定農家だけ支援を受ける。
 どうしようもないくらい、農業が「どん詰まりの状態」なのは確か。
 現実に農業はカネにならないし、そのわりに重労働で、しかも忙しい。 
 野生動物の被害もあるし、気象条件は年々悪くなっているし、売り方も難しい。
 中に少数、農業で稼いでいる人もいるが、ある程度の収入になるまでに2~4年という年数がかかるし、その間の生活費も大変である。
 農業収入の高い人の真似をすることは難しい。なかなか同じようにはやれない。

 
 市の西端、広島県境に近い高原部にある高梁市備中町平川地区。収穫期を迎えたピオーネ畑をを眺め、Nさんがつぶやく。「息子たちは県南部に出て行き、後継者はいない。いつまで集落がもつじゃろうか」。
 
 06年の県調査では近い将来、地区特産のピオーネの耕作放棄が相次ぐと想定された。Nさんらは今年、市備中地域局の支援で「平川村定住促進協議会」を結成。地区独自に就農者受け入れを始め、集落存続に望みをつなぐ。
 
 高梁市は就農希望者の窓口となる農業相談センターを06年に開設。翌年は企画課に定住促進係を設け、空き家、空き農地情報バンクの運用を始めた。新規就農者は04年からの4年間で26人。(山陽新聞9月14日)



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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