あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農業関係の補助金は、わかりづらい

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  今日、サツマイモを初めて掘った。今年は夏に雨が少なかったので、もう少し遅らせたかったが、出荷できる野菜が少なくなったので掘った。
 
 左は紫芋(早生品種)、右は高系14号(晩生品種)。
 紫芋も品種がたくさんあるが、この紫芋は収量は多いが甘みは少ない。イタリア料理店の業務用に出荷している。
 
 高系14号はふかし芋にするとおいしい品種で、主に個人用に出荷しているが、こっちの方がはるかにネズミの被害が大きい。ネズミはどちらが甘いかよく知っている。
 
 ネズミにかじられた芋や細い芋をさっそく「ふかし芋」にした。少し早掘りなので、まだ甘みがのっていない。



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 一昨日液肥を半分使ったので、今日また新たに仕込んだ。米ぬか4に対してナタネカス1の割合と言われるが、6対1くらいの割合で投入している。ナタネカスが多いにこしたことはない。

 

 
 うさぎ追いしかの山 小ぶな釣りしかの川・・・。しかしそんな「ふるさと」に誇りが持てなくなった。昔の面影がない山や川や池に何の誇りが持てようか。

 開発により、過去と現在が分断され、未来もあまり感じない。

 昔のままで残してほしかった。昔のままで残っていたら、その山の中の道を通れば、45年前にタイムスリップできるだろうが、山が削られてしまったので、もう、思い出しようがない。
 
 この45年ほどの間のすさまじい開発は、地域の人間の心をも、変えてしまったと思う。

 


 農業新聞には、毎日、害獣に関する記事が必ずといっていいほど掲載されている。それくらい、農業現場の害獣被害はひどくなっている。
 
 輸入飼料が高騰し、国産飼料を作ろうにも、そこに立ちはだかるのがイノシシである。

 ・・・飼料用トウモロコシを栽培するのは10数年ぶり。当時は、地区の畜産農家8戸でコーンサイレージ生産に挑戦したが、イノシシの被害がひどく手を引いた。
 
 今は飼料代が高過ぎる。少しでも安く抑えたいと、電気柵利用の栽培に新たに挑んだ。
 
 中山間地域では飼料作物が鳥獣を呼び寄せる原因にもなる。他の作物への影響を減らすためにも、電気柵設置を勧めたい。(農業新聞9月20日)。

 
 
 
 認定農業者や農業法人ではなく、小さな農家こそが地域を支え、環境を考え、未来の農業を支える。
 
 こんな小さな農家に、毎年少額の息の長い支援をすることが、日本の農業の未来を切り開く。
 
 現在の農業補助金は単なる痛み止めに過ぎない。ばらまいただけに終わる。

 淘汰されるべき農法、淘汰されるべき農業形態にまで補助金が使われようとしている。
 

 
 
 農業関係の補助金

 政府・自民党は17日、化学肥料と施設園芸用の燃油の使用料をそれぞれ2割以上減らした農業者グループを対象に、費用増加分の7割を補填する方針を固めた。2008年度の補正予算案に必要経費として500億円を盛り込む方向だ。(農業新聞9月18日)


 「農商工連携促進法」の初認定事業69件を発表した。同法は地域経済の活性化を図るため、今年5月に成立した。認定を受けた事業は、設備投資の税優遇や補助金などを受けられる。今後5年間、毎年100件程度を認定する予定。(農業新聞9月20日)

 
 米粉・飼料用米の価格は主食用の2~3割で、補助がないと収支が合わない。10aあたり5万円の補助の財源として、農水省は09年度予算の概算要求に526億円の新規予算を盛り込んだ。これを含め自給率対策の予算請求は3025億円。農水省の予算要求全体の1割にあたる。(朝日新聞9月11日)

 
 自給率向上のカギを握るのは、やる気のある農家の育成と規模拡大だ。日本の農家1戸の平均耕作面積は1.7ヘクタール。ちなみに米国は84ヘクタール、豪州は380ヘクタール。品質や安全性を強調しても、せめて5~10ヘクタールまで拡大しないと、コスト面で輸入品に歯が立たない。(朝日新聞9月11日)

 
 政府が昨年度から大規模農家に助成を集中させたところ、民主党は「小農いじめ」と批判。民主党は1兆円規模の農家への戸別所得補償を公約に掲げる。自民党が対策を競えば、「バラマキ」合戦に変質しかねない。(朝日新聞9月11日)



農業の流れ

 ㈱わかたの村・・・JAのOBや農家、自営業者ら5人が取締役を務める。JA三次も資本参加して発足した。(農業新聞9月4日)
(1)特産品の製造販売
(2)農村体験受け入れ事業
(3)草刈などの農作業受託
(4)留守宅の見守り、墓の管理

 
 ㈱セブンファーム富里・・・資本金300万円。農家80%、イトーヨーカ堂10%、JA富里10%。法人経営で最も注目されるのは3者の連携がどう進むかだ。(農業新聞8月27日)


提案

※ 1軒の認定農業者より20軒の小農を増やすことが大切。

※規模では米国や豪州に太刀打ちできない。規模縮小こそ21世紀の農業の歩む道であると、何故わからないのだろう。

※個人以上に法人に補助金が使われようとしている。

※農協は大半の補助金の窓口である。その農協が農業法人の設立にも関与して、その法人にも補助金が出るなら、補助金の流れがより複雑化する。

※ロストジェネレーションの世代に自給自足農業を提唱。彼らの山村での活動に年間60万円を5年間支援して欲しい。これこそが日本農業の未来を開く道。

 

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(今日の夕飯)
ナンキンの煮物
コロッケ・・・市販の惣菜
ツルムラサキのおひたし

 

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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