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あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農業現場から出る大量の産業廃棄物

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 タマネギとロケットの種蒔きをした。ポット育苗でなく地床育苗は簡単である。通常の畝立てをして、表面をちょっとていねいにならし、種を蒔き、フルイで細かい土を種が隠れる程度にかぶせ、クン炭をふり、散水する。

(1)タマネギは55日育苗
(2)11月15日~20日頃に1本1本定植する。
(3)翌年の5月上旬(早生品種)、5月末(中生品種)が収穫期。

 ロケットは4日間隔で4回蒔いて、定植している。


 

汎用プラスチック

 日本のプラスチック、繊維、ゴム(合成高分子材料)の生産量は1690万トンで、比重換算して、鉄の総生産量より2割近くも多い。(農業新聞9月23日)
 この内、
(1)ポリエチレン・・・・・19.1%
(2)ポリプロピレン・・・ 18.3%
(3)ポリ塩化ビニル・・・12.8%
(4)ポリスチレン・・・・・
10.3%
  この4種のプラスチックだけで全体の6割を占める。この4種を汎用プラスチックと言う。
 
 農業で最も多く使うのは、ポリ塩化ビニルとポリエチレンである。

 自分が使っている黒マルチと、春の苗物を寒さから守る透明のポリは「ポリエチレン」で、ハウス農家が使うハウスは「ポリ塩化ビニル」である。

 農業現場から出る大量の産業廃棄物の行方はどうなっているのだろう。
 
 この問題を考える時、スーパーで買い物をした時にポリ袋をもらわず、マイバッグを持参する運動を考えて、いつもむなしくなる。
 
 買い物でもらうポリ袋に比べ、農業現場で使うポリ類のなんと膨大な量であることか。
 
 ペットボトルをリサイクルしているくらいだから、何とか、農業現場から出る大量のポリ類がリサイクルできないものか。

 使わなければよいという単純な問題でもない。農薬や化学肥料と同じように、多くの農業者はその恩恵を享受している。

 有機JASの認証では、農薬,化学肥料、除草剤は認めていないが、直接に野菜に影響しないポリ類の使用は問題にされない。

 自分の場合を考えてみても、黒マルチが使えないと、収入的には現在の2分の1、労力は現在の2倍以上になってしまうだろう。

 

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  墓のすぐ下で農作業をしていても、めったに墓に参らないが、今日はお彼岸なので彼岸花を供えた。



  2~3行の思考の断片を10項目ほど寄せ集めれば、30行になる。いつもそういう風に考えている。

 書くのが億劫になったら、3度の食事が億劫になることがあるか自問する。3度の食事のように書きたい。

 気分がのってこない時は、とにかく、指先を動かして何か打っていく。それを続けて、気分がのってくるのを待つ。こういう行為ができるだけでも、ボールペンよりキーボードの方が優れている。つまり、頭で考えるというよりも、指先を動かすというイメージ。

 夏目漱石の時代だったら、文章を書くには「字が上手」ということも、一つの条件になったのではなかろうか。

 下書きしたのを読み直す時、字が下手だったら読みづらい。それとも代筆屋でも雇っていたのだろうか。
   
     
   
  


既成概念崩壊 「循環型」今こそ出番

 ・・・小規模でも化石燃料に頼らず循環型農業を実践してきた農業者には、ものすごいチャンス到来といえるだろう・・・(農業新聞9月23日)

 全然チャンスではないと思う。理由は

(1)生産量は変わらない。異常気象が続き、生産量は落ちる可能性の方が高い。

(2)単価は上がらない。直接販売は一度決めた単価を上げることは難しい。

(3)害獣の被害が年々多くなっている。

(4)人間1人もしくは2人の労力には限りがあるから、生産量も増やせない。

 
 だいたい、自分の農業はあまり循環型ではない。循環型農業とは、

(1)敷き藁用の麦類を秋に蒔き、春に収穫して、それを黒マルチの代わりに使う。

(2)ニワトリ、ヤギ、ウサギのような小動物を飼い、それらの糞で賄えるだけの野菜を作る。

(3)家から出る食べ残りや野菜の残渣を飼育動物に食べてもらい、糞は次に作る野菜の肥料に施す。

 つまり、家庭から出る生ごみや食べ残り、畑の野菜残渣を動物の腹を通してリサイクルし、その結果として排出される糞や卵やミルクを頂き、糞はまた田んぼに返す。そして秋に蒔く麦類で、翌年1年間分の敷き藁を確保し、それを黒マルチ代わりに利用する。敷き藁ならやがて土に返る。

 
 自分の場合で循環が途絶えているのは、

(1)黒マルチの使用。

(2)液肥の材料で、米ヌカは地域で出るものだから問題ないが、年間4~5袋のナタネカス(ほとんど輸入品)を使用している点
 。

(3)ニワトリのエサに、コゴメ、米ヌカの他に「購入飼料」を与えている点。購入飼料はほとんど輸入品。

 
 だから、

(1)黒マルチ→麦藁に。

(2)ナタネカス→人糞に。

(3)購入飼料→コゴメと米ヌカだけにする。

 
 この3点をクリアした時に初めて「循環農業」と言える。
 そうするためには、

(1)に関しては、規模を今の3分の1に縮小して10アールほどの作付けに留める。

(2)に関しては、近く下水道になるから無理。下水道にならなくても、現在の常識では「直接の顧客に失礼」になる。
 しかし、世界の環境問題を考える時、人糞は最大の課題である。昭和20年頃までは、肥料の大半は人糞と動物糞だった。人間は食べ物を吟味するが動物はできない。よって人糞の方が安全性は高い。
 人糞を昔のように土に戻すか、あるいは莫大なカネを使って下水道設備を作り化学処理することを続けるか。

(3)に関しては、コゴメを稲秋に1年間分購入しておけばよいが、翌年の梅雨入り頃から、コゴメに大量の害虫が発生する。1年間分を保管するには冷蔵庫のような物が必要になる。

  
     
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(今日の夕飯)
ナスビとオクラの煮物
サラダ
豚肉の生姜焼き

 


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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