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あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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「農業研修施設」という職業支援を

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 9月23日に蒔いたタマネギが発芽した。

 
 
 
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 8月21日に蒔いたツルナシインゲンが収穫期に入った。まだ45日しか経過していないので、10日ほど早く成りだしたが、生育条件がよかったのだろう。
 
 9月7日に蒔いた右の画像のシュンギクは今週末に定植予定。

 

 同世代の人の立派な経歴を新聞で見ると、若い時から目的を持って勉強したんだろうと思う。
 
 ふり返って、自分は何をしてきたんだろうと思う。学生時代はただぼう~っとして過ごし、なんとなく就職し、そこで初めて、学生時代にもっと勉強をしておけばよかったと痛感した。しかしその時はすでに遅し。職場の仕事が終わってからの夜の勉強はしんどい。結局これが悪循環となり、その悪循環は十数年続いてしまった。
 
 その悪循環の最後の頃、農業がひらめいたが、今の30代の人だと、そんな悪循環の中では、ひたすら落ちていくしか道がないように見える。
 
 いったん、正社員でなくなると「最低限のつつましい生活」さえ維持していくのが難しいと思う。そんな時、親が経済的に豊かであれば援助してもらえるが、そうでない場合はどういう風に現状を打開したらいいのだろう。

 30代後半はまだ、次の世界に十分転身できる年令である。
 
 その30代で転身を目指した時、同じようなサラリーマンしかないというのが、現在の日本社会である。それでも、何回もサラリーマンで挫折しているなら、違った世界を考えた方がいいと思う。しかし、他の世界をイメージできなくなっている。
 
 22年前、農家出身でありながら、転身するにしてもサラリーマンしかないような気がした。田舎でも農業をする人は皆無だったので、そう考えるのも仕方がなかった。
 
 追い詰められたネズミのような心境になっていた時に、突然農業がひらめき、2年間の準備期間を経て転身した。準備期間を持たざるをえなかったのは、すでに貯金が底をついていたので、最低限の資金はためる必要があったから。

 住居が公園になってしまう前に、何とか手を打ってほしいと思う。限界集落への逃亡はできないだろうか。
 
 「3度の食事と寝る場所だけは確保できる」・・・そんな田舎施設が山村や限界集落にできたらいいのにと思う。給料も小遣いも出せなくて良いと思う。まず環境をがらりと変えてしまうことが出発点になる。

 こういうことを行政にして欲しいと思う。「農業研修施設」もしくは「職業研修施設」のような形で、農業を習得するための施設である。

 それは、本格的な農業者になる援助ではなく、ライフスタイルとしての農業を選択できるような施設の方がよい。

 少数の精鋭農家を育ててみても、日本農業の再生(自給率向上)は難しい。もっと底辺の農業人口を増やす必要がある。それが農山村の景観保持につながるし、次の世代に農業を伝えることにつながる

 農業を商工業と同じビジネスという感覚だけで捉えるのではなく、もっと長い眼で育てて欲しいと思う。

 個人でそれをやるのは難しい。

 例えば自分の場合、既存の宿泊施設(歩いて5分の所にある森の宿泊施設)を無料で貸してもらえるなら、受け入れることもできる。

 教えれることは、
(1)30種類ほどの野菜の簡単な育て方
(2)12種類のハーブの育て方
(3)営業の方法(業務用の電話営業など)
(4)ニワトリ20~30羽ほどの飼い方・・・これは自給自足農業の要である。肉と卵の自給。鶏糞という肥料ももらえる。台所と畑のくず野菜をニワトリの腹を通して循環。

 教えれない(得意でない)のは、
(1)草刈機の刃の研ぎ方
(2)チェーンソーの使い方、刃の研ぎ方
(3)簡易なニワトリ小屋の作り方
(4)簡易な炭焼き(ドラム缶炭焼き)の仕方
(5)簡易な水道の引き方
(6)トラクタの使い方
(7)トラクタの簡単な整備
(8)電柵の仕方
(9)簡易な物置の作り方
 教えれなくても、得意な人を何人か知っているので紹介できる。

 スペシャリスト農家ではなく、ライフスタイルとしての田舎暮らしには上記のようなことを習得する必要がある。
 
 こんな基礎的なことが学べる研修施設があればよいと思う。「自給率向上対策」として、第一次産業に莫大なカネをばらまくのだから、こういう施設が各市町村に一つできることが望ましい。
 
 そして、そこで2~3年学ぶ間に、地域で独立できる場所「空き家や借地」を探す。

 これは一つの職業支援だと思う。


 想像もしなかった対岸に橋ができ、それを渡ってから、自分の人生を変えることができた。今の若い人に、そういう場を提供する必要がある。
 
 いつのまにか20年が来る。頭より身体を動かしてきた。この職業は人から尊敬される職業ではないし、カネにはならないし、地位もない。それでも、最底辺の職業ではない。自分を気高く保持できるし、なによりも、自然の中に自分を位置付けることができる、最も人間らしい職業が農業である。 


 
 4時半頃にニワトリのエサやりに行った時はそれほど雨は強くなかったのに、その後、雨脚の強い雨が降り続いている。今の時期にこんなに降ると困る。それでも昨日耕運できたのはよかった。この雨だと晴れが続いても1週間は耕運できない。

 明日は出荷だが、サトイモはもう掘れない。サツマイモは昨日、明日の出荷分は掘った。

 ハーブは雨に弱いので、こんなに降ると、明日の出荷はしずらい。下の画像で左はイタリアンパセリ、右は宿根草のハーブ類。

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(今日のニワトリ)
 
 

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(今日の夕飯)
サケとエノキダケのフライパン焼き
オクラの味噌和え
シチュー・・・ジャガイモ、タマネギ、ソーセージ等


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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