あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農家滅んで農協栄える

懸命の人生

 54才 Aさん。大阪市浪速区の周辺で古雑誌を集め、業者に買い取ってもらいながら生計をたてていた。
 
 早朝から街に出て、捨てられた雑誌を拾い、市内の古本屋に持ち込む。事件直前の9月は、大雨の日と休業日を除く18日間訪れ、計1万1220円を受け取っていた。平均収入は1日623円。

 受け取っていた硬貨をいつも大事そうに小銭入れに入れた。店主は「きちょうめんで、真面目な人だなあと思った。1千円を越えると、うれしそうだった」と振り返る。

 その稼ぎで、深夜になると大阪・ミナミのネットカフェに通っていた。昨年1月末からの来店記録は551回で、月平均で27回。最も安い「5時間490円」のナイトパックの利用がほとんど。供用スペースのひじ付きの「いす」を使っていた。背もたれが倒れず、横にはなれない。

 Aさんをよく知る仲間が話してくれた。「月1回よ、俺らが何時間も真横になって個室で寝られるんは」 「個室ビデオは、疲れきった体が、生き返るんや」

 
 10月10日の朝日新聞に載っていたAさんの人生・・・無情すぎる。年齢は自分と変わらない。
 
 大都会と限界集落を比較して考えてみた。置かれた状況が同じでも、田舎なら何とか生き伸びれそうな気がする。


大都会
            限界集落
群集の中の孤独
       自然の中の孤独
食は全てカネがいる    食は野菜と芋
寝る場所はない       古家でも夜露はしのげる
車はない            車を買うカネ無し
飲み水→公共の水     飲み水→山水を利用できる
収入→古雑誌集め     収入→種取りし自給野菜
病気→医者にかかれない 病気→医者にかかれない
電話→持てない       電話→同じく持てない
電気→家がなくいらない  電気→必要最低限は必要
ガス→家がなくいらない   薪を利用することもできる
風呂→たまに銭湯?     風呂→薪で焚くこともできる
冠婚葬祭費→支出なし   冠婚葬祭費→付き合わない
稼がないと生きれない    自給野菜を作ることが仕事

 


農協はいろんな事業をしている


小売業
ガソリンスタンド
預貯金(銀行業)
火災保険、生命保険、自動車保険
旅行代理業
通信販売(あらゆるもの)
お墓の販売

新聞事業(農業新聞)
出版事業(家の光等)

介護事業
葬祭事業

各種農業資材
肥料と農薬
農機具の整備と販売

農作業ヘルパー(農作業引き受け)


 まさに墓場までの総事業

 田舎の集落ではほとんどの家が農協組合員である。農協の回覧板がまわってくるし、農協の広報誌も毎月配られてくる。

 企業は普通、それぞれのスペシャリスト企業であり、農協のように多角経営している企業はほとんどないと思う。それなのに、公認会計士の監査が入らない。このことが毎年問題になっているが、なぜか改革は進まない。

 政府の規制改革会議は「農協における監査については、第三者性、独立性を確保する観点から、現在行われている中央会の監査ではなく、公認会計士の監査の導入が必要」とした。

 この問題ではJA全中が「監査と指導の一体性が損なわれる」として公認会計士による監査の導入を批判。若林農相も反対の考えを鮮明にし、自民党内にも反対論が出ていた。

 JA全中は、公認会計士の導入が外れたことについて、「行政や自民党の理解をいただき、中央会監査と経営指導の一体性が損なわれることなく、総合的な指導事業の発揮が保持できると安堵している。
 ただ、同会議が「問題意識」として「中央会監査でなく、公認会計士監査が必要」との記述を残したことに、「多くの方に理解をしてもらった中で残念だ」と懸念を示した。(農業新聞、平成19年12月20日)

 
 農家滅んで農協栄える



 0810100028.jpg 0810100025.jpg

 昨日書いたルバーブ(ジャム専用)の画像です。茎(葉は使えない)を小口切りし、茎の目方の半分の砂糖を加え、弱火で20分ほどことこと煮ると、おいしいルバーブのジャムの出来上がり。イチゴよりはるかに量がたくさんとれる。
(1)収穫期は
5月、6月。夏場は成長が止まり、10月、11月とまた出荷できる。
(2)株がない場合は種からスタートする。
(3)株分けが簡単。秋に株分けすると春にはもう収穫できる。
(4)フキ(山菜)と同じく、排水のよい半日陰を好む。
(5)土が合わないと枯れることが多い。
(6)120幅、株間60センチ。4株あればかなり収穫できる。

0810100022.jpg 

 今日のニワトリ。夕方、ムラサキイモのくず、サトイモの親芋とくず芋、春ジャガイモのくずを投げ込んだ。
 トリ小屋は野菜くずの捨て場。
 

0810100038.jpg

(今日の夕飯)
サトイモの煮物・・・アゲ、野菜天
サラダ・・・レタス、キュウリ、イタリアンパセリ、ディル
刺し身・・・ボラ


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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