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あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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特色のない農業が特色

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  稲刈りは行かなかったが、籾摺りの手伝いに行った。120アール分の籾摺り(籾殻を取り除いて玄米にする作業)だったが、午前9時~午後5時頃まで1日かかった。
 
 大型農具と大型倉庫。義父は稲作にかなりの投資をしてきている。高度成長といういい時代だったから、これだけの農具が揃えれたのだと思う。
 
 しかしもう80才が近い。数年前から近くに住む会社員の長男夫妻が日曜百姓で主体になってするようになった。
 
 このあたりの土地は肥沃で、10アールあたり10俵ほど収穫できるようだが、今は1俵が12000~13000円ほど。1俵が12000円なら、10アールで10俵取れても12万円。120アールだと144万円。1俵が13000円なら156万円。
 ここから、大型農具と大型倉庫の減価償却費、その年の肥料代、その年の農薬や除草剤の代金、燃料代等を差し引くと、手元に残る金額は少ない。
  
  

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 画像は倉庫と家の前で作っている家庭菜園。野菜だけなら、稲作のような農具も倉庫もいらない。

 

  自分の農業は特定の専門作物を持たず、ハウスを持たず、大きな農具も持たず、旬の野菜を年間で30種類ほど作っている。

 技術をあまり追求せず・・・
 
 特定作物には農薬を使い・・・
 
 化学肥料も年間に1袋ほど使い・・・
 
 黒マルチも結構使っている・・・

 これといって特色のない農業・・・
 
 環境にはこだわっているつもりだが・・・
 
 かなり中途半端な農業・・・

 こういうやり方が自分に最も適していると思う。

 
 
 完全無農薬、完全無化学肥料だと、
 
 農業者のリスクが大きすぎると思うし
 
 農業者の身体的負担が大きくなるし
 
 トータルな安全性の中でこの2点を考えた方がいいし
 
 人には、あまり勧めたくないし
 
 この農法で収入になっている人はごく少ないし
 
 この農法に囚われると、農法が進歩しないと思うし
 
 この農法はアイガモ農法と同じで広がらないと思うし
 
 現に家庭菜園で採用している人はごく少ないと思う

 

 農法より売り方にこだわっている。 
 
 寸法や外観の揃わない野菜は農協や市場には相手にしてもらえない。直接、顧客に売るしかない。
 
 直接売るということは固定客になってもらうということ。
 
 誰が食べるか分からない農協や市場出荷と違って、固定客だと作りがいもある。
 
 業務用でも家庭用でも、長く続けてもらうことは難しいが、「どんな野菜でも出荷できる」というのは大きなメリットである。少々外観が悪かったり、出荷からあぶれた野菜でも、単価をつけずに送れば相手にはサービス品になる。
 
 生産者にも消費者にも「直接販売」のメリットは大きい。
 
 ただ、お互いに出会うチャンスが少ない。消費者の方から探すのは難しいので、生産者が積極的に探すしかない。電話営業や引き売り、知人や友人に依頼、リビング新聞に広告等、いろんな種類の営業をすれば出会えるし、口コミの紹介も多い。

  

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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