あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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オオカミは益獣だった

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 8月21日に蒔いたニンジンが収穫期に入った。たった67日でこれくらいの大きさになった。雨が適度に降って生育条件が良かったのかも知れない。発芽した当初は糸のようにか細いが、作物の生育はたくましい。
 
 ニンジンはイノシシの大好物のはずだが、まだやられたことはない。電柵はサツマイモだけで、ニンジン、ジャガイモ、ナンキンの3種類に電柵はしていないが、まだ被害はない。これはとてもありがたい。しかし将来はわからない。

 4月上旬に蒔く春夏作のニンジンはあまり太らないが、8月のお盆後に蒔く秋冬作のニンジンは良いのができる。これから翌年の2月末まで少しずつ出荷し、2月末には残り全部を掘りあげて、春の耕運の邪魔にならないところに埋めておくと、4月の桜が咲く頃まで食べれる。


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 ヒヨコを導入してから、来年の5月26日で満4年が来る。4年飼ったら新たにヒヨコを導入してきた。つまり今のニワトリを全部淘汰する時期が来た。しかしこの一群のニワトリはとても元気で、ヒヨコの時からまだ1羽しか死んでいない。厳密に言えば客死したオンドリを含めて2羽であるが、この鶏舎で死んだのはまだ1羽である。
 導入したのは、
※メンドリ・・・30羽
※オンドリ・・・2羽
 
※おまけ・・・・メンドリ1羽
 合計33羽-2羽=31羽。つまりまだ31羽も残っている。普通ならもう25羽くらいに減っているはずだが、「自然死」もないし「いじめ(突付き)死」もない。だから、来年の春に淘汰するのをちょっと躊躇している。1年先延ばしして、未踏の5年目突入も視野に入れているが、それは来年3月中旬頃までの「産卵率」にかかっている。すでに産卵率はかなり落ちているが、それでも食べ量には十分過ぎるほどある。厳寒期にもこの状態をキープして少しずつでも産み続けるようなら、もう1年飼おうと思うが、今以上に産まなくなったら淘汰するつもり。
 
 田んぼのくず野菜のリサイクルが目的といっても、やはり、卵もある程度産んでもらわないと、購入エサやコゴメの「ただ食い」になる。
 
 ただ、この羽数では自分で絞めるには数が多すぎる。最後まで自分の手にかける、または肉にして食べるというのが正しいニワトリの飼い方であるが、肉はすでにしわくなりすぎて、ダシくらいにしか使えない。10羽ずつ3回に分けて絞める(出刃包丁で首を切る)エネルギーも、今はまだ湧いてこない。

 
   
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 ジャムにするルバーブ。香りがするわけではないが、ルバーブは「ハーブ」に分類されている。何となく「フキ」に葉や茎が似ているが、フキより茎がかなり太く、1株からたくさんの茎が出る。太い茎なら4本もあればクリープの瓶がいっぱいになるくらいのジャムができる。
 
 小口切りして、ルバーブの重さの半分の砂糖を加え、弱火で20~25分ほど煮ると、酸味のあるおいしいルバーブのジャムの出来上がり。
 
 強さと弱さが共存するハーブである。土地が気に入れば5月~11月末頃まで収穫できるが、茎葉が良く伸長するのは、4月下旬~6月中旬と、10月中旬~11月中旬で、夏場は成長が止まったようになっている。
 
 土地が合わなければ枯れることも多い。 4株しかないが、かなり出荷できる。
 
 株分けが簡単で、株分け時期は秋冬の収穫が終わる11月下旬頃か、3月上旬頃。


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  久しぶりに液肥を使った。ここはニンニク予定地。120個ほどしか植えないが、これもワンパックの必須(個人客だけ毎回1個入れる)作物。
 液肥を散布した後、井戸水をポンプアップして薄めた。

  
 
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 柿の葉が舞い落ちる頃、当地でも紅葉が始まる。来月の中旬頃には紅葉を求めて県北にドライブするのを楽しみにしている。車はこの農業用軽四しかないので、どこへ行くのもこの車。
 道すがらの谷川沿いに車を止めて、アンパンや缶コーヒー、コンビニ弁当を食べながら、しばしの間、ぼう~っとするのが無上の楽しみ。


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 今年はミカンが裏年らしい。それと関係があるのかどうか知らないが、今年のユズは去年に比べて大幅に少ない。去年の3分の1も成っていない。それでも「ユズ茶」は十分飲める。ユズを半分に切り、ちょっとしぼって、熱湯を注げば出来上がり。
 「ユズ茶とふかし芋」は長い夜の友達。



「オオカミの護府」 地域の風習記録映画賞で優秀賞


 ニホンオオカミは1905年、奈良県で捕獲されたのを最後に姿を消した。その後も目撃情報はあるが公式確認はなく、絶滅したとされている。
 食物連鎖のトップにいたオオカミはシカやイノシシを餌とし、農業にとっては益獣だった。

 オオカミは農作物を守り、家と村を守ってくれる・・・

 オオカミ信仰は山への感謝の表現であった・・・

 下流の農民が、水と肥沃な土をもたらしてくれる源流の山に対する思いを映像にした・・・

 絶滅の原因は狂犬病の流行と、病気のために凶暴になって家畜や人を襲ったためとも言われる・・・

 獣害防止のため、もう一度、森にオオカミを放とうと提案している学者らもいる・・・(以上、農業新聞10月28日)

  おとぎ話の「赤ずきんちゃん」で、オオカミは害獣と思い込んでいたが、自分の認識不足だった。近世以前の世界では、民間信仰の対象だったとは・・・。
 
 オオカミはシカやイノシシを餌とし、農業にとっては益獣だったという言葉は、コペルニクス的衝撃だった。


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(今日の夕飯)
オムレツ
レタス
サトイモと豚肉の煮物


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  • 2013/03/14(木) 23:08:02 |
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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