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あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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各国の農業支援

 今日はアメリカの選挙にくぎ付けになった。「アメリカ選挙」とグーグルで検索しながら見た。
 
 オバマさんがヒラリークリントンさんに勝つとは思わなかった。

 黒人は合衆国の人口の12%らしいが、よく大統領選に勝てたと思う。 

 とにかく、オバマさんが勝ってうれしい。その感想の中に、
『チェンジという言葉を信じることができるアメリカ国民がうらやましい。それに対して夢も希望も変化もない日本という国にはもううんざり。アメリカの51番目の州にしてくれないかなあ』というのがあった。自分も同感である。アメリカでなく中国の1省になるのもよい。ボクはアメリカと同じくらい中国が好き。ギョウザに端を発してメラミン混入といろいろ出てくるが、中国が盲目的に好きである。

 

 稲秋が終わり、何人かの人が「ニワトリにやられえ」と言って、コゴメを持ってきてくれた。ありがたい。そして、自分がニワトリを飼っているということをずっと覚えてくれていることがうれしい。こんな時、やっぱりニワトリを飼い続けようと思う。
 ニワトリは、クズ野菜、変形野菜、少し古くなった野菜等、全部食べてくれる。加えて、糞と卵と肉を供給してくれる。牛や豚は許可なく自分で肉にすることはできないが、ニワトリは、自分で絞める勇気を出せば肉にすることができる。糞しか出ない牛や豚に比べて、ニワトリの方がはるかに優れている。しかも小さくて扱い安い。
 動ける自由な空間で飼うなら、鳥インフルエンザはあまり恐れなくてもいいと思う。



山で最後を迎えたい ある夫婦の桃源郷
 

 赤松の林に包まれた一軒家で老夫婦が暮らしている。電気も、電話も、水道もない。その代わり飛び切り良い風が吹いて、木々の葉がそよぐ。夫婦は畑を耕し野菜を作り・・・「山で最後を迎えたい ある夫婦の桃源郷」が日本放送文化大賞グランプリに輝いた。岩国市の山中に暮らした田中寅夫さん夫婦を17年間も追いかけた労作だ。
 高度経済成長期、47歳の時に娘たちの将来を考え大阪に出たが、還暦を過ぎ「自分らしく生きたい」と戻った。
 田中さんの原点は農業だった。耕すことが生きることだったのだと思う。
 でも、なかなかできる話ではない。今は生まれ育った所で死ねない時代である。(農業新聞11月5日)
 
 確かにそう思う。山村は働く場所がない。生きるために地方都市へ、又は都会へ出て行かなければならない時代である。



各国の農業支援
 

 全国農協青年組織の竹村会長は、飼料・燃油価格の高騰と農産物価格の低迷で、「酪農家が3年間で2割近く廃業した。稲作は半分以上が赤字、野菜や果物の農家も過去10年で戸数が6割に減った。約300万人と言われる農家は10年後には半分になりかねない」と訴えた。各国の農業支援の実態について「米国では約50%、フランスでは約80%、スイスの山間部では100%ほどの支援がある」と指摘した。
 「日本の政策支援は農家所得の1割程度」と、国の一層の支援を訴えた。(農業新聞11月5日)
 つまり米国では所得の50%、フランスでは80%、スイスでは100%の支援があるらしいが、実際にどういう形の支援かは書かれていなかった。

 自分はこういった農業支援には「はっきり反対」である。特定の農業者しか支援されないからである。例えば自分のように、農協とはほとんど関係なく農業をしている者にとって、支援はゼロである。
 確かに小規模農家で自給率向上にはほとんど寄与していない。しかし40アールの田畑周辺の生物多様性や農の風景をきっちり守っている。産地の大規模農家は生物多様性を破壊しているのではなかろうか。それでも支援があるのはこんな農家だけである。
 自論を繰り返すが、特定の認定農家を支援しても、現状は何ら変わらない。支援するなら「自給自足型農業支援
 」をした方がよい。一見、自給率の向上に何の貢献もしないように見えるが、
(1)こういう形の農業なら誰でもできる。
(2)周囲の生物多様性を守る。
(3)こういう農業こそ農業の喜びがある。
(4)次の代へ農業の一般的技術を伝えることができる。認定農家等の技術は、誰もが引き継げる技術とはならない。
 
 自給自足型農業支援として、就農を希望するロストジェネレーション世代に一律、年60万円×5年間=300万円を支援した方が、日本の農業に展望が開ける。
 政府や農協の政策支援は、淘汰されるべき農業が生き残り、自分がしているような守られなければならない農業には1円の支援もない。別に支援してもらおうとは全く思わないが、進めようとしている多くの補助金は無駄になるだろう。



櫛池地区農業振興会(新潟県 上越市)


設立・・・2006年9月
構成戸数・・・12集落 261戸 人口863人
地区面積・・・2320ヘクタール
中山間地等直接支払制度・年間4000万円の交付金。
事務局長、事務職員の3人が常駐し、交付金申請などの事務作業を担う。
 
 櫛池地区は同市清里区の山間部に位置し、人口は863人。標高150~450メートル地点に棚田が広がる。
 きっかけは2005年に始まった中山間地域等直接支払制度の第2期対策だ。移行に伴い、制度の受給条件が激しくなった。農業用水の共同管理などの取り組みだけでは年間4000万円の交付金の2割がカットされ、3200万円になる。だが、12集落を一つにまとめれば全額受給が可能になるため、同年9月に清里区中山間地域等特別支払集落協定協議会を発足させた。
 ○○代表は「集落の枠を超えて農地と暮らしを守るには、みんなで話し合いを重ねることだ。困っている地域の参考になればうれしい」と話す。(農業新聞11月5日)

   たとえばこの4000万円が、地区の人ではなく、この地に移住して自給自足的な農業をしたい人のために使われたらどうだろう。4000万÷60万円=66人。 12集落 261戸 863人の棚田集落に、66人もの「若き集落支援員(新風を吹き込む自給自足型農業者)」を送り込むことができる。
 あなたは、どちらの支援策がいいと思われますか。

 

0811050009.jpg

(今日の夕飯)
ナスビとニンジンの煮物
レタス・・・イタリアンパセリ
赤魚

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  • 2009/08/19(水) 18:02:40 |
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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