あめんぼ通信2008

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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本とブログの違い

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34才の時はまだ想像もしなかった「農への道」だった。突然ひらめいて2年後に転身したが、40年間もサラリーマンを続けるより、変化があってよかったかなと今頃は思う。人の行く裏に道あり、裏街道に花が咲く、という言葉もある。誰もしなくなった農業だからこそ、転身して始めて見えてきたものもある。
 
 農業に転身したから、今のブログがある。サラリーマンをしていたらネタが続かないと思う。
 
 本では伝えれない、ブログだから伝えれることもある。画像もその一つである。

 ブログは生活に緊張感をもたらしてくれる。もちろん、家族のことなど顧みずブログのことばかり考えている。

 井戸水のように、使えば使うほど、言葉も出てくると気づいた。

 2~3日、溜め込んで、練って、やっと言葉を発するよりも、毎日少しずつでも発した方が「かたまらなくて」よい。

 まるで試験のように、深夜12時頃までという制限時間があるのがよい。

 2~3日に1度更新していたのでは、朝、昼、晩の食事のように、習慣化できず、かえってリズムが狂う。

 ゆっくり、ていねいより、逆にスピードを上げた方が、力が抜けてスムーズに書けることがある。

 ブログはいつも、自分の気持ちを自分以外のことに仕向けてくれる。それがよい。自分を見ていたら落ち込んでしまう。関心を外へ外へと向けさせてくれるのでノイローゼ(ウツ)にならなくてよい。そういう傾向が強いから。

 ブログに出会えていなかったら、4冊目に賭けた「商業出版」
 が挫折してからは、書けなくなっていたと思う。ブログのおかげで、現在も書くことができている。

 本にしようとすると、書いたものをまとめる時に激しく「かたまって」しまうが、ブログはそれがない。

 新聞で見て、たまたま手にした、清水良典さんの「自分づくりの文章術(ちくま新書、700円)」。この本は自分に100倍の勇気を与えてくれた。その中でも特に勇気を与えてくれた言葉は、
 『文章の体裁を整えて、とにかく「完成」することが、必ずしも本望を十全に果たしたものとは限らない。むしろその逆である場合が多いといっても間違いではない。つまり、「完成」とは、形式的な統一性や論旨の整合性を獲得するのと引き換えに、もともとたくさん含まれていたアイデアの可能性を削ってしまった結果でもあるのだ。結果としての「完成」作品とは別に、未来の開花を予感させる種子や蕾がノートには眠っている。それもまた単独でかけがえのない生命を持った文章なのである。
 最初から断片やメモの状態に踏みとどまることを目指して書かれる文章だってある。いわゆる「アフォリズム」や「断章」と呼ばれる形式である。』

 ブログは完成した本(自分の場合、小冊子)以上の、アイデアや種子や蕾を書きしるすことができる。

 本は体系的な表現方法であり、ブログは断面を切り取った表現方法である。つまり比較はできない媒体である。農業を伝えるには、本よりブログの方が優れた形式ではないかと、最近感じている。

     
     

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  出血は止まり、患部は乾いてきた。ニワトリは「尻つつき」が多く、はらわた(内臓)が引っ張り出されるくらい、突付かれることもあるらしいが、我が家の場合、青菜が足りているせいか、尻つつきは全くなく、頭つつきである。
 
 傷をしているので、逃げたりしない。昨日入れた「ご飯」や「ふかし芋」はまだ食べていなかったが、水はよく飲んでいた。今日は少し青菜を補充した。
 
 この入れ物では「狭い」と思えるかも知れないが、ケージだと、この半分の大きさだから、もっと狭い所へ閉じ込められている。

 今日の農業新聞に、沖縄で「ニューカッスル病」が発生と書いてあった。鳥インフルエンザが発生するまでは、ニューカッスル病がニワトリの病気としては最も恐れられていた。

 今の自分は、ニューカッスル病も鳥インフルエンザもあまり恐れていない。自分のような飼い方だと抵抗性がかなりあると思っている。太陽と青菜で追い払ってくれると思う。

 もちろん、万が一そういう事態になっても、より赤裸々に状況を公開し続けるだろう。こんなにニワトリをアップしているのに隠しようがない。

 
 

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 植物なのに、たった半年ほどで「木」のようになる植物がある。
(1)ナスビ
(2)ピーマン
(3)オクラ
(4)青シソ
(5)スイートバジル
 この5種類は焼いて片付けている。青シソ以外は2月末頃に焼いている。よく乾燥しないと燃えにくい。だから、画像のスイートバジルを片付けるのも2月末頃になる。

 

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 エンドウ類の生育姿をみると、冬をしのいで春を待つ希望を感じる。同じような冬越し野菜としてタマネギや春キャベツもあるが、なぜかエンドウ類だけにそんな感情が湧く。
 秋冬野菜も冬を越して来年の2月末まで田んぼにあるが、2月末で終わるので、冬越し野菜とは呼ばない。
 
 4月末頃に食べれる初物のエンドウを味噌汁に浮かべる喜びは格別である。
 エンドウ・・・・・・・・・・10メートル
 スナップエンドウ・・・10メートル
 グリンピース・・・・・・・10メートル
 ソラマメ・・・・・・・・・・・15メートル
 これだけしか作っていない。
 5月の野菜は、
①早生タマネギ ②エンドウ ③スナップエンドウ ④グリンピース ⑤ソラマメ ⑥春レタス ⑦春キャベツ ⑧フキ(山菜) ⑨ルバーブ(ジャム) ⑩ネギ・ニラ ⑪コマツナ(もしくはチンゲンサイ) ⑫ハーブティ用ハーブ



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 ダイコンの右側のカブが消え、キャベツの右側のハクサイも残りは出荷できそうにない。
 
 カブを食べつくすと、ダイコンサルハムシは今度はダイコンに集まってくる。しかし寒くなってダイコンはもうそれほど成長しないので、少々、葉を食べられても問題はない。カブが結果的に「おとり作物」の役割をしてくれた。
 
 この状態では、来年も必ずダイコンサルハムシが大挙してやってくる。
(1)アブラナ科野菜という「エサ」の作付をこれ以上増やさない。
(2)田んぼを2~3枚離して輪作しても効果はない。
(3)ディプテレックスという粉剤を9月末までに薄く2回使う。密度が高い時は、発芽と同時にやられてしまうので、発芽日にはダイコンサルハムシの状態を朝、昼、晩とチェックする。
(4)ハクサイの今年の失敗は、すでに結球を始めていたので粉剤を使わなかったことによる。
(5)来年もカブに「おとり」になってもらおう。
(6)農薬以外の防除法も続けて考えている。

 

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 何箇所か、ホウレンソウの葉を食われている。イノシシの仕業かもしれない。12月9日の山陽新聞に「猫も草を食べる」と書いてあった。
 『猫は人間と違って、ビタミンCを食事から取らなくても、腸内で微生物が生産してくれるため、不足することはありません。何しろ植物を食べても、猫にはそれを消化してくれる微生物が腸の中にいないため、栄養的にまるで意味がないのです。猫が草を食べる理由は嗜好ではないかと考えています』
 イノシシもホウレンソウを嗜好品として食べるのかも知れない。シュウ酸の多い作物なのに。イノシシは草食動物のように見えるが、死んだイノシシを共食いしたりするので、肉食動物でもある。
  
     
 
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(今日の夕飯)
ダイコンの煮物・・・シイタケと揚げ豆腐
ホウレンソウのおひたし
朝の味噌汁の残り


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応援してます

ひょんなきっかけで、それ以降毎日訪問させていただいております。
小生埼玉でちょっと広めの家庭菜園を楽しんでいるものです。
以前よりプロの農家の作物の作り方を紹介したサイトはないだろうかと探していました。貴ブログの「田んぼ訪問」を発見し、それ以降はまっております。
文章も読み易く、ご自分の現況を赤裸々に書かれているところなど、ブログとしての完成度が非常に高いと思います。
確かに私のように本業がサラリーマンですと、毎日人様に発表できる内容などありませんので、貴殿の生活に憧れを感じます。
これからも末永く訪問させてください。
取り急ぎ、いつもROMだけでは失礼かと思いコメントさせていただきました。

  • 2008/12/13(土) 10:51:15 |
  • URL |
  • P輔 #-
  • [編集]

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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